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48 罪と罰(下)
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「ごめんな、俺のエゴに巻き込んで」
「いいんです。私はクオンの元恋人じゃありませんから、彼がどうなっても構いません。タクマの言う正義は私の価値観にも合致しているので、今からの行為は同意のものだと思って安心してください」
「愛してる。巨乳とかオナホとか肉便器とか、そんなこと以前に純粋にお前が好きだ。ミイナという存在を愛してる。ずっと一緒にいてくれよな」
「はい、当然です」
ニッコリ微笑むミイナと、俺は騎乗位になった。
俺がベッドに寝転がり、ミイナに跨って入れてもらう。
いつ見ても聖女の綺麗な指が醜い肉棒を導く様は冒涜的だな。
マンコの入口にズブズブとペニスが埋まっていく。
「あー……。オチンチン来ちゃってます」
「上体を起こすからな。振り落とされないくらい、俺にしっかりしがみついてくれ」
「いぎっ」
向かい合ったまま行う体面座位へ移り、その姿勢から更にミイナを抱えたまま立ち上がった。
完成したのはいわゆる駅弁と呼ばれるアクロバティックな体位だった。
男が女の全体重を抱えながらセックスをする体位だ。
「ふふ、空を飛んでるみたいで楽しいです。子宮を下からノックされて、私の意識も飛んじゃいそうですけど」
これのメリットは、歩きながらセックスができることだ。つまり、クオンに近づいていくことが可能だということである。
俺は聖剣を手元に召喚すると、威力を抑えた神竜斬で覗き穴のあった壁を粉砕した。
「……ッ!?」
荷物をまとめて逃げようとしていたクオンと目が合う。
クオン、自分の罪と向き合ってもらうぞ。
「クオン。お前、俺達の寝室を覗いてただろ。分かってるんだからな」
「よ、よくも……。よくもミイナを……!」
「何が『よくも』だ。それはこっちの台詞だ。俺が俺の女を犯して何が悪い。それよりも、俺はお前が見たかったものをこれから見せてやるよ。ほら、見てみろ。修道服で隠れてはいるが、ミイナはすっかり下の口で咥えて喜んでるぞ? お前に教えてやる。ミイナはこうすると喜ぶんだ」
クオンと会話をしている間にも、俺はミイナを下から突きまくっている。
「あっあっあっ。クオン、見えてますか? こんな姿で失礼します」
「やめろミイナ! 君はそんな女性じゃなかったはずだ!」
「オチンポォ」
ミイナはクオンを無視して自分が気持ちよくなるようケツを振り、竿をしごき始めた。
パン、パン、パン、と強く渇いた音が響く度、クオンの目が否が応でもミイナの背中に釘づけになる。
「や、やっぱりお前は最低な奴だった……! ミイナ、目を覚ませ! 頼むから! こんなことさせる男より僕の方がいいだろう!?」
まるで勇者のようなセリフだな。覗き見をして額をぶつけていた奴とは思えない。
ミイナの腰を掴んでオナホのように上下に振り、ミイナ全体で竿をしごくところを見せつける。ミイナを上下に振る度に美しい長髪が跳ねている。
「すごいですタクマッ! おぎゅっ」
「ハハッ。凄い声だなミイナ」
「だってもう、オマンコがイ゛ってますし……」
修道服の下がどうなってるか、クオンは見ることができない。
だが、ボタボタと愛液が零れ、ミイナが小刻みに震える姿を見れば、どういう結合をしてるかは想像に固くないはずだ。
「クオン、お前の言葉はもうミイナに届かないんだよ。行くぞミイナ! 俺に懺悔しながら子種を決められろ!」
「はいぃぃぃ! 私はチンポ大好き聖女の癖に今日まで避妊具を準備して勇者とおチンポしていたことをここに謝罪いたします! 罰としてタクマ様の子種を一滴残らず子宮にお招きするのでお許しくださいぃぃぃ! ザーメン……!」
「よく言ったミイナ! ご褒美をくれてやるぞ……!」
ミイナを近くにあった壁に叩きつけて腰を加速させた。
「手加減してくださぃぃぃぃぃ!!!!!」
「お前はこの壁の便器になってろ! お、俺はクオンに説教を……おっ……」
ブルブルとションベンでもしているように腰が震える。
実際に吐き出したのは、元気いっぱいの子種だったが。
腰が震える程の凄い快感だったな……。
修道服の下から過剰に分泌されるミイナの愛液を呆然と見つめ、彼はよろめいた。
「お、お……。オチンチン液がいっぱい入ってきてます、タクマ」
そして、
「ああああ。ああああああ。あああああああああ!!!!」
カチカチと歯の根が合わなくなったクオンが絶叫し、脇目も振らず逃走する。
「もう『覗き』はするなよ! 今回の件はこれでチャラにしてやる! 衛兵には突き出さないから安心しろ!」
全力で遠ざかる背中に俺は言葉を投げかけた。
「ミイナは俺が幸せにするから、お前は自分の道を生きろよ! お前はカルマオンラインのパッケージになれるくらい凄い奴なんだ。どんなに辛くても腐るなよ!」
はたして、俺の声は届いているのだろうか……。
「きっと届いていますよ」
一緒に演技をしてくれたミイナが微笑む。
俺はその唇にキスをして、いつか彼がまっとうに生きることを、願わずにはいられなかった。
