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52 プレリュード※追想
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死の瞬間の記憶は、痛みというより不快感の方が大きかった。
俺は太った豚のようなサラリーマンに押し出され、ホームから転落した。
直進してくる電車は快速で、俺が通学に使っていた駅は普通電車しか止まらなかった。だから、俺がミンチになるのは確定事項だったと言える。
俺はホームの下に逃げようとしたが、それよりも電車の方が速度は上だった。
ああ、せっかく運動を頑張って特待生コースの枠を勝ち取って、バイトをして暖かい飯が食えるようになって、家にも少しは金が入れられるようになったのにな。
こんなところで俺は死ぬのか? 最期の瞬間、俺の頭にあったのは申し訳ないという思いだった。
俺のお袋は世間一般で言えばクズに該当されるらしい。
だが、俺からすれば立派なお袋だった。
メシは作らないしギャンブルで借金は作るしパチンコが大好きな親だったが、高校だけは行けと言って何とか学校に行けるように金を工面してくれた。
お袋はよく知らないオッサンを家に入れてセックスしてたから、あまり家に帰るのは好きじゃなかった。だけど、オッサン達は俺に小遣いをくれて、母のことも一応愛してるみたいだったから、気前のいい奴らだった。ただ、でかい声で喘ぐから迷惑ではあったが……。
「親孝行、何にもしなかったな」
「ならチャンスをくれてやろうか。わいは優しい神様なんや」
気がつくと、俺は白い部屋にいた。
そこは小さな個室で、自称神のオッサンが対面に座っている。
部屋には机と、ノートパソコンが一台だけ置かれている。
電源ケーブルが部屋の隅のタコ足から伸びていた。
パソコンは開かれ、既に起動はしているようだ。
ジジジ……とハードディスクの音が聞こえる。
「よう、まだ若いのに死んだな、あんちゃん。わいのことは気軽に神様って呼んでくれや」
「神……。あんたがか?」
白いスーツを着たオッサンだ。ヤのつく職業っぽい見た目だが、まっとうな神なのだろうか?
「まあ、神って言っても底辺の方やけどな。一口に神って言ってもぎょうさんいるんや。破壊神、管理神、創造神、外道神……」
「あんたは外道神なのか」
「破壊神や! おっそろしいこと言うなや! 外道神言うんはな、よその創造神の管轄に入ってきて話も聞かんと全部壊して自分の世界に作り変えようとするそら怖ろしい奴らなんや! これを撃退する為に、わいらみたいな破壊神がおるんやで。いわばわいは世界の守護者やな!」
「へえー。すごいなー」
「ほんまにそう思ってるんかいな!」
ノリが良くてテンション高めの神様みたいだな。
「ところでその胡散臭い関西弁もどきは何だ?」
「うっさいのう。指名入るようにお前はそうしろって、ウチの親父がそう言うとるんや。この人相やからなぁ。まあしゃーないけど。……ああ、お前は一回目やから知らんくても無理ないけど、人は死ぬとその後のライフプランを神と話し合って、天国にいけるよう得を高める修行をするんや。その今後の人生相談みたいなんを、誰とやるんかをお前は次回から選ぶことができる。まあ、指名するんはランダムに当たった過去の神様の中からやけどな。お前が次に会った神が途中であわんなー思ったら、すまへんけど前の人と交代してもらえんかーゆうたらチェンジできるから覚えとき」
美少女の神にあたったらずっとそれをキープしておけるのか。
いい仕組みだな。
「お前こんなに親身になってやってんのに、もうわいのこと切ろうとしてるやろ。ほんまどいつもこいつも顔やな!」
「本題に入ってくれ」
「うわ冷た……。はぁーーー。まあええわ。単刀直入に言うで。お前に取れる選択肢は次の三つや。①もう一度地球人に転生する。②前世の経験を生かして、異世界に転生する。③徳を消費して天国に行く」
「ならば俺は③を選ぼう」
「行けるか! なんでそう自信満々なんや。お前の徳は3! 地球で何しとったんや! ……って、怒るのも酷やったな。そんな若い身空で死んでもうたんやもんな」
シンミリする神様だ。
わりといい神様らしい。
次も美少女じゃなかったらこの神に頼もう。
「②はどういうやつなんだ?」
「これは、まあなんて言うたらいいかな。オンラインゲームってあるやろ」
「俺もやってたぞ」
「その世界に行って、勇者として魔王を倒すんや。しかし、これが一番きつい。剣とか魔法とかの世界やから、適正ないのが行ってもおっそろしい死に方するだけなんや。一応システムのサポートは得られるけどな」
「そんなに難しいことなのか? オンラインゲームは勝てるゲームだ。怯えなければ勝てるはずだ」
「その怯えるなっていうのが普通は無理なんやけどな。ちなみに②を選んだ場合、お前には④の選択肢ができるで。破壊神に昇格して外道神と戦うっていう選択肢や。異世界で修練を積んだ魂は強力になるからな。戦力として活躍が見込めるっちゅう話や。破壊神はええぞー。気に入った女を自分の天国に住ませられるからな」
「なんだと?」
「天国っちゅうんはそれぞれの神様が持ってる固有の世界のことや。徳の高い魂は神様の面接を受けて、合格すればその天国の住人になれるんや。徳の高い魂は、その神の力の源になるからな。せやから神様の目的は魂を導いて徳を上げて、自分の天国に住ませるっちゅうことになるな」
なるほど。良い神として魂を導き、最後には自分の天国に入れて信仰心を受け取るということか。
「徳の低い魂を天国に入れるとどうなるんだ?」
「いや、徳が低いとそもそも天国に入れんからな。無理矢理入れたらその神さん、穢れて邪神になってまうやろなぁ」
「なるほど。俺が破壊神になったらあんたには何かメリットがあるのか?」
「管理神への昇格が狙えるなぁ。わいの評価が上がるで」
「まあ、参考にはなった。なら俺は②を選ぼう」
「おお……! ほんならわいは異世界を用意するで」
オッサンがパソコンにカチカチと何かを打ちこんでいく。
マイクラみたいに世界を創造できるのか?
