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48 希望の花
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アキを抱いてスッキリした俺は、二人をメイドとして屋敷に送った。エメリスに念話を飛ばしたから、あとは任せて大丈夫だろう。
あと残る問題は伯爵だな。
「クワンダ伯爵、お前のおかげで良い前例が作れた。罪を犯した貴族は処分され、一族の娘は俺に召し抱えられる。いや、母子ともに本当に気に入ったよ。どちらも当たりだった」
猿ぐつわにしていた布を外してやる。
「よくも妻と娘を! 地獄に落ちろ!」
「伯爵、お前が今までしてきたことを思い返してみろ。罪なき民草をどれだけ生け贄にしてきた。お前達一家が罰を受けるのは当然だろう」
「平民は我々のおかげで暮らしていけるのだ! それに獣人共などトリテアに寄生する害虫でしかない! それを有効活用して何が悪い! 教会の定義においても獣人は人と見なされない!」
「教会の見識なんか知ったことか。やっと幸せを掴んだガキ二人を地獄に叩き落とそうとしたお前の性根にイラついてんだよ」
「奴隷の売買を考えたのは私ではない! なぜ一人だけ貧乏くじを引かなければならないのだ!」
……こいつ、何か情報を持ってそうだな。
「司法取引だ。本当のことを吐けば減刑してやってもいい。他にも奴隷の売買に関わってる奴がいるんだな?」
「女神教の大司教ライアス。あいつは獣人狂いのペド野郎だ。あの野郎が教会内の司教に獣人を回してるんだ。獣人は人じゃないから、姦淫の罪には当たらないとか言ってな!」
下種な発想だ。セックスを禁じておきながら、自分達は亜人を強姦してるとはな。
「必要な情報は吐いたんだ! 約束通り減刑してくれ!」
「そうだな。では公開処刑までの日取りを一週間延長してやる。感謝するがいい」
「全然減刑になってないだろ!? この鬼畜め! お前に人の心はあるのか!」
自分の罪を棚に上げて俺を糾弾しようとは、呆れた男だ。
「俺は優しい男だぞ。マキアとアキはこれからたっぷり可愛がってやる。何発目で俺の子を孕むか楽しみだ」
「貴様ぁぁぁぁ!!!!」
十分に挑発して満足できた。
俺は『催眠』の魔法を使って彼を眠らせた。
悪いが手を緩めるつもりはない。ここで彼を見逃せば、また俺の命を狙う者がでてくるだろう。未来の暗殺を防ぐ為にも、ここは厳正な裁きを受けてもらおう。
クワンダ伯爵が衛兵に突き出された後、俺は本邸に戻った。
リビングに行くとアイスがおり、ソファで本を読んでいた。
「あ、ハジメさん。スピリタニア向けの工作が終わりましたよ」
「ご苦労様。フレアはどこに行ったんだ?」
「たまには二人きりにしてくれるそうです」
優しい女だ。俺は疲れを感じて、ソファに座るアイスの元に屈んだ。そして、彼女の膝に頭を預けて目をつぶった。
(フレアが道を正そうとしてくれたのに、結局のところ俺は外道の道しか歩めないんだな……)
伯爵に対して悪いという気持ちはあまりない。
だが、妻と娘まで蹂躙したいわけじゃなかった。
「ハジメさん、疲れてますね」
「疲れとは違うな。これは、後悔かもしれない。犯罪者の妻と娘を強引に抱いた。……なんて、アイスに聞かせる話じゃなかったな」
アイスは何も言わず髪を撫でてくれる。
「大丈夫ですよ。ハジメさんはちゃんと優しいので」
「アイス……」
彼女の股を開き、下着をずらして舐める。
「……これでも俺が優しいって思うのか?」
「あっん……」
「お前が優しいって言った男の本性はこれなんだよ」
ソファに座るアイスの両脚を抱え、いたいけな少女のアソコにペニスをねじ込む。俺を慰めようとしてくれていた彼女を、ただのマンコ穴として消費する。俺は……そういう屑だ。
「アイス……っ」
「大好きですから、大丈夫です」
ヨシヨシと頭を撫でられた……。
優しくされてるのに、激しくピストンする腰が止められない。
ソファにギュウギュウに押しつけられた彼女に逃げ出す術はない。
