ピンクスライム化した下僕の×××に救われたんだけど、泣いてもいいかな?【R18】

縁(えにし)

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奴隷の一日

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 俺達奴隷の朝は早い。

 水のようなスープと硬いパンを腹に流し込むと、荷運びやら、厩舎の清掃やら、薪割りやら、やることは山積みだ。

 真の公爵夫人が御存命の時は、過酷な労働が山積みにはならなかったし、比べ物にならないくらい美味いものが食えていた。

 旦那と愛人親子が屋敷に来てからだ。

 俺達と、お嬢様までもが苦しめられているのは。

 でも、あの女神のような奥様の娘であるお嬢様も、やはり天使だった。


「ああ、今日も、お嬢様は可愛かったな」


『薄汚い奴隷供が私の視界に入るだなんて許せないのよ。とっとと作業を中断して、中に入りなさい!命令するまで出てこないでよね!!』


 日中の、倒れる者が出るほどに一番暑い時間に休憩させるために、涼しい建物の中に押し込んで、御丁寧にとてつもなく美味い、ほんのりと甘酸っぱい飲み物までこっそりと準備されていた。

 あのツンデレっぷりが可愛すぎて、股間が疼く。

 他の奴隷を含めた使用人達も、だいたい同じような感想を抱いていたのは言うまでもない。

 作業が終わった奴隷小屋は、早々に明かりが消されるから、やることと言えば、真っ暗闇の中、そこかしこから己で己の欲情を処理する音がする。

 それが、いつもの事だ。

 お嬢様ぁぁ、なんていう呻き声まで聞こえる始末だ。

 部屋の中はあっという間に特有の臭さが充満していた。

 俺も、自らの逸物を取り出して扱く。

 妄想は際限なく湧き起こる。

 あのお嬢様の足で、踏まれてみたい。

 あのお嬢様の可愛らしい口で、俺のイチモツを可愛がってくださるなら死んでもいいけど、罵りながら、俺のイチモツを足の裏とかで扱いてくれないかな。

 お嬢様を穢したい。

 お嬢様にお仕置きをしてもらいたい。

 お嬢様を犯したい。

 お嬢様に俺の穴を貪られたい。

「うっ……くぅっ……」

 うっかり盛大に飛び散らせてしまったから、暗がりなのをいいことにピンクスライムに掃除させていたのは他の奴らには黙っておこう。

 大して変化のない奴隷生活が過ぎていったある日、代替わりしたという新しい魔王様から遣わされた、俺の救出チームなるものが接触してきた。

 俺を奴隷から解放してくれるって話だが、あのお嬢様がどうにかならないのなら俺もまだここを離れたくはなかった。

 結局、色良い返事は聞けなくて、他国の貴族を誘拐するわけにもいかないからと、俺の救出は保留となった。

 それで、あの日だ。

 お嬢様が屋敷から逃げ出したと聞いて、必死こいて行方を探した。

 誰よりも先に、お嬢様を見つけなければと。

 それで、まぁ、結果はご存知の通りで。



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