何を打ちこんでるのかは俺には見えない。
「そのパソコンで作れるんだな」
「すまんけど細かい話はできないルールなんや。言えるのは、魔王を倒した瞬間にあんちゃんは破壊神に昇格するってことだけや」
「その異世界で気に入った女を天国に連れていくこともできるのか?」
「すまんけどそれも言えん決まりや。わいに言えるんは『がんばれ』ってことだけや。それと一個だけ、向こうではあんちゃんは一人やけど、サポートは受けられる。人工AIみたいな奴で、あんちゃん専属のサポートや。どんなスキルを使えるようになるかは行った先のシステムと、そいつの成長次第やろな」
「分かった、もう覚悟はできてる」
「オーケーや。それと、お前さんは若い身空で死んで苦労したから、特別なスキルを持たせたる。いわゆるチートやけど、やったらあかんってルールもないからな。わいの親父がふざけて作ったスキルやけど、面白かったら感想聞かせてくれや」
オッサンが俺の後ろを指差す。
「できたで。あのゲートをくぐったらあんちゃんの異世界譚のスタートや」
「あんた、けっこうインテリなことできるんだな」
「ま、見た目ほど難しくはないで。わいが貯めこんだ貯金みたいなんは、かなり持ってかれるんやけどな」
「ところで、俺が破壊神になったら親孝行はできるのか?」
「できるで……。せやから、男見せてくれ。ちなみにお前が倒すべき魔王の強さは300。お前の強さは20からスタートや……」
はぁ……?
「おい、まさかカルマオンラインの世界で魔王を倒せと言うのか? それなら無理な相談だぞ。スタート地点で詰む可能性がある。せめて俺を――」
「スタート地点は選んどるから平気や! たぶん! お前の言いたいことは分かっとる! 分かっとるけど、俺も親父に命令されて仕方ないんや! 詳しい話も聞かんと②を選んだ己の判断を悔やんでくれ! すまん!」
ドン、と背中を押されて俺はゲームに落ちた。
ま た 押 さ れ る の か?
俺の声は暗闇に溶ける。
目が覚めると、俺は泥にまみれたクソガキだった。
(ガキからスタートかよ……!)
鬱蒼とした森にいる。
ここは、どこの森だ? カルマオンラインをベースにしたのだろうが、さすがに場所が分からない。草木の匂い、踏む閉めた草地の感覚、俺の想像していたゲームとは違い、現実だ。
クソ、倒せるものなら魔王なんか倒して破壊神になりたい。
あの神様はムカつくが、これはチャンスでもあるんだ。
だが、ステータス画面を確認したところ、俺のスキルは『鑑定』と『変異体』のみ。
変異体は強力な効果のようだが、もしこんなところで魔物に遭遇すれば、俺は一巻の終わ――
ウォーン……! 聞き覚えのある鳴き声だ。
これは、シルバーウルフ! 満月の夜にだけ現れる魔物じゃねえか! その戦力値は75!
(こんなところでレアモンスターかよ……!)
