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監禁七日目
監禁七日目② 麻縄
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大量の麻縄、それで行われるであろう行為は、容易に察することができた。縄を一束取り出し、解きながら葉子が近寄ってくる。フレームの奥に見える目が妖艶に輝いていた。この女も、まともじゃない。
突然胸ぐらを掴まれ立たされた。細い身体から想像できないほど、力が強い。あっという間に手を後ろで組まされ、そこに縄が巻かれた。キュッという音とともに、縄が固定された、手首は動かなくなってしまった。
葉子は的確に、丁寧に優夜の胸に縄を回し、上半身を戒めていく。数分のうちに上半身は完全に縄で固定された。
食い込むような強さではないのに、手も腕も全く動かせない。背中に縄が足され、天井から垂れた鎖の先のフックに括られる。葉子が縄を引くと上半身の縄が、軽く爪先立ちになるほど引っ張られた。
上半身が圧迫されたことで、息が苦しくなり、呼吸が荒くなってきた。葉子は背後から優夜を抱きしめるようにして耳元で囁いた。
「ふふ。緊縛は初めてかしら? 顔が赤いわよ」
耳に息を吹きかけられる。同じだ。蒼子や紅子と同じように、葉子も優夜を玩具のように見ている。しかし、抵抗しようとしても何もできない。
次の瞬間、視界が真っ暗になった。アイマスクのようなものを掛けられ、何も見えない。
「目隠しも初めてかしら」
指で首筋をなぞられる。縛られ、目隠しをされただけで、これほど肌が敏感になるなんて、葉子は抱きつくように、優夜の全身を愛撫していく。
紅子と同じだ。身体が拘束されていると、肌が普段よりも過敏になる。ただ触られただけで、身体に電気のように刺激が伝わっていく。
それは脳で気持ち良さとして変わっていく。このままでは墜ちていく、もう戻れない場所へ。
「蒼子様、おっしゃる通り、面白い方ね、優夜さんは」
「ええ、とても」
勝手な会話が飛び交う。その間も葉子の手は止まらない。撫でる手を下降させながら、徐々に下半身に近づくる。
臍を触った手は、唐突に優夜のぺニスを捕らえた。パンツの上からまさぐられる。時に掴むように、時になぞるように。
「貴方はマゾなのかしら? こんな酷い目にあってるのに、こんなに大きくしちゃって、変態なのね」
葉子は優夜のそれを、まさぐり続けた。優夜は必死に足を閉じて抵抗する。
「あら、恥ずかしい? ならもっと恥ずかしくして差し上げるわ」
突然胸ぐらを掴まれ立たされた。細い身体から想像できないほど、力が強い。あっという間に手を後ろで組まされ、そこに縄が巻かれた。キュッという音とともに、縄が固定された、手首は動かなくなってしまった。
葉子は的確に、丁寧に優夜の胸に縄を回し、上半身を戒めていく。数分のうちに上半身は完全に縄で固定された。
食い込むような強さではないのに、手も腕も全く動かせない。背中に縄が足され、天井から垂れた鎖の先のフックに括られる。葉子が縄を引くと上半身の縄が、軽く爪先立ちになるほど引っ張られた。
上半身が圧迫されたことで、息が苦しくなり、呼吸が荒くなってきた。葉子は背後から優夜を抱きしめるようにして耳元で囁いた。
「ふふ。緊縛は初めてかしら? 顔が赤いわよ」
耳に息を吹きかけられる。同じだ。蒼子や紅子と同じように、葉子も優夜を玩具のように見ている。しかし、抵抗しようとしても何もできない。
次の瞬間、視界が真っ暗になった。アイマスクのようなものを掛けられ、何も見えない。
「目隠しも初めてかしら」
指で首筋をなぞられる。縛られ、目隠しをされただけで、これほど肌が敏感になるなんて、葉子は抱きつくように、優夜の全身を愛撫していく。
紅子と同じだ。身体が拘束されていると、肌が普段よりも過敏になる。ただ触られただけで、身体に電気のように刺激が伝わっていく。
それは脳で気持ち良さとして変わっていく。このままでは墜ちていく、もう戻れない場所へ。
「蒼子様、おっしゃる通り、面白い方ね、優夜さんは」
「ええ、とても」
勝手な会話が飛び交う。その間も葉子の手は止まらない。撫でる手を下降させながら、徐々に下半身に近づくる。
臍を触った手は、唐突に優夜のぺニスを捕らえた。パンツの上からまさぐられる。時に掴むように、時になぞるように。
「貴方はマゾなのかしら? こんな酷い目にあってるのに、こんなに大きくしちゃって、変態なのね」
葉子は優夜のそれを、まさぐり続けた。優夜は必死に足を閉じて抵抗する。
「あら、恥ずかしい? ならもっと恥ずかしくして差し上げるわ」
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