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二章
125、久しぶりの ☆
しおりを挟む微エロ注意!
ー ー ー ー ー
気がつけば俺は服を脱がされ、仰向けのままウルに胸を撫でられていた。
「何で、そこばっか撫でて……んっ……」
優しく撫でるその手が軽く乳首に触れるだけで、つい声が溢れてしまう。
「やっぱりデオの胸は触りがいがあるよね。こうやって撫でてるだけなのに、ビクッと反応するのが凄くいい」
「へ、変な風に触るからだろ……」
俺の記憶がないとはいえ、乳首で感じてしまうなんて正直恥ずかしかった。
昔は乳首で感じた事なんて無かったのに、いったいいつからこんなにも気持ちいいと思うようになったんだ……?
覚えてないけど、俺の乳首をこんな風にしたのはきっと目の前にいるこの男なんだろう。
「ねぇ見て。デオの乳首、尖ってるよ?」
「いや、これは……」
「正直に言っていいんだよ?気持ちいいから乳首を俺に弄って欲しいって」
「そんな事、言えるわけがないだろ」
「ふーん。いつも最終的には気持ちよさそうに、もっとしてーって言うんだから最初から素直になればいいのに」
「えっ、いやそれは……」
本当に以前の俺はそんな恥ずかしい事を言ったのか?
だけどよく考えたら夢の中でガリアにやられてた時も、何も考えられなくて変な事を口走ってた気がする……。
そう思ってると、ウルが突然俺の乳首を摘んだのだ。
「いっ、ぁあっ!何、突然やめろっ」
「……デオ、今何考えてた?」
「え?」
その顔は笑顔なのにどう見ても怒ってる。
「今、俺以外の事考えてなかった?」
「いや、そんな事は……」
今のウルに、ガリアの事を考えてたなんて言えるわけがなかった。
「言ったよね?俺以外の事考えられなくさせてあげるって……だから、デオが他に何も考えられないぐらい気持ちよくしてあげるからね!」
「えっ、ちょっとまっ……ぁあっ!!」
そういうとウルはいきなり俺の乳首を口に咥えた。
そして反対の乳首もカリカリと指で責め始めたのだ。
「やぁっ、あぁっ!乳首、そんな激しく舐めるなぁっ!」
ウルの舌は俺の乳首をペロペロと弾くように舐め、その反応を確かめながら舌で捏ねるように回したり、押しつぶしたりを繰り返していた。
そのせいで俺の体はビクビクしっぱなしで、口から溢れる喘ぎ声が恥ずかしくて仕方がない。
「デオ、乳首気持ちい?」
「気持ちよくておかしくなるからぁ、そんな弄るなぁっ!」
そう言うと何故かウルは満足して口を離してくれた。だけど両乳首はその手でクリクリと弄られたままだった。
そんな俺の胸をじっと見ながら、ウルが呟く。
「そういえばデオは寝たきりだったから、筋肉量が減って胸板も少し薄くなったね。でも俺からしたらデオが巨乳でも貧乳でも、その乳首が最高なのは変わらないから安心していいからね」
「な、何言って……んっ、そこばっか触るぁっ!」
「乳首触られるの好きなのに、やめてほしいの?」
「ぁあっ!だって、乳首だけでこんなに気持ちよくなるなんてっ……こんなの恥ずかしい……」
「…………っ」
俺の言葉に何故かウルは、乳首を触るのを突然やめたのだ。
どうしたのかと思ってウルを見ると、何かを堪えるように目頭を抑えていた。
「う、ウル?」
「……ごめん、デオの姿に理性が飛びかけたよ。なんか、今日のデオは凄く初々しい反応するよね?」
その台詞に、俺の心臓はドクンと跳ねた。
……もしかして、バレた?
俺は一瞬そう思った。だけど、バレていたら絶対に質問だけではすまない気がするから、多分気づかれてはいない筈だ。
だから俺は冷静を装いながら、誤魔化す為の言い訳をした。
「そ、それは仕方がないだろ。ウルとは久しぶりにヤるんだから……」
「成る程ねぇ~、久しぶりだから凄く緊張してるって事なんだね?」
「そ、そうだと思う。だって凄くドキドキしてるし……」
本当は違う意味で心拍数が上がっている。
でもほんの少しだけ、未知の体験にドキドキしてる俺がいるのも事実だった。
それにこれは、俺の好きな人について知れるチャンスでもあるんだ。
そう思っていると、ウルは俺の心音を聞くために胸に耳を当てていた。
しかも再び乳首を優しくクニクニと触り始めたせいで、俺は声が抑えられない。
「んっ……」
「デオの心臓、凄くバクバクいってる。俺とできるのこんなにも楽しみにしてくれてたんだね」
「そ、そうだけどっ……ダメだったか?」
「はぁ……全くそんな顔で言われたら本当に我慢できなくなるんだから、あまり煽らないでよね?」
「えっ、どんな顔……?」
「これはデオが可愛い過ぎるのが悪いんだよ?」
そう言いながら、ウルは俺の両乳首をギュッと強く摘んだ。
「ひゃっ、な!?何でぇっやぁっ、ぁんっあぁーーーーっ!!」
一瞬俺は何が起きたのかわからなかった。
でも俺から勢いよく飛び出した白濁液を見て、俺は何故か射精してしている事に気がついたのだ。
「……はぇ?あ、あれ……俺もしかして、乳首だけでイった?」
「デオ、勝手にイったらダメだよ?でもイクときの顔が最高に可愛いかったから、今のは許しちゃうけどね!」
「ひゃっ、んんっ……」
「ああ、デオは本当に可愛いくてもっといじめたくなっちゃうよね~」
「や、やめっ……ああっ!」
……何だ?
ウルが可愛いというだけで、さっきから体が疼いて勝手に声が漏れてしまう。
でも俺はそんなの知らない、こんな感覚は覚えてない……。
それなのにウルは俺の反応を見てニヤリと笑うと、可愛いと連呼しながら乳首を弄り俺を追い詰めてきたのだ。
「可愛いデオは乳首だけでもっとイっていいんだよ?ほら、可愛いピンクの乳首をクリクリしてあげようね~」
「ぁあっ!そんなクリクリしたらぁっ!!」
「いいよ、もっと可愛い声聞かせて?」
俺の体は可愛いと言われる事で、感度が何倍も上がっていた。
だからさっきイったばかりなのに、乳首を少し弄られただけですぐにイってしまいそうになっていた。
「ぁあっ……だ、ダメだ……また、すぐイくからぁっ!!」
「イっていいんだよ?デオの可愛いイキ顔を俺に見せて?」
「い、イっちゃう!やだ、見るなぁ!あっ、やぁん、ぁあーーーーー!」
「もう最高だよ、可愛い!可愛いよデオ!!」
「やぁっん、もう可愛いって言うなぁっ。イクの止まらないからぁっ!!」
何度も可愛いと言われ、乳首を弄られてはすぐにイってしまう事に俺はただ困惑していた。
もしかして俺は思った以上にウルに開発されてるのか?
しかも記憶はないのに、体だけはしっかりと覚えている。そんなの凄く恥ずかしくて仕方がないのに、今の俺はイきながらただ喘ぐしかできなかった。
「デオ、いっぱい出したね。でも本番はまだまだ先だよ、大丈夫かな?」
「……もう、無理だ」
「そう言いながら、いつも意識が飛ぶまで付き合ってくれるんだよねぇ~」
「流石に意識が飛ぶまではやめてくれ……」
今だって、すでに俺は何度イったのかわからない。
でもこの調子だと、俺は完全におかしくなるんじゃないかと思ってしまい、少し怖くなっていた。
「そう言われても感動の再開なんだよ?デオだって沢山やりたいだろ?」
「そ、それは……そうだけど」
ヤりたいかと言われたら、記憶のない今の俺にはよくわからない。
だけどウルに求められるなら、今の俺はやるしかなかった。
「それに、俺がデオのエロさにもう我慢できないみたい……」
そう言うとウルはズボンのボタンを外し、既に勃ち上がっているソレを取り出した。
「ねぇ、俺の舐めてくれる?」
目の前にあまりにも大きいサイズがボロンと出てきて、俺は更に驚いてしまったのだ。
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