大事に育てた畑を奪われたからこの村は見捨てることにした ~今さら許しを乞うても無駄なんだよ~(完)

みかん畑

文字の大きさ
上 下
109 / 118

109 カイリとの再会

しおりを挟む
「タクマ……!」

 千年振りに再会したカイリは、初対面の時とは全く異なる態度で俺に接してきた。
 千年前よりも少し背が伸びたか?
 あまり肉体的な成長はないようだな。

 十七歳くらいの美少女。
 勝気で好戦的な雰囲気があるが、俺への一途な愛情を示してきて可愛いと思う。
 胸は……あまり成長してないが少しはあるな。

「え……。あの、何が起こってるのでしょうか?」

 気を失ったアイラを庇っていたライラは、状況の変化についていけていない。

「まあ、ようするにこういうことだ」

 紅蓮の髪の少女を抱きしめ、着ていた服を全て脱がせて生まれた時の姿にする。
 そのままカイリに唇を重ね、マンコに指を入れてほじくったが、彼女は何の抵抗もしなかった。
 それどころか、下半身で指を咥えて下品に腰を振ってる。

 理知的な眼差しだが、俺を悦ばせる為にやってくれてるらしい。
 少し顔が赤らんでるな。本当は恥ずかしいんだろう。

「ずっと会いたかったよ。ここで私を犯すのか?」
「そうだな。迷惑をかけたことを謝罪しながらペニスを挿入してくれ」
「うん、それじゃあそうするね。……本当はもっと雰囲気のあるところでしたかったけど、私のしたことを考えれば当然だよな」
「お前が俺との未来を考えて過去を不用意に修正しなかったことは嬉しく思う。だが、俺達が未来に進む為には、カイリの贖罪が必要だ。雰囲気のあるセックスはそのあとでたっぷりとしてやる」
「ん……。分かったよ。じゃあ、オチンポ入れさせてもらう……」

 皆にも分かりやすくしてやらないとな。

「こ、この度は、突然の襲撃で皆さんに不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。お詫びにマンコを使っていただき、下品に腰を振ることで贖罪したいと思います」
「よく出来た謝罪じゃないか。どこで覚えたんだ?」
「独学です。う……うぅぅぅ」

 初心な穴に男を受け入れ、痛みに耐えながらカイリが腰を振る。

 可哀想だが、これでもまだ罰としては足りないくらいだ。

「マンコは痛いか?」
「は、はい。ですが、これは私の罪ですから」
「敬語は使わなくていい。お前の謝罪の気持ちが伝われば十分だ」
「わ、分かった。じゃあ、あ、痛い……」
「もっと濡れさせないと駄目だろう」

 キスをして、それなりの大きさの胸を揉む。鷲掴みにしようとしたら隙間ができるくらいの大きさしかないが、スレンダーな体格と同性の中では高い身長が相まって、同性にはモテそうだ。

(……いい女に育ってくれたよな)

 俺の肩に捕まり、紅蓮の髪を乱れさせるカイリ。
 しかし、プレイの内容としては全然足りないな。

 よく見ると腰が引けていて、俺のペニスは半ばまでしか入ってない。

「おい、浅い所に入れて腰を振るな。先の方しか気持ちよくないだろうが。セックスってのは、こうするんだよ」
「あがぁ!」

 カイリのケツを掴んでグイっと引っ張る。
 いきなり奥まで刺さり、カイリの動きが止まる。

「固まったか。もういい。俺が動かす」
「あ、あの、あ、あたし」

 一人称が変わる程の衝撃だったか。

 カイリの髪を掴んで地面に四つん這いにする。
 彼女のヒップを掴み、俺は一気に奥までぶっ刺してやった。

「あああああぁぁぁ!!!」
「ほら、反省の言葉を言えよ」
「あひぃ……!」

 カイリの背中にしみがついて、チンポをズボズボと密壺に挿す。
 慣れない穴で必死にセックスしていたカイリが、身をよじってペニスから逃れようとする。こいつ、全然反省が足りてないんじゃないか?

 ケツを掴んでピストンを早める。

「うああああぁぁぁぁ……!!!」

 声に悲鳴以外のモノが混じってきた。

 ズボズボとピストンされていた穴から愛液が過剰に分泌され、顔を覗き込むと舌を出しながら快感に悶える雌犬になっていた。

 カイリに俺の方を向かせ、口の周りがベトベトになる程のキスをする。
 雌としての才能を発揮させたカイリが、スプリンクラーみたいに舌を回してディープキスをしてきた。

「レロォ……おっほぉぉぉぉ……じゅるるるるるるるる」
「この変態が。お前は奪った命の分まで俺と子作りに励め。それがお前の贖罪だ」
「あふぅぅぅぅ!!!」

 ビュッビュッと膣に吐き出した。

「なかなか良かったな」
「あの、何をして……?」

 カイリの髪をポニーテールに結う。
 おお、活発な印象が増してさらに美少女になった。

「んふぅぅぅぅ」
「じゅる……いい顔だ。美少女の口内を好きにするのは快感だ」

 ポニーテールに興奮した俺は、キスをしながらカイリと抱き合う姿勢へ移行した。
 カイリを俺に跨らせ、上半身を起こして抱き合い、深くキスをしたまま繋がる。

「さあカイリ、存分に甘えていいぞ。好きなだけ腰を振れ」
「私はタクマに抱いてもらえて幸せだ。女としての悦びを知れたから」
「完全にメスの顔になったな」
「私はもうタクマのチンポ奴隷だよ。一生懸命、腰を振るからいつでも中にマーキングしてくれ」

