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「んんっ……んあ、いやぁ……くふっ……」
大食堂のテーブルの上で、男女がもつれるように絡まり合っている。
甘えるような、切なく悩ましい声がマデリーヌの唇から漏れ出す。
ベルゼーガはマデリーヌの果実のような乳房を両手で下から持ち上げ、その柔らかさを堪能するかのように捏ねるような動きでゆっくりと揉み締める。
男の大きな手の中で白く吸い付くような乳房がぐにぐにと淫猥に形を変え、甘く緩やかな刺激に薄桃色の先端が尖り疼き始める。
「あっ……ベルゼーガ様……胸、そんなに揉まないで……」
敏感に感じる場所を無遠慮にこねくり回され、マデリーヌは睫毛を震わせながら控えめに抗議した。
すると、ベルゼーガはマデリーヌの願いをあっさり聞き入れ、乳房から両手を離した。
「貴女は本当に乳房が弱いのですね。快感を感じてくると白い肌がほんのり紅く染まって……。可愛過ぎてもっと感じさせたくなる」
くぐもった吐息を吐きながらベルゼーガはクッと笑うと、マデリーヌの胸元に顔を近づけ、乳房にむしゃぶりついた。
「ふぁっ……!やぁ、胸、ダメだって言ってるのに……っ、んんっ」
こちらの言葉を無視して淫行に及ぶベルゼーガを非難しようにも、乳房を両手で掬い上げてちゅうちゅうと音を立てて舐めしゃぶってくる相手に、マデリーヌは切ない吐息と喘ぎを抑えるので精一杯だ。
背筋を這う快感で乳房の先端がしこって尖り、ベルゼーガはこれ見よがしに舌先で乳暈をねろねろと舐め回し、音を立てて吸い上げる。
「やあっ、ひぅっ……くあぁっ……!」
乳房を苛む甘い責めに耐えきれず、マデリーヌはベルゼーガの方へと両腕を回し、気付けば彼の頭を抱えるような体勢になっていた。
乳房をいたぶられるとマデリーヌは下半身にジンと痺れるような疼きが湧き、身体をブルブルと戦慄かせて浅く呼吸を吐き出した。
甘さを伴うもどかしいほどの掻痒感が身の内をジリジリと焦がし、内腿を擦り合わせてしまう。
自身の与える快感から切れ切れに艶めかしい悲鳴を上げ、もどかしげに腰を揺らすマデリーヌを前にして、ベルゼーガの理性にも限界が来ていた。
「マデリーヌ……もうそんなに蕩けた貌になってしまうとは。堪え性がない所も可愛いですね。ああ、愛しさのあまり徹底的に弄びたくなる……」
ベルゼーガは不穏な事を口にしながらマデリーヌをいったん解放し、テーブルに寝かせる。
一糸まとわずテーブルの上で四肢を投げ出し、頬を上気させながら視点の合わない目をしたマデリーヌの姿は、酷く扇情的だった。
半開きの口の端からは唾液の筋が流れ、散々ベルゼーガにしゃぶり吸われた乳房は彼の唾液でテラテラと淫猥に濡れ光っており、行為の激しさを物語るように荒い呼吸で胸が上下に波打っている。
マデリーヌは痛ましい程に淫らな女の匂いを放っており、その無防備さが雄の獣欲を煽り、ますます掻き立てるのだ。
肩で息をしながら呼吸を整えているマデリーヌの耳に、衣擦れの音が聞こえた。
首を動かしてベルゼーガを見上げた途端、マデリーヌの視界に彼の隆起した陰茎が映った。
「あぅ……もうそんなに大きくなってるの……?」
「貴女の痴態を見ているだけで、もうこんなに大きく腫れ上がってしまっているのですよ。他ならぬ、貴女のせいで。……さあ、貴女自ら触ってこの熱を沈めて下さい」
いつまで経っても見慣れないグロテスクな肉杭を前に、マデリーヌは息を飲み戸惑っている。
そんな彼女にベルゼーガは無慈悲に催促すると、鉄のように硬くなった肉杭を押しつけ、手に握らせようとする。
「やっ……なにこれ、ぬるぬるしてる……」
ベルゼーガに請われるまま、マデリーヌはこわごわと膨張した陰茎を両手で掴みと、素直な感想を漏らした。
マデリーヌの華奢な白い掌に、肉柱の脈動が伝わってくる。
