59 / 66
58 港町の冒険者ギルド
しおりを挟む「毎度ありー!」
昨日の魚料理美味かったなー!
『帰るまでに沢山魚買ってインベントリに入れとけばいつでも食べれますねマスター』
そうだな、沢山買っておくかな
昨日のギョギョで食べた夕飯の刺身や煮付けはとても美味しかった。
それに醤油がある事に驚いた。
女将さんに何処で売ってるか聞いて今購入してきたところだ。
探せば米もあるかもしれないから海鮮丼なんかも食べたい。
「港町の冒険者ギルドにでも行ってみるか」
ナビーさんいつものお願いします!
『了解しました。とりあえず西に向かって進んでください…』
建物はカゼリアの街と同じくらいの大きさで看板に斧と剣が交差されているから建物が見える距離まで行くと冒険者ギルドだと直ぐに気づけた。
「あー王都のギルドも行けばよかったな」
と思いつつギルドの扉は開けてあるので入っていく。
とりあえずクエストボードでも見に行くか。
昼だからかあんまり人はいない。
クエスト
アイアンクラブの討伐
難易度
C
内容
アイアンクラブを討伐しギルドに右ハサミを討伐証明部位として持ってくる
成功報酬
1匹につき銀貨1枚
失敗罰金額
大銅貨1枚
依頼成功期間
1週間
依頼人
冒険者ギルド
採取(×)討伐(○)人手募集(×)
護衛(×)捕縛(×)
アイアンクラブね、鉄のカニとか?。
『鉄の様な硬さのハサミを持ったカニのことで港町での基本的な稼ぎ方ですよマスター』
ナビーと話していると一際目立つ依頼書がある事に気づく。
クエスト
海竜の討伐!
難易度
A
内容
最近海でなぜだか暴れている海竜の討伐、もしくは説得し暴れない様にする事。
成功報酬
金貨1枚
失敗罰金額
なし
依頼成功期間
できるだけはやく!
依頼人
領主
採取(×)討伐(○)人手募集(×)
護衛(×)捕縛(×)
「海竜の討伐?」
「ああ、最近海に現れて暴れているらしいぜ」
口に出ていたのか後ろを通りかかった大柄な冒険者に声をかけられた。
「興味あるのか?説明くらいならしてやるぜ」
「えっとお願いします」
「じゃああっちで話そうぜ。成功報酬の受け取りはドウ頼んだぜ」
「わかった」
酒場の方を指したので酒場へ向かう。後ろからドウと呼ばれた仲間に成功報酬の受け取りを頼んだみたいだ。
この人はリーダーかなんかなのかな?
「それで海竜のことが知りたいんだっけか?」
「昨日ここの港町に来たのでなにも知らなくて」
「そうかそうかなら説明してやるぜ。って言っても俺も詳しくは知らないんだけどな」
「それでも構いません!」
「そう言ってくれると助かるぜ。話なんだけどよう1週間前ほどにそこそこ大きな地震があってなそれから直ぐに海竜が暴れる様になったんだよ」
地震か…。
ナビー最近ここの辺りで地震があったのは本当か?
『本当のようですよマスター』
「だからよ俺達はその地震に何か関係あるって思ってるわけだ、まあこれくらいしか知らないんだよな。」
「いえいえ面白いこと知れたので良かったです!ありがとうございました。」
席から立ち俺達はギルドを後にした。
56
お気に入りに追加
2,666
あなたにおすすめの小説

~クラス召喚~ 経験豊富な俺は1人で歩みます
無味無臭
ファンタジー
久しぶりに異世界転生を体験した。だけど周りはビギナーばかり。これでは俺が巻き込まれて死んでしまう。自称プロフェッショナルな俺はそれがイヤで他の奴と離れて生活を送る事にした。天使には魔王を討伐しろ言われたけど、それは面倒なので止めておきます。私はゆっくりのんびり異世界生活を送りたいのです。たまには自分の好きな人生をお願いします。