俺に『聖剣』と『ミイナ』を譲ってくれた元勇者クオン。
その人生に、多くの幸があらんことを――
「いいんです。私はクオンの元恋人じゃありませんから、彼がどうなっても構いません。タクマの言う正義は私の価値観にも合致しているので、今からの行為は同意のものだと思って安心してください」
「愛してる。巨乳とかオナホとか肉便器とか、そんなこと以前に純粋にお前が好きだ。ミイナという存在を愛してる。ずっと一緒にいてくれよな」
「はい、当然です」
ニッコリ微笑むミイナと、俺は騎乗位になった。
俺がベッドに寝転がり、ミイナに跨って入れてもらう。
いつ見ても聖女の綺麗な指が醜い肉棒を導く様は冒涜的だな。
マンコの入口にズブズブとペニスが埋まっていく。
「あー……。オチンチン来ちゃってます」
「上体を起こすからな。振り落とされないくらい、俺にしっかりしがみついてくれ」
「いぎっ」
向かい合ったまま行う体面座位へ移り、その姿勢から更にミイナを抱えたまま立ち上がった。
完成したのはいわゆる駅弁と呼ばれるアクロバティックな体位だった。
男が女の全体重を抱えながらセックスをする体位だ。
「ふふ、空を飛んでるみたいで楽しいです。子宮を下からノックされて、私の意識も飛んじゃいそうですけど」
これのメリットは、歩きながらセックスができることだ。つまり、クオンに近づいていくことが可能だということである。
俺は聖剣を手元に召喚すると、威力を抑えた神竜斬で覗き穴のあった壁を粉砕した。
「……ッ!?」
荷物をまとめて逃げようとしていたクオンと目が合う。
クオン、自分の罪と向き合ってもらうぞ。
「クオン。お前、俺達の寝室を覗いてただろ。分かってるんだからな」
「よ、よくも……。よくもミイナを……!」
「何が『よくも』だ。それはこっちの台詞だ。俺が俺の女を犯して何が悪い。それよりも、俺はお前が見たかったものをこれから見せてやるよ。ほら、見てみろ。修道服で隠れてはいるが、ミイナはすっかり下の口で咥えて喜んでるぞ? お前に教えてやる。ミイナはこうすると喜ぶんだ」
クオンと会話をしている間にも、俺はミイナを下から突きまくっている。
「あっあっあっ。クオン、見えてますか? こんな姿で失礼します」
「やめろミイナ! 君はそんな女性じゃなかったはずだ!」
「オチンポォ」
ミイナはクオンを無視して自分が気持ちよくなるようケツを振り、竿をしごき始めた。
パン、パン、パン、と強く渇いた音が響く度、クオンの目が否が応でもミイナの背中に釘づけになる。
「や、やっぱりお前は最低な奴だった……! ミイナ、目を覚ませ! 頼むから! こんなことさせる男より僕の方がいいだろう!?」
まるで勇者のようなセリフだな。覗き見をして額をぶつけていた奴とは思えない。
ミイナの腰を掴んでオナホのように上下に振り、ミイナ全体で竿をしごくところを見せつける。ミイナを上下に振る度に美しい長髪が跳ねている。
「すごいですタクマッ! おぎゅっ」
「ハハッ。凄い声だなミイナ」
「だってもう、オマンコがイ゛ってますし……」
修道服の下がどうなってるか、クオンは見ることができない。
だが、ボタボタと愛液が零れ、ミイナが小刻みに震える姿を見れば、どういう結合をしてるかは想像に固くないはずだ。
「クオン、お前の言葉はもうミイナに届かないんだよ。行くぞミイナ! 俺に懺悔しながら子種を決められろ!」
「はいぃぃぃ! 私はチンポ大好き聖女の癖に今日まで避妊具を準備して勇者とおチンポしていたことをここに謝罪いたします! 罰としてタクマ様の子種を一滴残らず子宮にお招きするのでお許しくださいぃぃぃ! ザーメン……!」
「よく言ったミイナ! ご褒美をくれてやるぞ……!」
ミイナを近くにあった壁に叩きつけて腰を加速させた。
「手加減してくださぃぃぃぃぃ!!!!!」
「お前はこの壁の便器になってろ! お、俺はクオンに説教を……おっ……」
ブルブルとションベンでもしているように腰が震える。
実際に吐き出したのは、元気いっぱいの子種だったが。
腰が震える程の凄い快感だったな……。
修道服の下から過剰に分泌されるミイナの愛液を呆然と見つめ、彼はよろめいた。
「お、お……。オチンチン液がいっぱい入ってきてます、タクマ」
そして、
「ああああ。ああああああ。あああああああああ!!!!」
カチカチと歯の根が合わなくなったクオンが絶叫し、脇目も振らず逃走する。
「もう『覗き』はするなよ! 今回の件はこれでチャラにしてやる! 衛兵には突き出さないから安心しろ!」
全力で遠ざかる背中に俺は言葉を投げかけた。
「ミイナは俺が幸せにするから、お前は自分の道を生きろよ! お前はカルマオンラインのパッケージになれるくらい凄い奴なんだ。どんなに辛くても腐るなよ!」
はたして、俺の声は届いているのだろうか……。
「きっと届いていますよ」
一緒に演技をしてくれたミイナが微笑む。
俺はその唇にキスをして、いつか彼がまっとうに生きることを、願わずにはいられなかった。
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