大きく張り詰めた肉柱の先端からぬるぬるした透明な液が滲み出ており、グロテスクとは思いながらも、マデリーヌはそれをまじまじと見つめながら手で触ってみようと思った。
先端の亀頭部分にある割れ目を恐る恐る指でつつくと、ぬるぬるした液体が纏わり付き、指先を濡らした。
「はぁっ……マデリーヌ、そこは……くっ」
眉間に深い皺を寄せながら、顎を引いて唇を噛みしめるベルゼーガが苦しそうに呻いた。
だがそれは苦悶の声などではなく、愉悦の色が入り交じる声音だとマデリーヌは気がついた。
「ベルゼーガ様……気持ちいいですか……?」
美しい貌を歪めて感じ入っているベルゼーガは、思わずゴクリと喉を鳴らしてしまいそうなほど、凄絶な色気を醸し出している。
ベルゼーガ様のいやらしい顔をもっと見たい。もっと感じさせたい――
彼への恋慕がマデリーヌの背中を押し、迷うことなく猛る肉杭を握りしめる。
だが、どうすれば気持ちよくさせることが出来るのかは分からないまま、粘土を捏ねるように手で擦ったり指先でつついたりと、思いつくままにマデリーヌは肉杭を弄り回した。
「くっ…ああ……」
ベルゼーガが鼻から息を漏らしながら呻いた。
彼の反応に驚いたマデリーヌは、慌てて飛び退くようにして肉杭から手を離した。
「ご、ごめんなさい!痛かったですよね……?」
調子に乗って強く握りすぎてしまったと、マデリーヌはすぐに謝った。
「いえ、貴女の温かくスベスベな手で触られていたら気持ちよくて、危うく出そうになってしまって……」
いやにばつが悪そうにベルゼーガが顔を背ける。
ほんのりと頬を赤く染める彼がなんだか可愛らしく思え、マデリーヌは自分が今全裸のままテーブルの上で破廉恥な事をしている事など忘れ去り、この状況を楽しいとさえ思えてきていた。
「熱を沈めるどころか、ますます昂ぶってきてしまいましたね。……マデリーヌ、これを舐めてもらえますか?」
大食堂のテーブルの上で、男女がもつれるように絡まり合っている。
甘えるような、切なく悩ましい声がマデリーヌの唇から漏れ出す。
ベルゼーガはマデリーヌの果実のような乳房を両手で下から持ち上げ、その柔らかさを堪能するかのように捏ねるような動きでゆっくりと揉み締める。
男の大きな手の中で白く吸い付くような乳房がぐにぐにと淫猥に形を変え、甘く緩やかな刺激に薄桃色の先端が尖り疼き始める。
「あっ……ベルゼーガ様……胸、そんなに揉まないで……」
敏感に感じる場所を無遠慮にこねくり回され、マデリーヌは睫毛を震わせながら控えめに抗議した。
すると、ベルゼーガはマデリーヌの願いをあっさり聞き入れ、乳房から両手を離した。
「貴女は本当に乳房が弱いのですね。快感を感じてくると白い肌がほんのり紅く染まって……。可愛過ぎてもっと感じさせたくなる」
くぐもった吐息を吐きながらベルゼーガはクッと笑うと、マデリーヌの胸元に顔を近づけ、乳房にむしゃぶりついた。
「ふぁっ……!やぁ、胸、ダメだって言ってるのに……っ、んんっ」
こちらの言葉を無視して淫行に及ぶベルゼーガを非難しようにも、乳房を両手で掬い上げてちゅうちゅうと音を立てて舐めしゃぶってくる相手に、マデリーヌは切ない吐息と喘ぎを抑えるので精一杯だ。
背筋を這う快感で乳房の先端がしこって尖り、ベルゼーガはこれ見よがしに舌先で乳暈をねろねろと舐め回し、音を立てて吸い上げる。
「やあっ、ひぅっ……くあぁっ……!」
乳房を苛む甘い責めに耐えきれず、マデリーヌはベルゼーガの方へと両腕を回し、気付けば彼の頭を抱えるような体勢になっていた。
乳房をいたぶられるとマデリーヌは下半身にジンと痺れるような疼きが湧き、身体をブルブルと戦慄かせて浅く呼吸を吐き出した。
甘さを伴うもどかしいほどの掻痒感が身の内をジリジリと焦がし、内腿を擦り合わせてしまう。
