加護とスキルでチートな異世界生活

どど

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24 ハク

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ハクを連れてカゼリアの街の門に並んでいる。


「次の奴?おう!レンじゃーねか。今日もクエストか?てかその狼はどうしたんだよ?」

門で話しかけてきたのは、初めてカゼリアの街に来た時に対応してくれた門番のターボさんだ。

「ターボさん、お疲れ様です!この子はハクっていって今日のクエストの帰りに道端に居てご飯を上げたら懐いちゃって従魔として一緒にいるんです。」

っていう設定にしておいたのだ。

「そうなのか。従魔登録なら冒険者ギルドがしてくれるからこの仮登録の木札をもってけ。」

「ありがとうございます!では冒険者ギルドへ向かいますね!失礼します。」

ターボさんにそう伝えてから俺は冒険者ギルドへ戻って行った。

「シルバーウルフの群れの討伐してきました。これが討伐証明部位です。クエスト報酬貰えますか?。」

「あ、昨日の…今日も大量なの?」

なんか嫌がられてる?昨日沢山出したのが不味かったのかな?なら今日は討伐証明部位と残りのシルバーウルフの肉と毛皮と牙と爪だけ出すか。

「いえ、今日は少ないですよ?えっと…シルバーウルフの右耳が30とシルバーウルフの爪、牙、肉だけですね。」

「そ、そうですか。でしたらここへ出してもらえますか?」

言われたとおりに全て出した。

「はい。討伐証明部位の確認が済みましたのでクエスト成功報酬が大銀貨1枚です。爪、牙、肉は全部で銀貨3枚です。」

「はい、それで構いません。」

「ではこちらがその代金です。後ネネさんが呼んでいたのでそちらの方へ向かってください。」

「わかりました。そうします!」

ネネさんの所へ向かう。

「ネネさん体調の方大丈夫ですか?心配してたんですけど…」

「れ、レンさん!体調は良くなりましたから大丈夫ですよ!」

ネネさんの顔がすっごい赤くなっていく。

「顔が赤いですけど!本当に大丈夫なんですか!?熱でもあるんですか?」

俺はそう言いながらネネさんのおでこと俺のおでこを重ねる。

「ひゃ!ど、どうされたんですか!?」

「すっごい熱いですよ!すぐに休んでください!」

「だ、大丈夫ですよ!!元々こういう顔ですから!!心配して頂かなくて結構ですから!!」

なんか気に触る事しちゃったかな?

「あのすいません…そんなに怒らせるとは思ってなくて…」

「い、いえ…こちらこそ大きな声を出してしまって申し訳ございません。ですが本当に治ったので大丈夫です!」

「そうですか、よかったです。あ!あとこの子の従魔登録をしてもらいたいんですが、大丈夫ですか?。」

「大丈夫ですよこちらの紙に名前と種族名を書いて頂いて従魔と分かるようにしてもらえれば大丈夫です。」

「はい、書き終わりました。」

「ハクちゃんですね、よろしくお願いします」

「ワンっ!!」

「では先に失礼しますね。」

そうネネさんに告げてから俺は宿屋に向かった



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