俺は森を必死に逃げまどう。
背後からハッハッとスタッカートの音が聞こえた。
もう終わりだ。人間の足で逃げ切れるわけがない。
俺は足をもつれさせ、地面に転がって悶えた。
ガキの手足は使いづらく、重心も悪いからすぐに転ぶ。
そうして、闇の中から四足の魔物が姿を見せ、死を覚悟した時――
「よう、ガキの出歩く時間じゃねえぞ」
俺はガランと出会った――
俺は太った豚のようなサラリーマンに押し出され、ホームから転落した。
直進してくる電車は快速で、俺が通学に使っていた駅は普通電車しか止まらなかった。だから、俺がミンチになるのは確定事項だったと言える。
俺はホームの下に逃げようとしたが、それよりも電車の方が速度は上だった。
ああ、せっかく運動を頑張って特待生コースの枠を勝ち取って、バイトをして暖かい飯が食えるようになって、家にも少しは金が入れられるようになったのにな。
こんなところで俺は死ぬのか? 最期の瞬間、俺の頭にあったのは申し訳ないという思いだった。
俺のお袋は世間一般で言えばクズに該当されるらしい。
だが、俺からすれば立派なお袋だった。
メシは作らないしギャンブルで借金は作るしパチンコが大好きな親だったが、高校だけは行けと言って何とか学校に行けるように金を工面してくれた。
お袋はよく知らないオッサンを家に入れてセックスしてたから、あまり家に帰るのは好きじゃなかった。だけど、オッサン達は俺に小遣いをくれて、母のことも一応愛してるみたいだったから、気前のいい奴らだった。ただ、でかい声で喘ぐから迷惑ではあったが……。
「親孝行、何にもしなかったな」
「ならチャンスをくれてやろうか。わいは優しい神様なんや」
気がつくと、俺は白い部屋にいた。
そこは小さな個室で、自称神のオッサンが対面に座っている。
部屋には机と、ノートパソコンが一台だけ置かれている。
電源ケーブルが部屋の隅のタコ足から伸びていた。
パソコンは開かれ、既に起動はしているようだ。
ジジジ……とハードディスクの音が聞こえる。
「よう、まだ若いのに死んだな、あんちゃん。わいのことは気軽に神様って呼んでくれや」
「神……。あんたがか?」
白いスーツを着たオッサンだ。ヤのつく職業っぽい見た目だが、まっとうな神なのだろうか?
「まあ、神って言っても底辺の方やけどな。一口に神って言ってもぎょうさんいるんや。破壊神、管理神、創造神、外道神……」
「あんたは外道神なのか」
「破壊神や! おっそろしいこと言うなや! 外道神言うんはな、よその創造神の管轄に入ってきて話も聞かんと全部壊して自分の世界に作り変えようとするそら怖ろしい奴らなんや! これを撃退する為に、わいらみたいな破壊神がおるんやで。いわばわいは世界の守護者やな!」
「へえー。すごいなー」
「ほんまにそう思ってるんかいな!」
ノリが良くてテンション高めの神様みたいだな。
「ところでその胡散臭い関西弁もどきは何だ?」
「うっさいのう。指名入るようにお前はそうしろって、ウチの親父がそう言うとるんや。この人相やからなぁ。まあしゃーないけど。……ああ、お前は一回目やから知らんくても無理ないけど、人は死ぬとその後のライフプランを神と話し合って、天国にいけるよう得を高める修行をするんや。その今後の人生相談みたいなんを、誰とやるんかをお前は次回から選ぶことができる。まあ、指名するんはランダムに当たった過去の神様の中からやけどな。お前が次に会った神が途中であわんなー思ったら、すまへんけど前の人と交代してもらえんかーゆうたらチェンジできるから覚えとき」
美少女の神にあたったらずっとそれをキープしておけるのか。
いい仕組みだな。
「お前こんなに親身になってやってんのに、もうわいのこと切ろうとしてるやろ。ほんまどいつもこいつも顔やな!」
「本題に入ってくれ」
「うわ冷た……。はぁーーー。まあええわ。単刀直入に言うで。お前に取れる選択肢は次の三つや。①もう一度地球人に転生する。②前世の経験を生かして、異世界に転生する。③徳を消費して天国に行く」
「ならば俺は③を選ぼう」
「行けるか! なんでそう自信満々なんや。お前の徳は3! 地球で何しとったんや! ……って、怒るのも酷やったな。そんな若い身空で死んでもうたんやもんな」
シンミリする神様だ。
わりといい神様らしい。
次も美少女じゃなかったらこの神に頼もう。
「②はどういうやつなんだ?」
「これは、まあなんて言うたらいいかな。オンラインゲームってあるやろ」
「俺もやってたぞ」
「その世界に行って、勇者として魔王を倒すんや。しかし、これが一番きつい。剣とか魔法とかの世界やから、適正ないのが行ってもおっそろしい死に方するだけなんや。一応システムのサポートは得られるけどな」
「そんなに難しいことなのか? オンラインゲームは勝てるゲームだ。怯えなければ勝てるはずだ」
「その怯えるなっていうのが普通は無理なんやけどな。ちなみに②を選んだ場合、お前には④の選択肢ができるで。破壊神に昇格して外道神と戦うっていう選択肢や。異世界で修練を積んだ魂は強力になるからな。戦力として活躍が見込めるっちゅう話や。破壊神はええぞー。気に入った女を自分の天国に住ませられるからな」
「なんだと?」
「天国っちゅうんはそれぞれの神様が持ってる固有の世界のことや。徳の高い魂は神様の面接を受けて、合格すればその天国の住人になれるんや。徳の高い魂は、その神の力の源になるからな。せやから神様の目的は魂を導いて徳を上げて、自分の天国に住ませるっちゅうことになるな」
なるほど。良い神として魂を導き、最後には自分の天国に入れて信仰心を受け取るということか。
「徳の低い魂を天国に入れるとどうなるんだ?」
「いや、徳が低いとそもそも天国に入れんからな。無理矢理入れたらその神さん、穢れて邪神になってまうやろなぁ」
「なるほど。俺が破壊神になったらあんたには何かメリットがあるのか?」
「管理神への昇格が狙えるなぁ。わいの評価が上がるで」
「まあ、参考にはなった。なら俺は②を選ぼう」
「おお……! ほんならわいは異世界を用意するで」
オッサンがパソコンにカチカチと何かを打ちこんでいく。
マイクラみたいに世界を創造できるのか?
