ストーカーさんに攫われました

ムニエル

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異世界こんにちわ

19,ちょっとのぼせちゃった

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   亜希side

  


   チャプン……。

   ディコルさんに抱かれてお湯に浸かる。

   暖かいなぁ。

   シーンとしてる。

   にしても、ディコルさんもミトリアさんもムキッとしてるね……。

   シルさんもいい体してるし……。

   それに比べて僕の体は……。

   羨ましい。

   沈黙を破ったのはディコルさんだった。

  「ねぇー、亜希ちゃんってなんでこんなに柔らかいの?チョー触り心地がいい……。」

   「や、柔らかいかな……?」

    「柔らかいねぇ。スライムみたいな触り心地だよ。」

    スライム……。

   「あぁ、亜希の肌はすごく触り心地がいい。」 

    シルさんまで……。

    ミトリアさんはなんか神妙な顔で頷いてるし……。

    お腹に肉はついてないと思うんだけどなぁ。

    「太ってる…?」

    むにっとお腹を触る。

   「「「グッ」」」

    ?

    なんか呻き声が……。

    気のせいかな。

    まぁいいか。

    そういうのって気にするだけ無駄だよね。

    にしても、ぼーっとしてきた。

    のぼせたかな?

    「あーっと、そろそろあがりたいんだけど……。」

    「あ、ごめんねぇ。」

     ザパッとディコルさんが上がるとミトリアさんも出てくる。

    シルさんも慌ててでてきた。

    脱衣所らしき場所に戻るとタオルで覆われる。

    「ンぷっ。あ、ありがと。」

    「濡れたままだと体調が悪くなってしまいますからね。」

    シルさんはこっちをじっと見ながらオロオロしている。
   
    ちなみに僕はこの際抱かれたままだ。

    あっという間にネグリジェっぽいものを着せられる。

    す、素早い対応だ……。

   3人もいつ着替えたのだろうか、寝間着を着ている。

    はー、寝巻きでも様になってるなぁ。

    着崩した分色気がすごい。

    

    
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