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酒場にて、男冒険者達の会話
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【男冒険者C】
酷い目に遭った。
【男冒険者A】
まったくだ。
誰か、こいつを絞めろ。
【男冒険者B】
もう恥を晒したし、放置でいいんじゃない?
【変態冒険者】
…すまん。
【男冒険者E】
レックス達か?
水臭いなー。
サンクセレツに来たんなら、声ぐらい掛けろよ。
【男冒険者A→レックス】
ホビロか。
久しぶりだな。
【男冒険者E→ホビロ】
ガーズの奴、どうしたんだ?
死にそうな顔をしているが?
【男冒険者C】
ダンジョンで、PTを危険に巻き込んだ挙句、恥を晒した。
【ホビロ】
あー、あのダンジョンに行ったのか。
大変だったろ?
俺も思い出したくない目に遭ったぞ。
【男冒険者B】
罠だけかと思ったら、魔物もふざけていたよ。
マッサージしてくるゴブリン、防具を食べるスライム、痛みが快楽のウルフ。
なんなの、あのダンジョン?
【ホビロ】
聞かれても困る。
俺だって、さっぱり分からん。
【レックス】
そうだよな。
ちくしょう、失敗した!
情報を再度確認して、ダンジョンに入るべきだった。
【男冒険者B】
好奇心の方が勝っていたからねー。
サンクセレツに着いて、ダンジョンへ直行だったし。
【男冒険者C】
お前は、女性冒険者が目当てだったろう。
【男冒険者B】
素っ裸の女性冒険者は居なかった…。
【ホビロ】
最初の頃は良いモノを見た…もとい被害が多かった。
しかし、対策を取るようになったぞ。
当たり前だが。
【男冒険者B】
ですよねー。
【レックス】
ウルフに腕を噛まれたが、滅茶苦茶気持ち良かった。
身体がゾクゾクしたっていうか、あれはマジでやばい。
武器を落としたし、一瞬動きが止まってしまう。
【男冒険者C】
ああ、そうだな。
痛みには慣れているが、快楽は耐え難い。
戦闘中に受けると、命取りになるぞ。
【ホビロ】
で、ガーズは何をしでかした?
【変態冒険者→ガーズ】
情けだ。
聞かないでくれ。
【男冒険者B】
ゴブリン共に襲われている女性冒険者を発見。
正確には、マッサージされていたけど。
それを見た変態は…。
俺もまぜろー!と叫んで行き、天井に隠れていたスライムに食べられた。
【ガーズ】
ちょ、お前!?
【ホビロ】
馬鹿だと思っていたが、大馬鹿だったか。
しかし、あのスライムか。
炎の罠と同じく、人体に影響ないが、衣服と防具を溶かすからな。
非常に厄介だ。
【男冒険者B】
顔だけ出ている状態の変態。
助けてー!と叫び続け、それを聞いたウルフ達の襲来。
数は…いっぱいだったなー。
【レックス】
あれは正直、全滅するかと思った。
ダンジョンで大声は、やめろって言っただろ。
魔物に位置を、教えているようなものだぞ。
【ガーズ】
だって、あの時は消化されると思って、マジで怖かったし!
衣服や防具だけって、知らなかったんだよ!
【ホビロ】
本来のスライムは、そうだしな。
物理攻撃は核以外通じず、その核も硬い。
初級魔物とはいえ、油断できない相手だ。
魔法に弱いが、俺達は使えない。
【男冒険者B】
素っ裸になった後、全身をウルフ達に噛まれ…。
【ガーズ】
ぎゃああああああああっ!
言うなーーーっ!
【男冒険者B】
野太いよがり声を上げ、色々な液体をまき散らして、失神した。
見ていた俺達は、ドン引き。
【男冒険者C】
女性冒険者とゴブリン達も、ドン引き。
【レックス】
ウルフ達を撃退した後は、素っ裸のこいつを連れて街に帰還。
街の人々の視線が超痛かった…。
【ホビロ】
うわー、引くわー。
【ガーズ】
うわあああああああああ!
もうお婿に行けない!
【男冒険者C】
安心しろ。
お前と結婚しようなんて、奇特な女性はいない。
【男冒険者B】
確かに。
【ホビロ】
ガーズの件はいいとして、女性冒険者の方は?
【ガーズ】
俺の扱い、酷くない!?
【レックス】
無事だ。
ゴブリン達を蹴散らして助けた。
【ホビロ】
おおっ、よかったよかった。
【男冒険者C】
………(助けた時、残念そうな顔をしていた)
………(いやいや、そんなわけないか)
………(きっと、俺の見間違えだ)
酷い目に遭った。
【男冒険者A】
まったくだ。
誰か、こいつを絞めろ。
【男冒険者B】
もう恥を晒したし、放置でいいんじゃない?