 ドロドロの膣を蠢かせながら、カイリが腰ふりをする。

「あっあっ。好きだタクマ。ずっと傍に置いてくれっ」
「犬としてなら飼ってやってもいいぞ」
「キャンキャン! 私はタクマ様の犬です! アォーンッ!」
「……冗談だ。カイリ、お前は俺の妻にする。過去のことで創造神アスエルにお前を要求されるかもしれないが、『六道』と『冥王』を持つ俺に生身の神が勝つことはありえない。安心して、傍にいろ」
「優しい……。私にできることはチンポを包み込むことだけだけど、毎日膣トレーニングをして頑張ってチンポをイかせるよ」
「今でも最高の締まりだけどな」
「嬉しい……んっんっんっ……気持ちよくなってタクマ……」

 ポニーテールを跳ねさせながらカイリが跳ねる。

「ううううぅぅぅぅぅ!」

 俺の女達はイキそうになると膣を締めて嬉しそうに子種を欲するから分かりやすい。最強の男の遺伝子を貰えることが、本能的に嬉しいんだろうな。

「いい具合だ。イクッ」
「精子のお代わりでイ゛ク゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ッ゛!」

 凄まじい締めつけでチンポから発射した汁を啜りまくるカイリだ。

 ビクビクと震え、力なく俺にもたれてくる。

「よくできたな。偉いぞカイリ」
「まだ仕事があるよ。綺麗にしないと」
「お掃除フェラはあとだ。余韻を感じたい」
「ん……」

 カイリを抱きしめて余韻に浸る。
 やや薄い胸が俺の胸板にあたってひしゃげている。
 可愛い女だ。どんな外敵からだって保護してやろう。

「チュ……好きだよ、タクマ」
「俺もだ。愛してる、カイリ」

 千年に渡る因縁が、ここに解消された。

「じゃあ、続けるね……?」
「頼む」

 カイリが寝そべった俺の股間を頬張る。
 ちゃんと練習してきたのか、あったかい口内でペニスをつつんで気持ちよくしてくれた。
 亀頭に歯が当たると痛いのだが、カイリのフェラチオは完璧で、口をすぼめて気持ちよくなるようニュルニュルと舌と這わせてくる。

「堪らないな。カイリの口の中は極楽だ」
「ふぁ……れろ……じゅるるる」

 上目遣いに俺の反応を見ながら、カイリが頭を前後する。

「ジュルルルルルル」
「くっ……。気持ちいい」
「ジュル……んっんっんっんっ」

 俺が頭を掴んで前後する必要もない。
 カイリの練習の成果が窺えるフェラを堪能し、俺は残りを全部吐き出した。

「ン゛……ちゅぱちゅぱ……ジュルルルル」
「ああ、吸い上げてくれるの気持ちいい」
「ふれひい……」

 クチュクチュと口内で味を楽しんだ後、カイリは飲み込んだ。
 コクコクと白い喉を鳴らした彼女が微笑む。

「上と下でいっぱい精子をいただき、ありがとうございました」
「コングラッチュレーション。お前は完全に俺への贖罪を果たした。これからは最高の恋人として迎えよう。式の準備もしないとな」
「くぬぬ……」

 アルカナがカイリを敵視するが、カイリは完璧な奉仕を終えたことで勝ち誇っている。

「千年間、ずっと練習してきたんだ。タクマは誰にも渡さないよ」
「調子に乗るのもそこまでです。私の統合した意識のなかには天才メイドのエリスがいるんですよ。あなたなんかに負けませんから」
「努力の私か、才能のアルカナか。決着をつけられる日を楽しみにしてるよ。私、アルカナ因子なんかいらないから」
「これは女達の友情の証! あなたなんかにあげませんから! ライラにはあげますけどね!」
「喧嘩するなよ」

 どっちも一番愛してるんだから。

「さて、ライラ。驚かせてしまってすまなかったな。見ての通り、カイリは俺の軍門に下った。まだ疑うか?」
「いえ、私もタクマに奉仕した女ですから分かります。私も見習いたい程の技術の研鑽を感じました。全てはあなたを悦ばせる為。カイリのことを認めます」

 分かってくれて嬉しく思う。

「さて、これで全ての障害は消えた。皇帝から全てを奪い尽くし、俺達の手で帝国を解放するぞ!」

 おおー!!!!
 女達と声を合わせ、颯爽と王宮へ向かう。

「マスター。私もエッチなことしてみたいです」

 なん……だと? 
しおりを挟む
感想 27

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!

仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。 しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。 そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。 一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった! これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

勇者のハーレムパーティー抜けさせてもらいます!〜やけになってワンナイトしたら溺愛されました〜

犬の下僕
恋愛
勇者に裏切られた主人公がワンナイトしたら溺愛される話です。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

処理中です...