110 / 118
110 聖域を穢した者
しおりを挟む
一部で女が相手なら見境なしだとか心無いことを言われてる俺だが、自分の娘には一度も手を出したことがない。領主の屋敷にいるだろう幼メイド達や召喚したシトに対しては、完全な庇護対象として見なしている為、セックスをしようという気が起こらないのだ。
「あー、シトよ。まず、セックスという行為の意味を分かってるか?」
「はい。女性やその家族を屈服させる為の行為です」
「いや違う。本来は愛を確かめ合う為の行為だ」
「……?」
不味い、俺はシトへ良くない影響ばかりを与えてしまったようだ。
「色々と教育する必要があることは分かったが、どうして俺とエッチなことをしようと思ったんだ?」
「はい。私も、マスターに屈服しています。だから、エッチなことをするべきだと思いました。私だけズルをしてるみたいでよくないです」
「いや、だからそもそも屈服させる為の行為でもないし、屈服させた女にエッチをするという決まりもないんだ」
誰が育てたんだと叱りたくなるが、責任者は俺だ。それだけは間違いない。
「シト……。俺は、お前を大事にしたいんだ。娘として、家族として、傍にいたいと思ってる」
「……私に魅力がないのでしょうか。マスターは相手が大人であれ子供であれ、犯したいと思ったら犯す方です。なのに、どうして私は犯されていないのでしょうか」
「シトが大事なんだ。もしどうでもいいと思ってるなら、ここで何も考えず犯してる」
「へえ……」
アルカナが俺を睨んでる。ま、まずい、何も考えず犯してきた連中の波動を感じる。見るとライラも泣き崩れていた。
「ち、違う! 大事だから犯せない場合もあるが、ライラのように魅力的すぎてその場で犯してしまうこともある! ライラ、泣くな。ちゃんとお前のことも大事にしてるから!」
「はい……。話を邪魔して申し訳ありませんでした」
「いいんだ。誤解があったなら後でゆっくり話そう。アルカナもだ」
「ガランを失って辛かったカナミの気持ち、考えましたか!」
うっ……。全然気にしてなかったことを追求されてしまった。
というか、俺がこの世界で会ったガランと、外道神の元締めだったガラン。
どういう繋がりがあったのか、ハッキリしたことは今も分かってない。
恐らく、カナミと俺が結ばれたあとで、ガランはカナミを奪うつもりだったんだろうが……。
それにしてはタイミングを逸していたような……。いや、これも完全な憶測だ。
ガランが俺を恨んでいたことは疑いようもない事実だ。
そして、ガランは遺言として俺にカナミを育てるよう命じていた。
なぜ、そんなことをさせたのか。
恐らくだが、しっかりとカナミと愛情を育み、結婚したあとで俺からカナミを奪うつもりだったからに違いない。
復讐という視点で考えるなら、他に理由が思いつかない。
――だが、それが事実だと言う確証は、どこにもない。
人は所詮、自分の物差しで推し量ることしかできない生き物だ。
カルマオンラインでの養父としてのガラン。
彼が何を考えていたのか、俺は知るべきじゃないだろうか。
神だったガランはぶっ殺して嫁と娘まで寝取ってしまった後だが、あとでカルマオンラインで出会ったガランについても、クリュウに聞いてみようと思った。
あいつがこのゲームの元締めみたいなところはあるから、何か知っていることがあるかもしれない。
「どうなんですか?」
「……アルカナ、カナミとはちゃんと時間を取りたいと思ってる。ガランのことも調べてみるつもりだ。だから、今は娘と話してる途中だし少し黙っててくれないか」
「あなたはいつも娘のことばっかり! 私のこともちゃんと見てよ!」
「娘の前でヒステリーを起こすのはやめてくれ」
「誰のせいよ!」
「あの、落ち着きなよアルカナ。タクマはちゃんとお前を愛してるよ……って、何でライバルの私が説得してるんだよ」
荒れに荒れてしまったが、カイリがアルカナとライラ達を連れて少し離れた場所に移動してくれた。やれやれ、全面的に俺が悪かったが、女というのは怖いな。やはり本気で詰め寄られると勝てる気がしない。
俺はシトを連れて、彼女と出会った森へ転移した。
「ここなら落ち着いて話せるだろう」
「はい」
と言いながら、シトは着ていたローブを脱いでスッポンポンになってしまった。
「おい……!」
「私は、マスターの気持ちが嬉しいです。マスターが優しくしてくれると、心がポカポカします」
「なら、分かるだろう。俺は今の関係を崩したくないんだ。娘を、そういう目で見たくない。これは本心なんだ」
「マスターが望むなら、私は娘になります。パパ、大好きですよ」
「くっ……」
邪な気持ちからではない。
大事なシトを抱きしめてやりたくなる。
俺は彼女をギュっと抱いた。
が、シトはしゃがんで俺のチンポを咥えてしまった。
「お、おい!」
「ピチャピチャ……チュ」
「どうしてなんだ……」
男として起ってしまうことが情けない。
稚拙な、ただ舐めるだけの奉仕だ。
どんな感情であれ、その気持ちが嬉しくないと言えば嘘になる。
が、同時に悲しくもあった。
これが、俺の親としての限界なのだろうか。
本当の親であれば、ここでシトを叱ってやれたはずだ。
だが、俺の場合は腰が疼いてしまってる。
俺は親子という関係性を、シトに示してやれなかったんだな。
(お袋、元気にしてるか?)