ただ蛙のように股を開いてチンポを受け入れるだけだ。
グチャグチャの穴を突いて、アイスのプニプニの唇も奪う。
「ん……ちゅ……ハジメさぁん」
「アイス……アイス……ッ」
「だ、大丈夫、ですから……。アイスは……あ……がっ……」
「嫌いって言ってくれ……こんな俺なんか……」
小刻みにアイスが痙攣してる。
乳首はビンビンになり、マンコも泡立っている。
突く度に甘い声を上げ、切なく歪めた顔は限界に近い。
「嫌いって……嫌いって言えよ……」
「好き……れしゅぅ……愛して……いま……ギャッ」
アナルに指を刺した。
アソコをグチャグチャに泡立てられて、ケツ穴にまで指を突っ込まれて……。
「やぁぁぁん……!」
「ごめん……」
よく締まったアソコに膣内射精する。
奥を突かれて子種を注がれたアイスが、苦しげに呻いている。
「んぅぅ……」
「はぁ……はぁ……」
ぐったりしたアイスにすがりつくように抱きついた。
ケツを犯した指は『浄化』の魔法で綺麗にする。
だが、俺の穢れ切った心まではどうにもならない。
「……傷つかないで……ください。アイスはハジメさんが好きです」
「俺は、フレアの期待する俺になれなかったんだ」
「直接、そう言われたんですか?」
言われなくても分かる。
だって、俺はあの母子を……。
「アイスと約束してください。確かめもせずに自分を責めないって。……今、念話してフレアに聞きました。フレアは、ハジメさんが最後に笑えるなら何をしても許すって言ってますよ?」
「でも、俺みたいな女神の使徒がいていいと思うのか?」
「強くてエッチで、でも本当は優しいところだってある。そんなハジメさんだからこそ、私達は一緒にいるんです。ハジメさんが最初に抱いた女の子の言葉、信じられないですか?」
「……信用してるに決まってるだろ」
アイス、ありがとうな。俺の為に真剣になってくれて……。
「もう大丈夫だ。俺は迷わない」
信じてくれる女達がいる。
だったら、立ち止まってる暇なんかない。
「ハジメさんが止まらない限り、その先に私達はいますから……」
「ありがとう。俺は進み続ける。希望の花がここにある限りな」
あと残る問題は伯爵だな。
「クワンダ伯爵、お前のおかげで良い前例が作れた。罪を犯した貴族は処分され、一族の娘は俺に召し抱えられる。いや、母子ともに本当に気に入ったよ。どちらも当たりだった」
猿ぐつわにしていた布を外してやる。
「よくも妻と娘を! 地獄に落ちろ!」
「伯爵、お前が今までしてきたことを思い返してみろ。罪なき民草をどれだけ生け贄にしてきた。お前達一家が罰を受けるのは当然だろう」
「平民は我々のおかげで暮らしていけるのだ! それに獣人共などトリテアに寄生する害虫でしかない! それを有効活用して何が悪い! 教会の定義においても獣人は人と見なされない!」
「教会の見識なんか知ったことか。やっと幸せを掴んだガキ二人を地獄に叩き落とそうとしたお前の性根にイラついてんだよ」
「奴隷の売買を考えたのは私ではない! なぜ一人だけ貧乏くじを引かなければならないのだ!」
……こいつ、何か情報を持ってそうだな。
「司法取引だ。本当のことを吐けば減刑してやってもいい。他にも奴隷の売買に関わってる奴がいるんだな?」
「女神教の大司教ライアス。あいつは獣人狂いのペド野郎だ。あの野郎が教会内の司教に獣人を回してるんだ。獣人は人じゃないから、姦淫の罪には当たらないとか言ってな!」
下種な発想だ。セックスを禁じておきながら、自分達は亜人を強姦してるとはな。
「必要な情報は吐いたんだ! 約束通り減刑してくれ!」
「そうだな。では公開処刑までの日取りを一週間延長してやる。感謝するがいい」
「全然減刑になってないだろ!? この鬼畜め! お前に人の心はあるのか!」
自分の罪を棚に上げて俺を糾弾しようとは、呆れた男だ。
「俺は優しい男だぞ。マキアとアキはこれからたっぷり可愛がってやる。何発目で俺の子を孕むか楽しみだ」
「貴様ぁぁぁぁ!!!!」
十分に挑発して満足できた。
