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7皿目 海王魚のカルパッチョ
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「もうああいうのは二度と御免よ」
ガーデンの門を出たところで、リリアナが涙目で鼻をすする。
今日は依頼を受けていたわけではない。
美味しいものが食べられるならどこでもいいと言ったリリアナにも非はあった。
しかし……。
「虫だらけのエリアって、なによおぉぉぉっ!」
転送された途端にバッタ型の魔物の大群に襲われ、逃げることもできずに戦わなければならなかった。
いや、バッタならまだマシだ。
虫嫌いのリリアナにとっては言葉にするのもおぞましいアレやアイツまでいた。
ハリスは仕留めた獲物をいつものように調理しようと張り切っていたが、それを断固拒否して戻ってきたリリアナだ。
「……お腹すいた」
美味しいものが食べられる場所へとお願いしてあのエリアに転送されということは、あの昆虫どもは見た目を我慢して食べればとても美味なのだろう。
「いやいや、無理! 無理だからっ!」
リリアナはコハクをギュッと抱きしめて首をブンブン横に振る。
そんなリリアナの肩をポンと叩いたハリスが耳元で囁いた。
リリアナがパアッと顔を輝かせる。
「やった! 今度こそ食べまくるわっ!」
そしてやってきたのが、海エリアだ。
今度はきちんとハリスが【宝石貝の貝殻 宝石があれば尚よし】という依頼を引き受けてきてくれたのだ。
二枚貝の魔物である宝石貝は、ただのグレーの貝殻だと思いきや、内側がキラキラ輝く虹色になっている。これが女性が身に着ける装飾品の素材として需要が高い。
さらにレアドロップではあるが、貝の身の中に様々な宝石類が入っていたら大当たりだ。これが「宝石貝」の名前の由来になっている。
白い砂浜に照りつけるお日様、打ち寄せる波。
「まずはバーベキューよ~~っ!」
リリアナは拳を上げて叫んだ。
隣にある安全地帯の観光客用ビーチでバーベキューセットを借りた。
ハリスとリリアナは、これまでにも何度か海エリアに来たことがあるため自前の水着を持っている。ここへ来るのは初めてだというテオは水着とビーチサンダルを購入した。
まずはバーベキュー用の食材探しだ。
軽く手足のストレッチをしたリリアナは、テオの腕を引っ張った。
「ほら、テオも行くわよ」
しかしどういうわけか、テオにいつもの元気がない。
しかも波が足にかかると、わずかに後ずさりしているではないか。コハクと同じ反応だ。
「ねえ、もしかしてテオって、泳げないの?」
「うるせー! 海が初めてなだけだ!」
テオが悔しそうに言い返す。
リリアナは裕福な商家の生まれでよく家族旅行もしていたため、海水浴の経験がある。
冒険者になる前にガーデン内の観光客用ビーチにも遊びに来たこともあるため、水に抵抗感はないし泳ぎも得意だ。
テオが育ったウォーリアの里がどこにあるのかリリアナは知らない。おそらく海や湖や川といった泳ぎをマスターできる環境ではないのだろう。
「教えてあげようか?」
「教わらなくても、すぐに泳げるようになる!」
ムキになったテオがザブザブ水しぶきをあげながら海に入っていく。
しかしすぐに波に足をすくわれて派手に転んだ。
どうにか立ち上がったテオが咳き込んでいる。
「ゲホッ! なんだよこれ、しょっぱっ! ゲホ、ゲホッ!」
海水を飲んでしまったのだろう。
そんなテオを見て、リリアナは思わず声を立てて笑う。
「子供用の浮き輪を借りてくるか?」
ハリスの提案は、からかったわけではなく大真面目なものだったが、これがとどめとなりテオは完全に拗ねてしまった。
「見てろよ~! 自力ですぐに泳げるようになってみせるからな!」
テオはめげずにまた海に潜った。
「コハクおいで。大丈夫、怖くないわよ」
コハクは草原エリア生まれの魔物で、幼いうちにハリスのペットとなったため泳いだ経験はないはずだ。
リリアナが促すと、コハクはおそるおそる海水に足をつける。
波打ち際でパシャパシャ水遊びをしながら走り回るうちに慣れてきたようだ。もう少し深い場所にも興味を持ち始めたコハクの前足をリリアナが持って誘導する。
手を離すと上手に浮いて、前足をかきながら泳ぎ始めた。
「すごい。コハクったら、もう泳げるじゃない!」
リリアナが褒めると、コハクはドヤ顔でテオを振り返った。
うまく泳げずにもがいていたテオがそれに気付いて、顔を真っ赤にして怒っている。
「コハク! てめえ、焼いて食ってやるからなっ!」
リリアナたちに近づこうとするテオだが、手足をバタバタ動かしてもちっとも前に進まない。
意地を張らずに素直に教えてくださいって言えば、泳ぎ方を教えたのに。
リリアナはそう思いながら、得意げにスイスイ泳ぎコハクを連れてもう少し沖へ向かった。
大きく息を吸い込んで勢いよく潜り海中をうかがうと、前方に中型のクラーケンが見える。
クラーケンはタコとイカを足して2で割ったような魔物だ。
美味しそう!