ふと、そんなことを思った。
ただの現実逃避だ。
気づけば自然に腰が動いていた。
シトの幼い口いっぱいにペニスを入れて、腰を振ってしまう。
(本当に……俺は最低な……)
「んっんん~!」
死神の口内はあったかかった。
「けほっけほっ。あっ……」
咳き込んで精液をこぼしてしまったシトが慌てて草むらからすくって飲もうとするので、俺は肩を掴んで止めた。
「いいんだ。落ちたものまで拾うな」
さっきから胸が痛む。
こぼした精液をすくって飲もうとする娘を見せられるとか、どんなカルマだよ……。
「でも、せっかく出たのに……」
「まだ出るから……」
「分かりました」
言って、シトがペニスを吸い上げてきた。
「うおおぉぉ……」
「ジュルルルルルル」
何も考えず吸ってるだけだろうが、バキュームの力が強い。
「…………?」
「そ、そのまま続けてくれ」
「ちゅるるるるる」
くっ……。幼い口マンコに腰を叩きつける。
こんな……自分で召喚したロリ死神にフェラで奉仕させてしまうなんて……。
「んんんん~~~!!!」
いつも眠たげな眼差しが、驚きで見開かれてる。
「ん……ん……」
コクっとシトが飲み干す。
「今度はパパのちゃんと飲み込みました。嬉しいですか?」
背徳感しかねえよ……。そう思ったが、冷たくするわけにもいかないので礼を言っておくことにする。
「ありがとうな。シトの気持ち、しっかり伝わったぞ」
「パパのお嫁さんになれますか?」
「あ、ああ……。アルカナが許してくれたらな……」
下手したら殺されかねないが。
まあ、大丈夫か。同年代のネリスもいるし……。
どちらかと言えば俺のメンタルの方がもたない可能性はあるが。
「じゃあ、そろそろ戻るか」
「嫌です。まだエッチしてません」
「いや、したじゃないか。パパも疲れたんだ。また今度な」
「絶対にします!」
怒った感じに言ってペニスを鷲掴みにされる。
お、おいって!
「ここに、こうですよね……っ! いっ!」
「バカ、ムリするからだ!」
「うううぅぅぅぅ」
割れ目に強引にチンポを入れて、娘が泣いてる。
もう本当に悪夢だ。
なんだか、今まで重ねてきた業がここにきて大爆発してる感じだ……。
「痛いです……パパァ」
「す、すまない」
「キスしてください」
し、したくねぇ……。
一度娘というカテゴリーで見てしまってるが為に、ハードルが高すぎる。
が、暴走した時のシトの危険性は良く分かってるつもりだ。
一回放置しすぎて暴走させてるからな。
ん、と唇を突き出される。
目をつむって、いつでもしてくださいって感じだ。
(はぁ……)
内心、溜息をつきつつシトと唇を重ねる。
プリプリの唇に少し触れて放そうとすると、頭を掴んでディープキスをされた。
「ん……ちゅ……ちゅ……。パパのがキスでおっきくなってます」
(言わないでくれ……!!!!)