【変態冒険者】
…すまん。
【男冒険者E】
レックス達か?
水臭いなー。
サンクセレツに来たんなら、声ぐらい掛けろよ。
【男冒険者A→レックス】
ホビロか。
久しぶりだな。
【男冒険者E→ホビロ】
ガーズの奴、どうしたんだ?
死にそうな顔をしているが?
【男冒険者C】
ダンジョンで、PTを危険に巻き込んだ挙句、恥を晒した。
【ホビロ】
あー、あのダンジョンに行ったのか。
大変だったろ?
俺も思い出したくない目に遭ったぞ。
【男冒険者B】
罠だけかと思ったら、魔物もふざけていたよ。
マッサージしてくるゴブリン、防具を食べるスライム、痛みが快楽のウルフ。
なんなの、あのダンジョン?
【ホビロ】
聞かれても困る。
俺だって、さっぱり分からん。
【レックス】
そうだよな。
ちくしょう、失敗した!
情報を再度確認して、ダンジョンに入るべきだった。
【男冒険者B】
好奇心の方が勝っていたからねー。
サンクセレツに着いて、ダンジョンへ直行だったし。
【男冒険者C】
お前は、女性冒険者が目当てだったろう。
【男冒険者B】
素っ裸の女性冒険者は居なかった…。
【ホビロ】
最初の頃は良いモノを見た…もとい被害が多かった。
しかし、対策を取るようになったぞ。
当たり前だが。
【男冒険者B】
ですよねー。
【レックス】
ウルフに腕を噛まれたが、滅茶苦茶気持ち良かった。
身体がゾクゾクしたっていうか、あれはマジでやばい。
武器を落としたし、一瞬動きが止まってしまう。
【男冒険者C】
ああ、そうだな。
痛みには慣れているが、快楽は耐え難い。
戦闘中に受けると、命取りになるぞ。
【ホビロ】
で、ガーズは何をしでかした?
【変態冒険者→ガーズ】
情けだ。
聞かないでくれ。
【男冒険者B】
ゴブリン共に襲われている女性冒険者を発見。
正確には、マッサージされていたけど。
それを見た変態は…。
俺もまぜろー!と叫んで行き、天井に隠れていたスライムに食べられた。
【ガーズ】
ちょ、お前!?
【ホビロ】
馬鹿だと思っていたが、大馬鹿だったか。
しかし、あのスライムか。
炎の罠と同じく、人体に影響ないが、衣服と防具を溶かすからな。
非常に厄介だ。
【男冒険者B】
顔だけ出ている状態の変態。
助けてー!と叫び続け、それを聞いたウルフ達の襲来。
数は…いっぱいだったなー。
【レックス】
あれは正直、全滅するかと思った。
ダンジョンで大声は、やめろって言っただろ。
魔物に位置を、教えているようなものだぞ。
【ガーズ】
だって、あの時は消化されると思って、マジで怖かったし!
衣服や防具だけって、知らなかったんだよ!
【ホビロ】
本来のスライムは、そうだしな。
物理攻撃は核以外通じず、その核も硬い。
初級魔物とはいえ、油断できない相手だ。
魔法に弱いが、俺達は使えない。
【男冒険者B】
素っ裸になった後、全身をウルフ達に噛まれ…。
【ガーズ】
ぎゃああああああああっ!
言うなーーーっ!
【男冒険者B】
野太いよがり声を上げ、色々な液体をまき散らして、失神した。
見ていた俺達は、ドン引き。
【男冒険者C】
女性冒険者とゴブリン達も、ドン引き。
【レックス】
ウルフ達を撃退した後は、素っ裸のこいつを連れて街に帰還。
街の人々の視線が超痛かった…。
【ホビロ】
うわー、引くわー。
【ガーズ】
うわあああああああああ!
もうお婿に行けない!
【男冒険者C】
安心しろ。
お前と結婚しようなんて、奇特な女性はいない。
【男冒険者B】
確かに。
【ホビロ】
ガーズの件はいいとして、女性冒険者の方は?
【ガーズ】
俺の扱い、酷くない!?
【レックス】
無事だ。
ゴブリン達を蹴散らして助けた。
【ホビロ】
おおっ、よかったよかった。
【男冒険者C】
………(助けた時、残念そうな顔をしていた)
………(いやいや、そんなわけないか)
………(きっと、俺の見間違えだ)
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