俺は『催眠』の魔法を使って彼を眠らせた。
悪いが手を緩めるつもりはない。ここで彼を見逃せば、また俺の命を狙う者がでてくるだろう。未来の暗殺を防ぐ為にも、ここは厳正な裁きを受けてもらおう。
クワンダ伯爵が衛兵に突き出された後、俺は本邸に戻った。
リビングに行くとアイスがおり、ソファで本を読んでいた。
「あ、ハジメさん。スピリタニア向けの工作が終わりましたよ」
「ご苦労様。フレアはどこに行ったんだ?」
「たまには二人きりにしてくれるそうです」
優しい女だ。俺は疲れを感じて、ソファに座るアイスの元に屈んだ。そして、彼女の膝に頭を預けて目をつぶった。
(フレアが道を正そうとしてくれたのに、結局のところ俺は外道の道しか歩めないんだな……)
伯爵に対して悪いという気持ちはあまりない。
だが、妻と娘まで蹂躙したいわけじゃなかった。
「ハジメさん、疲れてますね」
「疲れとは違うな。これは、後悔かもしれない。犯罪者の妻と娘を強引に抱いた。……なんて、アイスに聞かせる話じゃなかったな」
アイスは何も言わず髪を撫でてくれる。
「大丈夫ですよ。ハジメさんはちゃんと優しいので」
「アイス……」
彼女の股を開き、下着をずらして舐める。
「……これでも俺が優しいって思うのか?」
「あっん……」
「お前が優しいって言った男の本性はこれなんだよ」
ソファに座るアイスの両脚を抱え、いたいけな少女のアソコにペニスをねじ込む。俺を慰めようとしてくれていた彼女を、ただのマンコ穴として消費する。俺は……そういう屑だ。
「アイス……っ」
「大好きですから、大丈夫です」
ヨシヨシと頭を撫でられた……。
優しくされてるのに、激しくピストンする腰が止められない。
ソファにギュウギュウに押しつけられた彼女に逃げ出す術はない。
ただ蛙のように股を開いてチンポを受け入れるだけだ。
グチャグチャの穴を突いて、アイスのプニプニの唇も奪う。
「ん……ちゅ……ハジメさぁん」
「アイス……アイス……ッ」
「だ、大丈夫、ですから……。アイスは……あ……がっ……」
「嫌いって言ってくれ……こんな俺なんか……」
小刻みにアイスが痙攣してる。
乳首はビンビンになり、マンコも泡立っている。
突く度に甘い声を上げ、切なく歪めた顔は限界に近い。
「嫌いって……嫌いって言えよ……」
「好き……れしゅぅ……愛して……いま……ギャッ」
アナルに指を刺した。
アソコをグチャグチャに泡立てられて、ケツ穴にまで指を突っ込まれて……。
「やぁぁぁん……!」
「ごめん……」
よく締まったアソコに膣内射精する。
奥を突かれて子種を注がれたアイスが、苦しげに呻いている。
「んぅぅ……」
「はぁ……はぁ……」
ぐったりしたアイスにすがりつくように抱きついた。
ケツを犯した指は『浄化』の魔法で綺麗にする。
だが、俺の穢れ切った心まではどうにもならない。
「……傷つかないで……ください。アイスはハジメさんが好きです」
「俺は、フレアの期待する俺になれなかったんだ」
「直接、そう言われたんですか?」
言われなくても分かる。
だって、俺はあの母子を……。
「アイスと約束してください。確かめもせずに自分を責めないって。……今、念話してフレアに聞きました。フレアは、ハジメさんが最後に笑えるなら何をしても許すって言ってますよ?」
「でも、俺みたいな女神の使徒がいていいと思うのか?」
「強くてエッチで、でも本当は優しいところだってある。そんなハジメさんだからこそ、私達は一緒にいるんです。ハジメさんが最初に抱いた女の子の言葉、信じられないですか?」
「……信用してるに決まってるだろ」
アイス、ありがとうな。俺の為に真剣になってくれて……。
「もう大丈夫だ。俺は迷わない」
信じてくれる女達がいる。
だったら、立ち止まってる暇なんかない。
「ハジメさんが止まらない限り、その先に私達はいますから……」
「ありがとう。俺は進み続ける。希望の花がここにある限りな」
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