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弟子と魔獣と時々バカ師匠
夕暮れの境目と「影」と弟子
しおりを挟む「朝から働かされた。あれやれ!だの!これやれ!だの!おかしくない?すべて自分でできることだよ?」
モップに体重を預けて真顔で
しかも早口で喋る
「しかも休み言われたらハシャグじゃん?なのに?寝たいから?はぁ?何言ってんの?こっちも寝たいわ!サボりたいわ!」
フッと外を見ると夕暮れなのか
外は真っ赤に染まっていた。
「もう時間だ。たまには寝たい!明日からHARDとか無理だ。」
モップを片付けて夜の準備に
とりかかる。
「今日の頼むよ」
っと呟きながら地下に降りていく。
パチンっと地下の廊下で響く。
するとカベしか無かったところが
ゆっくり開く。
「ルル?」
ルル「(シュジン。モウジュンビ?)」
「そうだよ!今日もよろしくね!」
と挨拶しつつ撫でる。
別に秘密などにしてない部屋だ
ただし窓や通気口など無い
この子は「影」であるから
この世界成り立ちは魔獣だったり
人間で成している
だがひと昔は「影」も成していた。
それは今も変わらないが
なぜが近年凶暴化が目にあまる
最近「影」も増えた。
しかも普通の「影」ではなく
正体も不明のままでなにも出来ない
「僕の仕事を増やした奴を殴りたい。」
調査結果ほとんど分からず!
「影」の事をもっと知るべきかと
考えるが答えがいっこうに出てこない
ルル「(シュジン。ガンバレ)」
「ルルありがとう。」
と泣く。
近年は違反狩りもあり
魔獣達の「影」は濃くなり
街を襲うという報告もある
「影」はみな持っている
目の前に居るルルがわかりやすいだろう
「さぁ~宴の始まりというこじゃないか~」
ルル「(シュジン?アノオンナニマタサレタ?シュジンハツヨイ)」
「ルルありがとう。さてさて行きますか」
もう外は日が暮れ暗闇という言葉で
いっぱいになっている頃だろう
「今日の帰りも酒場に寄らないと・・・明日動物園だから別に放置しててもいいよね?」
ルルに聞くが「影」になり消えた
「はやくない?はぁ~」
パチンと響くと地下から地上まで
続く階段が出てくる。
「さてっと。調査ぁ~調査ぁ~」
地上に出つつ街を出る。
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