前世で魔神だった男、嫁と再会して旅をします。
明石 清志郎
ファンタジー
高校二年生の神山周平は中学三年の卒業後幼馴染が失踪、失意のままに日常を過ごしていた。
ある日親友との会話が終わり教室に戻るとクラスメイトごと異世界へと召喚される。
何がなんだかわからず異世界に行かされた戸惑う勇者達……そんな中全員に能力が与えられ自身の能力を確認するととある事実に驚愕する。
な、なんじゃこりゃ~
他のクラスメイトとは異質の能力、そして夢で見る変な記憶……
困惑しながら毎日を過ごし迷宮へと入る。
そこでクラスメイトの手で罠に落ちるがその時記憶が蘇り自身の目的を思い出す。
こんなとこで勇者してる暇はないわ~
クラスメイトと別れ旅に出た。
かつての嫁や仲間と再会、世界を変えていく。
恐れながら第11回ファンタジー大賞応募してみました。
よろしければ応援よろしくお願いします。

伯爵家の三男は冒険者を目指す!
おとうふ
ファンタジー
2024年8月、更新再開しました!
佐藤良太はとある高校に通う極普通の高校生である。いつものように彼女の伶奈と一緒に歩いて下校していたところ、信号無視のトラックが猛スピードで突っ込んで来るのが見えた。良太は咄嗟に彼女を突き飛ばしたが、彼は迫り来るトラックを前に為すすべも無く、あっけなくこの世を去った。
彼が最後に見たものは、驚愕した表情で自分を見る彼女と、完全にキメているとしか思えない、トラックの運転手の異常な目だった...
(...伶奈、ごめん...)
異世界に転生した良太は、とりあえず父の勧める通りに冒険者を目指すこととなる。学校での出会いや、地球では体験したことのない様々な出来事が彼を待っている。
初めて投稿する作品ですので、温かい目で見ていただければ幸いです。
誤字・脱字やおかしな表現や展開など、指摘があれば遠慮なくお願い致します。
1話1話はとても短くなっていますので、サクサク読めるかなと思います。

異世界で生きていく。
モネ
ファンタジー
目が覚めたら異世界。
素敵な女神様と出会い、魔力があったから選ばれた主人公。
魔法と調合スキルを使って成長していく。
小さな可愛い生き物と旅をしながら新しい世界で生きていく。
旅の中で出会う人々、訪れる土地で色々な経験をしていく。
3/8申し訳ありません。
章の編集をしました。

異世界でのんびり暮らしたい!?
日向墨虎
ファンタジー
前世は孫もいるおばちゃんが剣と魔法の異世界に転生した。しかも男の子。侯爵家の三男として成長していく。家族や周りの人たちが大好きでとても大切に思っている。家族も彼を溺愛している。なんにでも興味を持ち、改造したり創造したり、貴族社会の陰謀や事件に巻き込まれたりとやたらと忙しい。学校で仲間ができたり、冒険したりと本人はゆっくり暮らしたいのに・・・無理なのかなぁ?

暗殺者から始まる異世界満喫生活
暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。
流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。
しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。
同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。
ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。
新たな生活は異世界を満喫したい。

転生チート薬師は巻き込まれやすいのか? ~スローライフと時々騒動~
志位斗 茂家波
ファンタジー
異世界転生という話は聞いたことがあるが、まさかそのような事を実際に経験するとは思わなかった。
けれども、よくあるチートとかで暴れるような事よりも、自由にかつのんびりと適当に過ごしたい。
そう思っていたけれども、そうはいかないのが現実である。
‥‥‥才能はあるのに、無駄遣いが多い、苦労人が増えやすいお話です。
「小説家になろう」でも公開中。興味があればそちらの方でもどうぞ。誤字は出来るだけ無いようにしたいですが、発見次第伝えていただければ幸いです。あと、案があればそれもある程度受け付けたいと思います。

アラヒフおばさんのゆるゆる異世界生活
ゼウママ
ファンタジー
50歳目前、突然異世界生活が始まる事に。原因は良く聞く神様のミス。私の身にこんな事が起こるなんて…。
「ごめんなさい!もう戻る事も出来ないから、この世界で楽しく過ごして下さい。」と、言われたのでゆっくり生活をする事にした。
現役看護婦の私のゆっくりとしたどたばた異世界生活が始まった。
ゆっくり更新です。はじめての投稿です。
誤字、脱字等有りましたらご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる