61 / 66
60 ギルド長と海竜
しおりを挟む海竜と別れてから冒険者ギルドに行き受付でなぜ海竜が暴れているのか説明をしたらギルド長室に連れていかれもう一度説明させられた。
説明する上で全言語理解を言語理解として説明した。
その後海竜の元に複数人の冒険者とギルド長で海竜の下に行く。
「おー?なんの集まりだー?それにさっきのボウズじゃねーか?」
「あ、さっきはありがとうございました」
昼前に酒場で海竜を説明してくれた大柄な冒険者だ。
「えっと今更ですけどなんて呼んだらいいですか?」
「あれ?まだ名乗ってなかったか俺はガドルフ、牙狼のリーダーをやってる」
「俺はレンて言いますこっちのハクと一緒に冒険してます」
「んでこの集まりはなんだ?」
ガドルフに酒場で別れた後海竜の所へ行き話をして今からまた海竜と話をする事になったことを伝えた。
「レンは海竜の言ってることが理解できるのか?」
「ええ言語理解を持ってましたから」
この後ギルド長と俺とガドルフ、それに6人ほどの冒険者が集まり海竜の下へ向かった。
「海竜ーー!いるかー?」
ギャィァアアア!
俺が呼びかけると海竜は大きな声と水しぶきを上げながら海から顔を出す。
大きな声に連れてきたギルド長とガドルフ以外は怯えている。
「海竜!この方がギルド長の、えーと名前なんでしたっけ」
「スアシだ」
「ギルド長のスアシさんだよ」
「ギルド長のスアシだ、私がなんと喋っているか理解できますかな?」
『理解できる』
「理解できるそうですよ」
「それはよかった。」
この後俺は通訳として海竜とギルド長の会話の架け橋をした。
その後にギルド長は領主邸に行き領主と話をして海底遺跡の探索をクエストボードに領主依頼として張り出し王都にも海底遺跡のことを連絡して冒険者を呼ぶらしい。
港町だからこそなのか多少高価ではあるけど海の中で息をしばらくしなくてもいいようなアイテムがあるらしい。
俺もそのアイテムを真似て息が続くようなのを作ってみるかな。
結局海竜の事は夜まで続いて明日に海底遺跡でも行く事をギルド長に伝えると明日の朝までに依頼書を作るから朝にもう一度きて欲しいと言われたので朝にまた来ることにした。
宿に帰ってからすぐさま海で使えそうなアイテムを作っていく。ハク達は連れていかないので1人分だけ作り晩御飯は食べずに寝てしまった。
59
お気に入りに追加
2,666
あなたにおすすめの小説

~クラス召喚~ 経験豊富な俺は1人で歩みます
無味無臭
ファンタジー
久しぶりに異世界転生を体験した。だけど周りはビギナーばかり。これでは俺が巻き込まれて死んでしまう。自称プロフェッショナルな俺はそれがイヤで他の奴と離れて生活を送る事にした。天使には魔王を討伐しろ言われたけど、それは面倒なので止めておきます。私はゆっくりのんびり異世界生活を送りたいのです。たまには自分の好きな人生をお願いします。

前世で魔神だった男、嫁と再会して旅をします。
明石 清志郎
ファンタジー
高校二年生の神山周平は中学三年の卒業後幼馴染が失踪、失意のままに日常を過ごしていた。
ある日親友との会話が終わり教室に戻るとクラスメイトごと異世界へと召喚される。
何がなんだかわからず異世界に行かされた戸惑う勇者達……そんな中全員に能力が与えられ自身の能力を確認するととある事実に驚愕する。
な、なんじゃこりゃ~
他のクラスメイトとは異質の能力、そして夢で見る変な記憶……
困惑しながら毎日を過ごし迷宮へと入る。
そこでクラスメイトの手で罠に落ちるがその時記憶が蘇り自身の目的を思い出す。
こんなとこで勇者してる暇はないわ~
クラスメイトと別れ旅に出た。
かつての嫁や仲間と再会、世界を変えていく。
恐れながら第11回ファンタジー大賞応募してみました。
よろしければ応援よろしくお願いします。

伯爵家の三男は冒険者を目指す!
おとうふ
ファンタジー
2024年8月、更新再開しました!
佐藤良太はとある高校に通う極普通の高校生である。いつものように彼女の伶奈と一緒に歩いて下校していたところ、信号無視のトラックが猛スピードで突っ込んで来るのが見えた。良太は咄嗟に彼女を突き飛ばしたが、彼は迫り来るトラックを前に為すすべも無く、あっけなくこの世を去った。
彼が最後に見たものは、驚愕した表情で自分を見る彼女と、完全にキメているとしか思えない、トラックの運転手の異常な目だった...
(...伶奈、ごめん...)
異世界に転生した良太は、とりあえず父の勧める通りに冒険者を目指すこととなる。学校での出会いや、地球では体験したことのない様々な出来事が彼を待っている。
初めて投稿する作品ですので、温かい目で見ていただければ幸いです。
誤字・脱字やおかしな表現や展開など、指摘があれば遠慮なくお願い致します。
1話1話はとても短くなっていますので、サクサク読めるかなと思います。

異世界で生きていく。
モネ
ファンタジー
目が覚めたら異世界。
素敵な女神様と出会い、魔力があったから選ばれた主人公。
魔法と調合スキルを使って成長していく。
小さな可愛い生き物と旅をしながら新しい世界で生きていく。
旅の中で出会う人々、訪れる土地で色々な経験をしていく。
3/8申し訳ありません。
章の編集をしました。

異世界でのんびり暮らしたい!?
日向墨虎
ファンタジー
前世は孫もいるおばちゃんが剣と魔法の異世界に転生した。しかも男の子。侯爵家の三男として成長していく。家族や周りの人たちが大好きでとても大切に思っている。家族も彼を溺愛している。なんにでも興味を持ち、改造したり創造したり、貴族社会の陰謀や事件に巻き込まれたりとやたらと忙しい。学校で仲間ができたり、冒険したりと本人はゆっくり暮らしたいのに・・・無理なのかなぁ?

暗殺者から始まる異世界満喫生活
暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。
流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。
しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。
同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。
ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。
新たな生活は異世界を満喫したい。

転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。

アラヒフおばさんのゆるゆる異世界生活
ゼウママ
ファンタジー
50歳目前、突然異世界生活が始まる事に。原因は良く聞く神様のミス。私の身にこんな事が起こるなんて…。
「ごめんなさい!もう戻る事も出来ないから、この世界で楽しく過ごして下さい。」と、言われたのでゆっくり生活をする事にした。
現役看護婦の私のゆっくりとしたどたばた異世界生活が始まった。
ゆっくり更新です。はじめての投稿です。
誤字、脱字等有りましたらご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる