ストーカーさんに攫われました

異世界こんにちわ

11,戸惑いの告白

   亜希side

   「とりあえず、一旦落ち着いて話を整理しよう…。

   シルさんは僕が好き。

   意味は？

   ……隙？

   好き？

   スキ。

   SUKI……。

  すき焼き。

  す……。  」

   「恋愛的な意味なんだけど。」

   シルさん赤くなってるし……。

  うぅ。わかってしまった。とにかく結婚？したいってことだよねー。うわぁ。マジかぁ。

  んで、改めて2人が好き……って説明してくれたけど側近のミトリアさんとディコルさんがぼくをね、ラウ……？

  おう？は？マジかぁ。

  僕モテモテじゃない？

  嬉しくない。

  モテて嬉しくない……。

   まじで嬉しくない。

  皆さんこんなイケメンだもの好きになってもおかしくないんじゃって思った人。

   僕、いとこのねーさんが腐ってたから知ってる……。

   僕……。もう、わかってしまってる……！

   「落ち着いた……？」

   「ゔん……。」

  僕が掘られる側じゃない？

   猫ちゃんじゃない？

   女の子役じゃない？

   ドーテイ失えないんじゃないの……かな。