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55 海に行きたい
しおりを挟む決勝戦から数日がたった。
未だにユーマが急につよくなったのがよく分からない。
なんであの時鑑定かけなかったんだろう…。
「主ィ~海に行ってみたい!」
後悔しているとミーニャが海に行きたいと言い出してきた。
「急にどうしたんだ?」
「ここの女将さんに話を聞いたそうですよ。なんでもこの時期には美味しい魚が釣れるとかなんとかと」
後からやってきたリサが補足する。
「ミーニャは魚を釣りたいのか?」
「ううん、海を見てみたいの!」
たしか港町ってここから近いっけナビー
『ガーン王国を南に馬車で10日ほど行くと港町がありますよマスター』
「なら港町でもいくか?」
「いいの!行きたいよ!主ィ~!!」
俺は久しぶりに刺身でも食いたいなあー。
こっちに来てから魚なんて食べてないから楽しみだ。
「なら明日にでも出るか!馬車で10日ほどかかるから各自荷物の用意とリサは食料の買い込みを頼む。前に渡したマジックバックを使ってくれ!」
「かしこまりました!」
「海だあ!海だあ!楽しみだぁ!」
俺は女将さんに宿を明日出ることを伝えに行く。
「ってことなので明日には港町に向かうつもりです」
「そうかいそうかい!ならちょっと待ってね」
女将さんはちょっと待ってねと言って奥の部屋に入っていった。
しばらくすると女将さんが戻ってきて
「これを港町のギョギョっていう宿屋謙飯屋にこれを渡してくれないかい?」
「ええ、いいですけどなんですかこれ?」
「ギョギョはあたしの弟と弟の奥さんが経営してるんだよ。最近はあってないから久しぶりに手紙でもって思ったからね。渡してくれないかい?」
「そうなんですね、わかりました!絶対に届けますね!」
女将さんと別れた俺はラゴンとラースの所へ向かう。
「ってことで明日に出発するからな!10日ほどの旅になるから頑張ってくれな!」
ラゴンとラースは任せろという表情で声をあげた。
ラゴンとラースの2匹と別れた俺はインベントリにアイテムを全て突っ込んでがあるから用意しなくていいので夕飯まで王都を周り夕飯を食べて部屋に戻りしばらくしてから寝た。
「よし!皆準備いいな!それじゃあ港町に向けてレッツ」
「「「「ゴー!!」」」」
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