もうヒュプノスで催眠状態にしてセックスを終わらせてしまいたいくらいだ。
しかし、落とした女にヒュプノスを使うのはなんだか嫌だからずっと避けてきたし、ましてや自分の娘にヒュプノスを使うのはもっと嫌だ。
「パパ、もっとシトのお股、使っていいですよ」
「は、はい……」
なぜか敬語になる始末である。
俺はもう諦めて、色々な物を捨てて、娘マンコにペニスを叩きつけることにした。
もう、後戻りはできない。シトを満足させることだけを考えようと思う。
「パパ、いっぱい気持ちよくなってください。アイラにしてたみたいに……」
ズキズキと胸が痛む。
……ライラには本当に申し訳ないことをした。
親ってこんな気持ちだったんだな。
痛がって無理をしているシトを相手に、自分が気持ちよくなることなど考えらえない。
「シト、無理をするなよ?」
「できます……。私だってアイラみたいに……ううぅぅ」
催眠状態に掛かったアイラの再来だ。
シトは涙目になりながら腰を振りまくってくる。
「や、やめろって……!」
「パパ、中で出して……!」
「くっ……」
ジュポジュポと音が鳴ってる。
(こんな……こんなはずじゃ……)
自責の念と、今まで重ねてきた業の深さに後悔しつつ、俺はシトのなかで盛大に発射した。
「うぉぉぉぉ……」
「イ゛ッ……」
ビュルルルルルルル……。
射精が止まらない。
ぎゅぅぅぅ……と娘を抱いてしまう。
気がつけば俺は、逃がさないようシトの腰を抱いていた。
シトのグチャグチャに泡立った股から、色々なモノが混ざった体液が垂れている。
「あ、あ、パパので……いっぱいです」
俺はなんてことを……。
逃がさないよう腰を抱いてしまったことで、一滴余さず娘に出してしまった。
「どうでしたか?」
最悪だよ……!
「パパ……?」
不安そうにシトが見上げてくる。
もう、嘘でも褒めるしかない状況だ。
「……ああ。最高(に自分の生き方を見つめ直したくなる程)の体験だった」
「良かったです、パパ」
新しい繋がりを手に入れたシトは満足顔だ。
ただ、その為に俺が失ったものは大きかった。
(自省しよう。幼メイド達とだけは、こんな関係にならないよう気をつけよう)
「パパ……好きです。チュ……」
「お、俺も愛してるぞ」
「パパからもキスをください」
「ああ、チュ……」
「チュム……チュパ……」
軽い気持ちでふるさと納税をしたら返礼品が立派すぎて驚くような気持ちを味わった。
シトのディープキスは深すぎる。
「手でしますね……チュパ……」
「え?」
舌を絡めとられながら、情けなく勃起した竿をしごかれる俺の姿が、そこにはあった。
かつてエルフの聖域と呼ばれた領域で、俺は人としての聖域を犯した。
これは、他人の聖域を穢し続けた俺に対する罰なのだろうか。
甘美で背徳的な奉仕を受けながら、俺は娘の手のなかで果てるしかなかった……。
「あー、シトよ。まず、セックスという行為の意味を分かってるか?」
「はい。女性やその家族を屈服させる為の行為です」
「いや違う。本来は愛を確かめ合う為の行為だ」
「……?」
不味い、俺はシトへ良くない影響ばかりを与えてしまったようだ。
「色々と教育する必要があることは分かったが、どうして俺とエッチなことをしようと思ったんだ?」
「はい。私も、マスターに屈服しています。だから、エッチなことをするべきだと思いました。私だけズルをしてるみたいでよくないです」
「いや、だからそもそも屈服させる為の行為でもないし、屈服させた女にエッチをするという決まりもないんだ」
誰が育てたんだと叱りたくなるが、責任者は俺だ。それだけは間違いない。
「シト……。俺は、お前を大事にしたいんだ。娘として、家族として、傍にいたいと思ってる」
「……私に魅力がないのでしょうか。マスターは相手が大人であれ子供であれ、犯したいと思ったら犯す方です。なのに、どうして私は犯されていないのでしょうか」
「シトが大事なんだ。もしどうでもいいと思ってるなら、ここで何も考えず犯してる」
「へえ……」
アルカナが俺を睨んでる。ま、まずい、何も考えず犯してきた連中の波動を感じる。見るとライラも泣き崩れていた。
「ち、違う! 大事だから犯せない場合もあるが、ライラのように魅力的すぎてその場で犯してしまうこともある! ライラ、泣くな。ちゃんとお前のことも大事にしてるから!」
「はい……。話を邪魔して申し訳ありませんでした」
「いいんだ。誤解があったなら後でゆっくり話そう。アルカナもだ」
「ガランを失って辛かったカナミの気持ち、考えましたか!」
うっ……。全然気にしてなかったことを追求されてしまった。
というか、俺がこの世界で会ったガランと、外道神の元締めだったガラン。
どういう繋がりがあったのか、ハッキリしたことは今も分かってない。
恐らく、カナミと俺が結ばれたあとで、ガランはカナミを奪うつもりだったんだろうが……。
それにしてはタイミングを逸していたような……。いや、これも完全な憶測だ。
ガランが俺を恨んでいたことは疑いようもない事実だ。
そして、ガランは遺言として俺にカナミを育てるよう命じていた。
なぜ、そんなことをさせたのか。
恐らくだが、しっかりとカナミと愛情を育み、結婚したあとで俺からカナミを奪うつもりだったからに違いない。
復讐という視点で考えるなら、他に理由が思いつかない。
――だが、それが事実だと言う確証は、どこにもない。
人は所詮、自分の物差しで推し量ることしかできない生き物だ。
カルマオンラインでの養父としてのガラン。
彼が何を考えていたのか、俺は知るべきじゃないだろうか。
神だったガランはぶっ殺して嫁と娘まで寝取ってしまった後だが、あとでカルマオンラインで出会ったガランについても、クリュウに聞いてみようと思った。
あいつがこのゲームの元締めみたいなところはあるから、何か知っていることがあるかもしれない。
「どうなんですか?」
「……アルカナ、カナミとはちゃんと時間を取りたいと思ってる。ガランのことも調べてみるつもりだ。だから、今は娘と話してる途中だし少し黙っててくれないか」
「あなたはいつも娘のことばっかり! 私のこともちゃんと見てよ!」
「娘の前でヒステリーを起こすのはやめてくれ」
「誰のせいよ!」
「あの、落ち着きなよアルカナ。タクマはちゃんとお前を愛してるよ……って、何でライバルの私が説得してるんだよ」
荒れに荒れてしまったが、カイリがアルカナとライラ達を連れて少し離れた場所に移動してくれた。やれやれ、全面的に俺が悪かったが、女というのは怖いな。やはり本気で詰め寄られると勝てる気がしない。
俺はシトを連れて、彼女と出会った森へ転移した。
「ここなら落ち着いて話せるだろう」
「はい」
と言いながら、シトは着ていたローブを脱いでスッポンポンになってしまった。
「おい……!」
「私は、マスターの気持ちが嬉しいです。マスターが優しくしてくれると、心がポカポカします」
「なら、分かるだろう。俺は今の関係を崩したくないんだ。娘を、そういう目で見たくない。これは本心なんだ」
「マスターが望むなら、私は娘になります。パパ、大好きですよ」
「くっ……」
邪な気持ちからではない。
大事なシトを抱きしめてやりたくなる。
俺は彼女をギュっと抱いた。
が、シトはしゃがんで俺のチンポを咥えてしまった。
「お、おい!」
「ピチャピチャ……チュ」
「どうしてなんだ……」
男として起ってしまうことが情けない。
稚拙な、ただ舐めるだけの奉仕だ。
どんな感情であれ、その気持ちが嬉しくないと言えば嘘になる。
が、同時に悲しくもあった。
これが、俺の親としての限界なのだろうか。
本当の親であれば、ここでシトを叱ってやれたはずだ。
だが、俺の場合は腰が疼いてしまってる。
俺は親子という関係性を、シトに示してやれなかったんだな。
(お袋、元気にしてるか?)
ふと、そんなことを思った。
ただの現実逃避だ。
気づけば自然に腰が動いていた。
シトの幼い口いっぱいにペニスを入れて、腰を振ってしまう。
(本当に……俺は最低な……)
「んっんん~!」
死神の口内はあったかかった。
「けほっけほっ。あっ……」
咳き込んで精液をこぼしてしまったシトが慌てて草むらからすくって飲もうとするので、俺は肩を掴んで止めた。
「いいんだ。落ちたものまで拾うな」
さっきから胸が痛む。
こぼした精液をすくって飲もうとする娘を見せられるとか、どんなカルマだよ……。
「でも、せっかく出たのに……」
「まだ出るから……」
「分かりました」
言って、シトがペニスを吸い上げてきた。
「うおおぉぉ……」
「ジュルルルルルル」
何も考えず吸ってるだけだろうが、バキュームの力が強い。
「…………?」
「そ、そのまま続けてくれ」
「ちゅるるるるる」
くっ……。幼い口マンコに腰を叩きつける。
こんな……自分で召喚したロリ死神にフェラで奉仕させてしまうなんて……。
「んんんん~~~!!!」
いつも眠たげな眼差しが、驚きで見開かれてる。
「ん……ん……」
コクっとシトが飲み干す。
「今度はパパのちゃんと飲み込みました。嬉しいですか?」
背徳感しかねえよ……。そう思ったが、冷たくするわけにもいかないので礼を言っておくことにする。
「ありがとうな。シトの気持ち、しっかり伝わったぞ」
「パパのお嫁さんになれますか?」
「あ、ああ……。アルカナが許してくれたらな……」
下手したら殺されかねないが。
まあ、大丈夫か。同年代のネリスもいるし……。
どちらかと言えば俺のメンタルの方がもたない可能性はあるが。
「じゃあ、そろそろ戻るか」
「嫌です。まだエッチしてません」
「いや、したじゃないか。パパも疲れたんだ。また今度な」
「絶対にします!」
怒った感じに言ってペニスを鷲掴みにされる。
お、おいって!