何を打ちこんでるのかは俺には見えない。
「そのパソコンで作れるんだな」
「すまんけど細かい話はできないルールなんや。言えるのは、魔王を倒した瞬間にあんちゃんは破壊神に昇格するってことだけや」
「その異世界で気に入った女を天国に連れていくこともできるのか?」
「すまんけどそれも言えん決まりや。わいに言えるんは『がんばれ』ってことだけや。それと一個だけ、向こうではあんちゃんは一人やけど、サポートは受けられる。人工AIみたいな奴で、あんちゃん専属のサポートや。どんなスキルを使えるようになるかは行った先のシステムと、そいつの成長次第やろな」
「分かった、もう覚悟はできてる」
「オーケーや。それと、お前さんは若い身空で死んで苦労したから、特別なスキルを持たせたる。いわゆるチートやけど、やったらあかんってルールもないからな。わいの親父がふざけて作ったスキルやけど、面白かったら感想聞かせてくれや」
オッサンが俺の後ろを指差す。
「できたで。あのゲートをくぐったらあんちゃんの異世界譚のスタートや」
「あんた、けっこうインテリなことできるんだな」
「ま、見た目ほど難しくはないで。わいが貯めこんだ貯金みたいなんは、かなり持ってかれるんやけどな」
「ところで、俺が破壊神になったら親孝行はできるのか?」
「できるで……。せやから、男見せてくれ。ちなみにお前が倒すべき魔王の強さは300。お前の強さは20からスタートや……」
はぁ……?
「おい、まさかカルマオンラインの世界で魔王を倒せと言うのか? それなら無理な相談だぞ。スタート地点で詰む可能性がある。せめて俺を――」
「スタート地点は選んどるから平気や! たぶん! お前の言いたいことは分かっとる! 分かっとるけど、俺も親父に命令されて仕方ないんや! 詳しい話も聞かんと②を選んだ己の判断を悔やんでくれ! すまん!」
ドン、と背中を押されて俺はゲームに落ちた。
ま た 押 さ れ る の か?
俺の声は暗闇に溶ける。
目が覚めると、俺は泥にまみれたクソガキだった。
(ガキからスタートかよ……!)
鬱蒼とした森にいる。
ここは、どこの森だ? カルマオンラインをベースにしたのだろうが、さすがに場所が分からない。草木の匂い、踏む閉めた草地の感覚、俺の想像していたゲームとは違い、現実だ。
クソ、倒せるものなら魔王なんか倒して破壊神になりたい。
あの神様はムカつくが、これはチャンスでもあるんだ。
だが、ステータス画面を確認したところ、俺のスキルは『鑑定』と『変異体』のみ。
変異体は強力な効果のようだが、もしこんなところで魔物に遭遇すれば、俺は一巻の終わ――
ウォーン……! 聞き覚えのある鳴き声だ。
これは、シルバーウルフ! 満月の夜にだけ現れる魔物じゃねえか! その戦力値は75!
(こんなところでレアモンスターかよ……!)
俺は森を必死に逃げまどう。
背後からハッハッとスタッカートの音が聞こえた。
もう終わりだ。人間の足で逃げ切れるわけがない。
俺は足をもつれさせ、地面に転がって悶えた。
ガキの手足は使いづらく、重心も悪いからすぐに転ぶ。
そうして、闇の中から四足の魔物が姿を見せ、死を覚悟した時――
「よう、ガキの出歩く時間じゃねえぞ」
俺はガランと出会った――
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