上 下
7 / 13
弟子と魔獣と時々バカ師匠

夕暮れの境目と「影」と弟子

しおりを挟む

「朝から働かされた。あれやれ!だの!これやれ!だの!おかしくない?すべて自分でできることだよ?」


モップに体重を預けて真顔で
しかも早口で喋る


「しかも休み言われたらハシャグじゃん?なのに?寝たいから?はぁ?何言ってんの?こっちも寝たいわ!サボりたいわ!」


フッと外を見ると夕暮れなのか
外は真っ赤に染まっていた。


「もう時間だ。たまには寝たい!明日からHARDとか無理だ。」


モップを片付けて夜の準備に
とりかかる。



「今日の頼むよ」


っと呟きながら地下に降りていく。
パチンっと地下の廊下で響く。
するとカベしか無かったところが
ゆっくり開く。


「ルル?」


ルル「(シュジン。モウジュンビ?)」


「そうだよ!今日もよろしくね!」


と挨拶しつつ撫でる。
別に秘密などにしてない部屋だ
ただし窓や通気口など無い
この子は「影」であるから

この世界成り立ちは魔獣だったり
人間で成している

だがひと昔は「影」も成していた。
それは今も変わらないが
なぜが近年凶暴化が目にあまる
最近「影」も増えた。
しかも普通の「影」ではなく
正体も不明のままでなにも出来ない


「僕の仕事を増やした奴を殴りたい。」


調査結果ほとんど分からず!
「影」の事をもっと知るべきかと
考えるが答えがいっこうに出てこない


ルル「(シュジン。ガンバレ)」


「ルルありがとう。」


と泣く。


近年は違反狩りもあり
魔獣達の「影」は濃くなり
街を襲うという報告もある


「影」はみな持っている
目の前に居るルルがわかりやすいだろう


「さぁ~宴の始まりというこじゃないか~」


ルル「(シュジン?アノオンナニマタサレタ?シュジンハツヨイ)」


「ルルありがとう。さてさて行きますか」


もう外は日が暮れ暗闇という言葉で
いっぱいになっている頃だろう


「今日の帰りも酒場に寄らないと・・・明日動物園だから別に放置しててもいいよね?」


ルルに聞くが「影」になり消えた


「はやくない?はぁ~」


パチンと響くと地下から地上まで
続く階段が出てくる。


「さてっと。調査ぁ~調査ぁ~」


地上に出つつ街を出る。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です! 小説家になろうでも10位獲得しました! そして、カクヨムでもランクイン中です! ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。 いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。 欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・ ●●●●●●●●●●●●●●● 小説家になろうで執筆中の作品です。 アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。 現在見直し作業中です。 変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。

アビーの落とし穴

夢咲まゆ
ファンタジー
 二十二歳の青年ジェームズは、敬愛する魔法使い・リデルの側で日々家事や育児に奮闘していた。  俺も師匠のような魔法使いになりたい――  そう思い、何度も弟子入りを志願しているものの、リデルはいつも「やめた方がいい」と言って取り合わない。  一方、五歳になったアビーはいたずら盛り。家の中に魔法で落とし穴ばかり作って、ジェームズを困らせていた。  そんなある日、リデルは大事な魔導書を置いてふもとの村に出掛けてしまうのだが……。

運び屋『兎』の配送履歴

花里 悠太
ファンタジー
安心、確実、お値段ちょっとお高め。運び屋『兎』に任せてみませんか? 兎を連れた少女が色々なものを配達するほのぼの物語です。 他にも出てくる相棒の召喚獣たちと共に配達してまわります。 兎をもふりたい。 カバで爆走したい。 梟とおしゃべりしたい。 亀と日向ぼっこしたい。 そんな方は是非ご一読を。 転生もチートもロマンスもないお仕事ファンタジーです。 ーーーーーーーーーーー とある街の商業ギルド。 その一室にユウヒという名の少女が住んでいる。 彼女は召喚士であり、運び屋だ。 彼女がこなす運びは、普通の運び屋とはちょっと違う。 時には、魔物の中に取り残された人を運びにいき。 時には、誰にも見つからないようにこっそりと手紙を届けにいく。 様々な能力を持つ召喚獣を相棒として、通常の運び屋では受けられないような特殊な配送を仕事として請け負っているのだ。 彼女がいつも身につけている前かけ鞄には、プスプスと鼻息をたてる兎が一匹。 運び屋の仕事を受けるときも、仕事で何かを運んでいる時も。 いつでも兎と一緒に仕事をする様から、彼女はこう呼ばれていた。 運び屋『兎』 彼女に仕事を頼みたい時は、商業ギルドの受付で 「『兎』に荷物を届けてほしい」 と声をかければ兎と一緒に彼女が仕事を受けてくれる。 召喚した相棒と共に、運べるものなら、手紙でも、荷物でも、何でも。 仕事は確実にこなすが少し手荒め、お値段はかなりお高め。 ある時はカバで街道から山の中へと爆走。 ある時は梟と夜に紛れて貴族の屋敷に潜入。 ある時は亀にまたがり深海へと潜航。 仕事の依頼を通して色々なものを配送するユウヒ。 様々な出会いや、出来事に遭遇して成長していく異世界ファンタジー。 カバに轢かれたくなければ道を開けてください。