「ここに、こうですよね……っ! いっ!」
「バカ、ムリするからだ!」
「うううぅぅぅぅ」
割れ目に強引にチンポを入れて、娘が泣いてる。
もう本当に悪夢だ。
なんだか、今まで重ねてきた業がここにきて大爆発してる感じだ……。
「痛いです……パパァ」
「す、すまない」
「キスしてください」
し、したくねぇ……。
一度娘というカテゴリーで見てしまってるが為に、ハードルが高すぎる。
が、暴走した時のシトの危険性は良く分かってるつもりだ。
一回放置しすぎて暴走させてるからな。
ん、と唇を突き出される。
目をつむって、いつでもしてくださいって感じだ。
(はぁ……)
内心、溜息をつきつつシトと唇を重ねる。
プリプリの唇に少し触れて放そうとすると、頭を掴んでディープキスをされた。
「ん……ちゅ……ちゅ……。パパのがキスでおっきくなってます」
(言わないでくれ……!!!!)
もうヒュプノスで催眠状態にしてセックスを終わらせてしまいたいくらいだ。
しかし、落とした女にヒュプノスを使うのはなんだか嫌だからずっと避けてきたし、ましてや自分の娘にヒュプノスを使うのはもっと嫌だ。
「パパ、もっとシトのお股、使っていいですよ」
「は、はい……」
なぜか敬語になる始末である。
俺はもう諦めて、色々な物を捨てて、娘マンコにペニスを叩きつけることにした。
もう、後戻りはできない。シトを満足させることだけを考えようと思う。
「パパ、いっぱい気持ちよくなってください。アイラにしてたみたいに……」
ズキズキと胸が痛む。
……ライラには本当に申し訳ないことをした。
親ってこんな気持ちだったんだな。
痛がって無理をしているシトを相手に、自分が気持ちよくなることなど考えらえない。
「シト、無理をするなよ?」
「できます……。私だってアイラみたいに……ううぅぅ」
催眠状態に掛かったアイラの再来だ。
シトは涙目になりながら腰を振りまくってくる。
「や、やめろって……!」
「パパ、中で出して……!」
「くっ……」
ジュポジュポと音が鳴ってる。
(こんな……こんなはずじゃ……)
自責の念と、今まで重ねてきた業の深さに後悔しつつ、俺はシトのなかで盛大に発射した。
「うぉぉぉぉ……」
「イ゛ッ……」
ビュルルルルルルル……。
射精が止まらない。
ぎゅぅぅぅ……と娘を抱いてしまう。
気がつけば俺は、逃がさないようシトの腰を抱いていた。
シトのグチャグチャに泡立った股から、色々なモノが混ざった体液が垂れている。
「あ、あ、パパので……いっぱいです」
俺はなんてことを……。
逃がさないよう腰を抱いてしまったことで、一滴余さず娘に出してしまった。
「どうでしたか?」
最悪だよ……!
「パパ……?」
不安そうにシトが見上げてくる。
もう、嘘でも褒めるしかない状況だ。
「……ああ。最高(に自分の生き方を見つめ直したくなる程)の体験だった」
「良かったです、パパ」
新しい繋がりを手に入れたシトは満足顔だ。
ただ、その為に俺が失ったものは大きかった。
(自省しよう。幼メイド達とだけは、こんな関係にならないよう気をつけよう)
「パパ……好きです。チュ……」
「お、俺も愛してるぞ」
「パパからもキスをください」
「ああ、チュ……」
「チュム……チュパ……」
軽い気持ちでふるさと納税をしたら返礼品が立派すぎて驚くような気持ちを味わった。
シトのディープキスは深すぎる。
「手でしますね……チュパ……」
「え?」
舌を絡めとられながら、情けなく勃起した竿をしごかれる俺の姿が、そこにはあった。
かつてエルフの聖域と呼ばれた領域で、俺は人としての聖域を犯した。
これは、他人の聖域を穢し続けた俺に対する罰なのだろうか。
甘美で背徳的な奉仕を受けながら、俺は娘の手のなかで果てるしかなかった……。
0
お気に入りに追加
1,884
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる