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一章 本命じゃないくせに嫉妬はやめて!
29、温泉で ★
しおりを挟む続けてエロです一応注意!!
ー ー ー ー ー
「ウル、もう……!!」
「まだ、ダメだよ。せっかく綺麗にしてるのに、出したらまた汚れちゃうからね?」
今の俺は自分の固くなったそれを、ウルの泡だった手で包み込まれてしっかりと擦られていた。
しかも先程あれだけ乳首を弄られたのだ。
少し触られただけでいイきそうになるのは仕方がないことだった。
「ぁっん、はぁっ……ま、まだぁっ?」
「もう少しだけ待ってね?」
そう言いながらウルは楽しそうに触っている。
優しく泡で包むようなその動きが俺はもどかしい……。
「ウル……腰が動いちゃってるよ。もっとして欲しいのかな?」
「ちっ、ちがぁあっぁん……!」
「デオが素直に言ってくれるんだったら、すぐにでも気持ちよくしてあげるよ?」
その言葉に、俺は戸惑っていた。
だって今はいつものように媚薬を使われてるわけじゃない。だからなのか、何を言われても恥ずかしくて仕方がない。
でも……きっと言わないとウルは何もしてくれない。なら素直に言ってしまった方がいいに決まっている。
そう思って、俺は口を少し開いた。
「……して」
「なぁに、デオ?」
「も、もっと……激しく……して欲しいっ」
ウルがニヤリと嬉しそうに笑ったのがわかった。
でも俺は恥ずかしくてすぐに俯いてしまう。
「ちょうど洗い終わったところだし……」
「へ?」
「デオもイきたいよね?」
「えっ?ぁっやぁ、いっいきなりっ!はげしぃの、む、むりぃっぁあっ!」
突然手の動きを早めたウルに、俺は喘ぐのを止められない。
「デオ、すぐにイってもいいよ?」
「やっぁっ!!も、もぅっいく!っあぁ!!」
ウルの手で精を吐き出した俺は少し余韻に震えたあと、ウルを少し睨みつけていた。
「デオ、いけてよかったね?だけどどうしてそんな可愛い目でこっちを見てくるのかなぁ?」
「さっきの洗い終わってたのに、俺で遊んでただろ!」
「え、そうだよ?」
そんな悪いことしてないみたいに返されたら、俺はこれ以上強く言えなくなってしまう。
「デオは俺のなんだから、可愛いところを見る権利は俺にあるよね?」
「可愛くないから、見なくていい!」
「俺のなのは否定しないんだ?」
「……だって、それは事実だし……」
身代わりだけど……。
「ふふ、じゃあ後は中を綺麗にしたら終わりだよ?」
「中?ってまさか!いやまってくれ、俺はあいつらに中は犯されてない!」
「でも入ってるオモチャ使って、あいつらに見られながら気持ちよくなっちゃったんでしょ?」
「いや、それは……そうだけど……」
間違ってないけど、その後ウルので一杯にされたのに?それだけじゃダメってこと?
「ならもっと上書きしてあげないといけないからね?とにかく出力あげるよ」
「えっ!?いやっ!まっ!!ぁあんっ!!ど、どんなに、あげてんだぁっひゃぁっ!!!」
ウルが中のオモチャの振動をどんどん強くするため、俺はその快楽に簡単に流されてしまう。
「じゃあこのまま、まずは薬を塗るね?」
「くすりぃっ!?な、なんのっはぁっぁん!」
「これは、デオのを無理矢理広げたお詫びの塗り薬」
そういえば、ウルはあのとき後で痛くなるかもって……。
もしかしてその薬を塗るために、意地悪なことを言ってたのだろうか?……いや、ウルの場合ただ意地悪なだけな気もする。
「そして、これが中を綺麗にするためのスライムローション」
「はぇっ!?ぁっあぁん!!な、なにっそれぇ!」
「効果はね、どんなに激しくしても裂けないように回復してくれて気持ちよくなれるよ?」
「なっぁ!!なんだっそれぇっぁん!!?」
まさかウルは俺のが裂けるほど犯すつもりなのか……そこまで怒ってるってこと?
「大丈夫。激しくはするけど回復が目的だから、安心して身を任せてくれていいよ?」
「あ、安心っん!できる、要素っなぁっぁいからぁあぁっ」
「ふふ、俺ので余裕なんてないぐらい、いっぱいにしちゃうから……そのためにまずはこれを塗り込むね?」
そう言ってウルは中を広げながら薬を塗り込んでいく。
でも俺はオモチャで感じているせいで、何をされているのかよくわからなくなっていた。
「よし、塗り終わったよ?今回は媚薬も魅了も何も無いからね。本当の俺で気持ちよくなってね?」
見上げたその顔は少しだけ不安そうに見えた。
何で今から入れるウルの方が、そんな顔するんだ。もしかしてウルは俺がちゃんと受け止められるか心配なのだろうか……?
そう思ってしまった俺は、ついポロッと本心を叫んでしまう。
「ウルのでっ、んっ、気持ちよくっなりたいっ!!ウルのが、欲しいっ……俺はウルのでっいきたいからぁっぁあっ!」
「そんなこと言われたら、俺止められないよ?」
「いぃっ!いいから!!いっぱい俺を、犯してくれぇっぁあっ!!」
言った瞬間、後ろに大きなものが入ってきたのがわかった。
一瞬の痛みをともなったそれは、すぐに回復のおかげなのか痛みよりも気持ちよさが勝っていく。
「デオの中……俺のでいっぱいになってるよ、嬉しい?」
「ぁっんっ……う、うれしぃっ!んっ!あぁ!!」
「今日のデオは素直だね……あぁ、なんか可愛過ぎて俺。抑えられなさそうだよ。だからもっと激しくしてもいい?」
「いいっ!いいからぁ、そんな恥ずかしいこと!俺に……いうなぁっ!!」
そうだ、そういうのは身代わりの俺に言うんじゃない!
だけど今の俺は、ウルの言葉に素直に喜んでしまっていた。
だから本当は俺に言ってないのかもしれないけど、今は俺に言ってくれてると思い込むことにしたのだ。
そうじゃなきゃ心が痛くて耐えられそうになかった。
そして、ウルは動きを激しくし始めた。
相変わらずオモチャも振動したまま、俺のいいところをゴリュゴリュと抉ってくる。
そんな状態の俺はすぐに限界が来た。
「ウル!!だっ、だめだぁっ!もう、俺ぇっ!あぁっ、やぁっん!!」
「ねえ、デオは誰のでいっちゃうのかな?」
また意地悪を言ってくるウルに、今の俺は恥よりも気持ちよさをとってしまう。
「お、おれはぁっ、んっ……ウルの、でっ!いきたいっぁんっぁあ!!」
「じゃあ、デオは俺ので満たされたままイきな!」
「ぁあ!!ウルぅっ!!!いっ、いっく!ウルのでいっちゃぁああーーーーー!!!!」
「俺のも奥にいっぱい注いであげるねっ……くっ!!」
俺がイくと、すぐにウルも精をだしていた。
はぁ、はぁと呼吸をして、俺はウルのソレをぬこうと思い立ち上がろうとした。
「ぁっあん!!」
だけど、それは俺の肩を掴んだウルによって阻止されてしまったのだ。
「まだ終わったなんて言ってないよ?」
「えっ?やっぁっ!また動かさないでぇっ!!」
そして俺は、その後意識を手放すまでウルに犯されて続けたのだった。
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