次期宰相様はご執心です

綾織 茅
ファンタジー
高校二年の時、突然異世界へ飛ばされ、あれよあれよという間に宰相の息子達の教育係兼お世話係となった少女、桐生美夜。次期宰相達がすくすくと成長し、明日は成人を迎える日。 その日が絶好の帰還日和だったこともあり、美夜はお世話になった人達に挨拶をし、元の世界へと帰ってきた。元の世界では時間は美夜が飛ばされてから一日しか経っておらず、美夜の外見もその時の年齢相応に戻っていた。 美夜は無事大学入試に合格し、順風満帆なキャンパスライフを過ごすはずだったのだ。 ……世話をしていた異世界の王太子からの、常軌を逸した数のヘルプ要請の手紙を見るまでは。

Facters 宇宙へ挑む者達 ~ 初代当主と仲間と共に

國上 絢女
ファンタジー
 その昔、人々は宇宙(フロンティア)に挑んだ。  己の夢を叶えるため、そして、世界の真理を知るために……  神もまた、人々に力を与えた。  探求心(トゥルース)という名の真理を追い求める力を・・・    人界に亜神が降りてきて数千年。  未だに世界の真理へと辿り着いた者はいない。  その宇宙にまた一人、挑もうとしている者がいた。 その名は リオ・クロード。    これは、リオ・クロードと初代当主、そして仲間そしてたちによる、世界の真理を追い求めた物語

捨て駒として呼び出された俺、剣聖(美少女)と賢者(美少女)に拾われる

あーる
ファンタジー
国同士の戦争で、囮として召喚されたシン。突然窮地に立たされるも、何とか一時を凌ぐことに成功する。 だが、ほっとしたのも束の間、身分証が無いと街に入れなかったり、毒の水(?)を飲んで苦しんだり、兎に角不幸が襲いかかる。 そんなある時、剣聖(美少女)と賢者(美少女)に出会い、無理を言って彼女達に弟子入りという形で拾ってもらう。 そんなお話です。

姫をやめて魔王様のメイドになりまーす!

アクアマリン
恋愛
父王に横恋慕し玉砕した魔女の身勝手な呪いにより「愛した男のために死ぬ運命」を背負って生まれてきたアリアは、隔離された生活から脱出し冒険者となった。 「愛する人のために死ぬ運命なら、良い人生だったと自己満足に浸りながら華々しく散りたいっ」 そんな決意のもと、冒険者ギルドに登録したアリアはぐんぐんレベルを上げ、魔王討伐隊である勇者パーティーに勧誘された。 そしてついに運命の相手を見つけるのだが、それは倒すべき魔王その人だった──。 命の期限を設けられた姫とツンツンクールな魔王さまとのラブコメ♪ 果たしてアリアは幸せな死を手に入れられるのか……?  ☆ ★ ☆ ★ ☆ とにかく魔王さまを溺愛する話(それを鬱陶しがられる話)にしたいな~と思っていますが意外とアリアが奥手で苦戦中★ なんだかんだで丸く収まる…かどうかは 魔王様のお気持ち次第です♡ 気軽に読んでいただければp(^-^)q

バスラと魔女

ファンタジー
とある小さな村に住んでいるバスラ。 彼女は継母、継父、村のみんなからイジメられている。 ある日遠い街へお使いに行ってる間に魔女に村を燃やさせれてしまった。 そして家に戻ってる最中とあるお姉さんに話しかけられて、、、

処理中です...