空腹のリリアナにとって、魔物は食材にしか見えなくなる。
一旦海面に浮上し、ここで浮いたまま待っているようコハクに言いつけたリリアナは、また大きく息を吸い込んで海中に潜っていった。
ガーデンの門を出たところで、リリアナが涙目で鼻をすする。
今日は依頼を受けていたわけではない。
美味しいものが食べられるならどこでもいいと言ったリリアナにも非はあった。
しかし……。
「虫だらけのエリアって、なによおぉぉぉっ!」
転送された途端にバッタ型の魔物の大群に襲われ、逃げることもできずに戦わなければならなかった。
いや、バッタならまだマシだ。
虫嫌いのリリアナにとっては言葉にするのもおぞましいアレやアイツまでいた。
ハリスは仕留めた獲物をいつものように調理しようと張り切っていたが、それを断固拒否して戻ってきたリリアナだ。
「……お腹すいた」
美味しいものが食べられる場所へとお願いしてあのエリアに転送されということは、あの昆虫どもは見た目を我慢して食べればとても美味なのだろう。
「いやいや、無理! 無理だからっ!」
リリアナはコハクをギュッと抱きしめて首をブンブン横に振る。
そんなリリアナの肩をポンと叩いたハリスが耳元で囁いた。
リリアナがパアッと顔を輝かせる。
「やった! 今度こそ食べまくるわっ!」
そしてやってきたのが、海エリアだ。
今度はきちんとハリスが【宝石貝の貝殻 宝石があれば尚よし】という依頼を引き受けてきてくれたのだ。
二枚貝の魔物である宝石貝は、ただのグレーの貝殻だと思いきや、内側がキラキラ輝く虹色になっている。これが女性が身に着ける装飾品の素材として需要が高い。
さらにレアドロップではあるが、貝の身の中に様々な宝石類が入っていたら大当たりだ。これが「宝石貝」の名前の由来になっている。
白い砂浜に照りつけるお日様、打ち寄せる波。
「まずはバーベキューよ~~っ!」
リリアナは拳を上げて叫んだ。
隣にある安全地帯の観光客用ビーチでバーベキューセットを借りた。
ハリスとリリアナは、これまでにも何度か海エリアに来たことがあるため自前の水着を持っている。ここへ来るのは初めてだというテオは水着とビーチサンダルを購入した。
まずはバーベキュー用の食材探しだ。
軽く手足のストレッチをしたリリアナは、テオの腕を引っ張った。
「ほら、テオも行くわよ」
しかしどういうわけか、テオにいつもの元気がない。
しかも波が足にかかると、わずかに後ずさりしているではないか。コハクと同じ反応だ。
「ねえ、もしかしてテオって、泳げないの?」
「うるせー! 海が初めてなだけだ!」
テオが悔しそうに言い返す。
リリアナは裕福な商家の生まれでよく家族旅行もしていたため、海水浴の経験がある。
冒険者になる前にガーデン内の観光客用ビーチにも遊びに来たこともあるため、水に抵抗感はないし泳ぎも得意だ。
テオが育ったウォーリアの里がどこにあるのかリリアナは知らない。おそらく海や湖や川といった泳ぎをマスターできる環境ではないのだろう。
「教えてあげようか?」
「教わらなくても、すぐに泳げるようになる!」
ムキになったテオがザブザブ水しぶきをあげながら海に入っていく。
しかしすぐに波に足をすくわれて派手に転んだ。
どうにか立ち上がったテオが咳き込んでいる。
「ゲホッ! なんだよこれ、しょっぱっ! ゲホ、ゲホッ!」
海水を飲んでしまったのだろう。
そんなテオを見て、リリアナは思わず声を立てて笑う。
「子供用の浮き輪を借りてくるか?」
ハリスの提案は、からかったわけではなく大真面目なものだったが、これがとどめとなりテオは完全に拗ねてしまった。
「見てろよ~! 自力ですぐに泳げるようになってみせるからな!」
テオはめげずにまた海に潜った。
「コハクおいで。大丈夫、怖くないわよ」
コハクは草原エリア生まれの魔物で、幼いうちにハリスのペットとなったため泳いだ経験はないはずだ。
リリアナが促すと、コハクはおそるおそる海水に足をつける。
波打ち際でパシャパシャ水遊びをしながら走り回るうちに慣れてきたようだ。もう少し深い場所にも興味を持ち始めたコハクの前足をリリアナが持って誘導する。
手を離すと上手に浮いて、前足をかきながら泳ぎ始めた。
「すごい。コハクったら、もう泳げるじゃない!」
リリアナが褒めると、コハクはドヤ顔でテオを振り返った。
うまく泳げずにもがいていたテオがそれに気付いて、顔を真っ赤にして怒っている。
「コハク! てめえ、焼いて食ってやるからなっ!」
リリアナたちに近づこうとするテオだが、手足をバタバタ動かしてもちっとも前に進まない。
意地を張らずに素直に教えてくださいって言えば、泳ぎ方を教えたのに。
リリアナはそう思いながら、得意げにスイスイ泳ぎコハクを連れてもう少し沖へ向かった。
大きく息を吸い込んで勢いよく潜り海中をうかがうと、前方に中型のクラーケンが見える。
クラーケンはタコとイカを足して2で割ったような魔物だ。
美味しそう!
空腹のリリアナにとって、魔物は食材にしか見えなくなる。
一旦海面に浮上し、ここで浮いたまま待っているようコハクに言いつけたリリアナは、また大きく息を吸い込んで海中に潜っていった。
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