自身の与える快感から切れ切れに艶めかしい悲鳴を上げ、もどかしげに腰を揺らすマデリーヌを前にして、ベルゼーガの理性にも限界が来ていた。
「マデリーヌ……もうそんなに蕩けた貌になってしまうとは。堪え性がない所も可愛いですね。ああ、愛しさのあまり徹底的に弄びたくなる……」
ベルゼーガは不穏な事を口にしながらマデリーヌをいったん解放し、テーブルに寝かせる。
一糸まとわずテーブルの上で四肢を投げ出し、頬を上気させながら視点の合わない目をしたマデリーヌの姿は、酷く扇情的だった。
半開きの口の端からは唾液の筋が流れ、散々ベルゼーガにしゃぶり吸われた乳房は彼の唾液でテラテラと淫猥に濡れ光っており、行為の激しさを物語るように荒い呼吸で胸が上下に波打っている。
マデリーヌは痛ましい程に淫らな女の匂いを放っており、その無防備さが雄の獣欲を煽り、ますます掻き立てるのだ。
肩で息をしながら呼吸を整えているマデリーヌの耳に、衣擦れの音が聞こえた。
首を動かしてベルゼーガを見上げた途端、マデリーヌの視界に彼の隆起した陰茎が映った。
「あぅ……もうそんなに大きくなってるの……?」
「貴女の痴態を見ているだけで、もうこんなに大きく腫れ上がってしまっているのですよ。他ならぬ、貴女のせいで。……さあ、貴女自ら触ってこの熱を沈めて下さい」
いつまで経っても見慣れないグロテスクな肉杭を前に、マデリーヌは息を飲み戸惑っている。
そんな彼女にベルゼーガは無慈悲に催促すると、鉄のように硬くなった肉杭を押しつけ、手に握らせようとする。
「やっ……なにこれ、ぬるぬるしてる……」
ベルゼーガに請われるまま、マデリーヌはこわごわと膨張した陰茎を両手で掴みと、素直な感想を漏らした。
マデリーヌの華奢な白い掌に、肉柱の脈動が伝わってくる。
大きく張り詰めた肉柱の先端からぬるぬるした透明な液が滲み出ており、グロテスクとは思いながらも、マデリーヌはそれをまじまじと見つめながら手で触ってみようと思った。
先端の亀頭部分にある割れ目を恐る恐る指でつつくと、ぬるぬるした液体が纏わり付き、指先を濡らした。
「はぁっ……マデリーヌ、そこは……くっ」
眉間に深い皺を寄せながら、顎を引いて唇を噛みしめるベルゼーガが苦しそうに呻いた。
だがそれは苦悶の声などではなく、愉悦の色が入り交じる声音だとマデリーヌは気がついた。
「ベルゼーガ様……気持ちいいですか……?」
美しい貌を歪めて感じ入っているベルゼーガは、思わずゴクリと喉を鳴らしてしまいそうなほど、凄絶な色気を醸し出している。
ベルゼーガ様のいやらしい顔をもっと見たい。もっと感じさせたい――
彼への恋慕がマデリーヌの背中を押し、迷うことなく猛る肉杭を握りしめる。
だが、どうすれば気持ちよくさせることが出来るのかは分からないまま、粘土を捏ねるように手で擦ったり指先でつついたりと、思いつくままにマデリーヌは肉杭を弄り回した。
「くっ…ああ……」
ベルゼーガが鼻から息を漏らしながら呻いた。
彼の反応に驚いたマデリーヌは、慌てて飛び退くようにして肉杭から手を離した。
「ご、ごめんなさい!痛かったですよね……?」
調子に乗って強く握りすぎてしまったと、マデリーヌはすぐに謝った。
「いえ、貴女の温かくスベスベな手で触られていたら気持ちよくて、危うく出そうになってしまって……」
いやにばつが悪そうにベルゼーガが顔を背ける。
ほんのりと頬を赤く染める彼がなんだか可愛らしく思え、マデリーヌは自分が今全裸のままテーブルの上で破廉恥な事をしている事など忘れ去り、この状況を楽しいとさえ思えてきていた。
「熱を沈めるどころか、ますます昂ぶってきてしまいましたね。……マデリーヌ、これを舐めてもらえますか?」
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