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空気読み

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 皆が空気を読んだ結果、優勝したのはポーラだった。
 彼女は目を輝かせて喜んでて、微笑ましい限りだった。

「えー! 私が優勝なの? どうしよう。何も考えてなかった! じゃあ、兄さんの家に一緒に住むっていうのは……あれ? 私達、兄妹なのにどうして一緒に住んでないんだろう……」
「優勝賞品は俺と一緒に暮らす権利だ! よかったなポーラ!」
「え、うん。ありがとう」
「おめでとうポーラ! 羨ましいわ!」

 空気の読めるエリーヌがポーラを祝福してる。

「もう我慢はしなくていいの。うんと甘えましょう?」
「……うん」

 さすが、イネスのフォローもバッチリだ。

 気恥ずかしそうにするポーラを皆が祝福している。
 壊れていたポーラのことは皆知ってるし、子供達でさえ話を合わせたり気に掛けてくれていた。

(いい家族に恵まれたな……)

「兄さん、優勝したからギュってしてくれる?」
「もちろんだ。よく頑張ったな」
「うん……」

 安堵したのか、俺の腕の中で彼女は眠り始めた。

「皆、ありがとうな」
「家族なんだから当たり前だろ?」
「マリーの言うとおりです。私達が言うなって話ですけど」

 リゼットの冗談に女達がおかしそうに笑う。
 外の世界が地獄だとは思えない光景だ。

 その後、再びビンゴゲームで盛り上がったあと、俺はトイレに連れ込んだイネスとエリーヌを脱がせて準備を整えた。よく働いてくれる二人にはサービスしてやらないとな。

 処女だったエリーヌにお尻を向けさせて、ゆっくりと挿入する。

「ひっ……」
「大丈夫よ。エリク様にお任せする気持ちで、リラックスして身体の力を抜いて……」
「は……い」

 いつも冷静なエリーヌだが、さすがに緊張してるな。

「もう全部入りましたか?」
「まだだ」
「あうっ……」

 よし、これで全部だ。覆いかぶさって小ぶりな胸を揉んでやる。

「小さくてごめんなさい……」
「可愛いよ。どうだ。俺のペニスは」
「大きいです。中がグチャグチャで、ちょっと動くだけで引っ掛かるのが分かります」
「これでたっぷり可愛がってやるからな」
「はひぃ!」

 バックで突かれたエリーヌが悲鳴を上げてる。

「可愛いケツだな」

 エリーヌの顔が真っ赤になってる。
 こんなに綺麗なのに、商人としての勉強ばかりで男慣れしてないな。
 初心すぎて悪い男に騙されないか心配だ。

「あっあっ……エリク様……。もっと思いきり突いてください!」

 プルプル子犬のように足腰が震えてるエリーヌに頼まれたが、俺は彼女の頭を撫でてやった。

「十分に気持ちよくなってる。お前の中に入れられるだけで俺は幸せだ」
「……っ」

 潤んだ目になるエリーヌに正面を向かせ、俺はリズミカルに彼女を突いた。
 あまり長く続けても今はきついだろうしな。

「好きです。エリク様のことが……」
「俺だって愛してる。お前に対する気持ちは誰にも負けない」
「あっあっ幸せっ……あっ……」

 ラストスパートを掛けた。
 一生懸命キスしてくるエリーヌを強く抱いて、奥に射精する。

「っ……きましたっ」
「よく頑張ったな」

 エリーヌを便座に座らせて、今度はイネスの番だ。
 順番が回ってくると、イネスは鼻息も荒く俺の唇を奪った。
 長い舌を蛇のようにチロチロさせながら、俺の舌を舐めてくる。

「エリーヌにもよく見てもらえ。お前のヘンタイっぷりを」
「オチンポ様早く入れてぇん」
「だったらいつもの腰振りダンスを見せろ」
「おっおっおおぉぉん」

 自分のアソコを弄りながらイネスが下品に腰を前後してる。

「そんな……イネスがこんなになっちゃうなんて……」
「あの口上も見せてやれ」
「イネスはぁ! オチンポ教の聖女ですぅ! ぶっといチンポを入れられる為だけに生まれてきたマゾ聖女ですぅ!」
「おら、チンポを恵んでやるよ聖女様」
「ぶひぃぃぃぃ!!!」

 女の蜜でドロドロになったアソコに一息で入れてやる。
 イネスは獣みたいな声で絶頂した。

「おいおい、入れただけで終わってんじゃねえよ豚が」

 抱き抱えたイネスのアソコをオナホのように上下して使う。

「おっおっおほぉぉぉ!」
「めんどくせえな」

 マリオネットの魔法で彼女の間接を糸で固定し、そのまま身体を天井から吊るす。
 伸縮性のある糸で吊るした彼女の腰を掴み、再度オナホのようにペニスをしごく。

「おお、さっきより使いやすいな」
「あっおごぉぉぉ!」
「……酷い」

 涎とオシッコと汗を垂らしながらイネスは何度も絶頂してる。
 俺は彼女の身体を乱暴に使いながら、全てを赦してくれる彼女に愛情も感じていた。

「他の男にも使わせてやろうか?」
「やっめってぇぇぇん!」
「誰のチンポでもいいんだろ? 豚なんかいいんじゃないか?」
「あひぃぃぃぃ!」

 こいつは俺だけのモノだ。
 誰にも渡さない。

「……なんてな。俺以外のオスがお前に触れることは許さない」
「私もっ! エリクのオチンポ様が好きですぅ! このオチンポ様じゃないと満足できません! あ、あなただけを……愛してるって信じてくださいぃ!」

 マリオネットを解除し、イネスの身体をヒールで回復する。
 そして、チュパチュパと舌を吸いあった。

「好きだ。オチンポ様じゃなくてエリク教の信者になれ」
「一生エリク様の信徒です」
「なら、孕めイネス」
「ンンンン」

 直立不動で立ったまま挿入されたイネスのケツを掴み、がむしゃらに突きまくる。

「うっうっあああ~~~」
「可愛いな。イネス」

 お互いにビクビクと腰を震わせて、両方同時に達した。

「……観客がいるから派手にやりすぎたな」
「いつもより熱が入ったわ」

 チュッチュッとキスをしあう。
 刺激が強すぎたのか、エリーヌはフリーズ状態だ。

「いつもあんなことしてるのね」
「イネスが甘えさせてくれるからな」
「甘えてくれるのが嬉しくて……。でも、ハードなセックスの後にはいっぱい甘くしてくれるのよ?」

 そう言って微笑むエリーヌの指には指輪がある。

「その指輪……もしかして」
「前の夫から送られた指輪を砕いた後にプレゼントしてくれたの」
「え? 砕かれたの!?」
「砕いて食べてたわ。前の夫の愛情は俺が受け継ぐって……。そのあと寝室で一晩中犯されて、それから手料理を振る舞ってくれたわ。男の人から料理してもらったのは初めてで、そのことを話したら喜んでて可愛かったわね」
「すごい思い出ね。私はそんなに派手なのないから……」

 実は記憶消去の魔法を使って何度もエリーヌを犯してるんだが、彼女は気づいてないみたいだな。

「あの、何を笑ってるんでしょうか?」
「いや、何でもない。これからたくさん思い出を作ろうな」
「どうぞお手柔らかに……」
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