気がついたら乙女ゲームだった!チートって何ですか?美味しいですか?

おばば様

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学園編

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寮に着き足早に自室へと戻る。太陽はまだ日没したばかりなのか、空は少し明るく窓から夕闇をぼんやりと見る、すると自分の姿がガラスに映り、慌てて姿見で髪色を見るが変化は無く、ほっと胸を撫で下ろす。

今なら夕食にも間に合うだろう、だがお昼に食べようとしたサンドイッチを取り出し、お茶を入れカップに注ぎ、そこからまたぼんやりしてしまう。

・・・。

それから何をしていたのか覚えていない、サンドイッチは食べたらしいお茶も無かった。
ミューの事は心配で、あの後母様に連れて行ったし、そこは安心している。
アウラに結婚しようと言われ、動揺しているのか、
それともあの声が聞こえたから、動揺しているのかわからない。

「結婚かぁ。出来るのかな私は・・・。」

幸いヒロインの事を虐めて無い・・・無論そんな事はしないが、私は悪役令嬢としての生を受けている。
物語の強制決行が無い限りは、結婚して子供も授かる事が多分出来る。ゆっくりとした人生は無理だけど、賑やかで穏やかな人生を送りたい!切実に

それに・・・夏にもイベントがあったはず。攻略対象者を誘って湖に行って涼むのよね、ボートに乗ったりして・・・?

あれ?私アウラの事を誘ってなかったか?いや・・・あれはバーベキューがしたくて海産物を炙って食べたいとか、お肉食べたいとか・・・。これではまるで私が食いしん坊みたい・・・。そこら辺はまた考えようと頭の隅に放り投げる。

お茶を入れ直し、保冷庫から新たなサンドイッチを出す。けしてバーベキューの話しを思い出し、お腹が空いた訳では無い。誰か居る訳でも無いが1人言い訳をする。

トマトが挟んである、サンドイッチをモグモグと食べ考える。トマトの酸味がいいアクセントをしているが、もう少し早く食べれば良かったと、サンドイッチに謝るごめん。そしてお茶を飲む美味しい、

次はこれだと狙いを定め手に取る、パンにマヨネーズが塗ってあり、キュウリと卵焼きのサンドイッチ、
もきゅもきゅと音が鳴り響き、キュウリがしんなりしていているが、歯ごたえは残っていて卵焼きとマヨネーズが口の中でダンスしているよう。
サンドイッチのを食べ終わり、お茶を飲み干す。

お腹が一杯になり気持ちも落ち着いた。
ふぅ・・・。なるようにしかならない!ソファから立ち上がり茶器と食器を片付ける。

「シャワー浴びて寝よ」

シャワー浴びて身支度を整えベッドに入る。
今日は色々な事があり疲れた、ふわふわの肌触りに癒される。段々と瞼が落ちてそのまま寝る。



爽やかな音楽が聞こえ、目を開けぼんやりとする。
頭の中が起きると、ベッドから下り身支度をして
食堂へと降り、シータと挨拶をして、朝食を貰うと何時もの席へと座る。

しばらくするとエリーゼが目の前に座り。ふわふわとした赤髪を、肩に流し私を心配顔で見る。

「おはようございますトゥカーナ様、お身体は大丈夫ですか?」
「おはようございます。エリーゼ先輩ありがとうございます。お休みして身体を休めました。」

私は心配させない様にニッコリと笑う。エリーゼは安堵の顔をして微笑む

「ほ・・・本当に心配したのですからね!」
「本当にありがとうございますエリーゼ先輩!」

そうだあれを聞かねば!

「エリーゼ先輩私聞いたのですが、トランプ大会とか、かくれんぼ・・・があるのですか?」

エリーゼはビックと肩を揺らすと、頭をギギギと壊れたロボットの様に動かすと、

「えぇ・・・ありますよ、しかも来週に・・・」

私かくれんぼ苦手なのですよね。頬に手をおくとふぅ・・・。ため息をついている。

「そ・・・そうなのね。た・・・楽しみデース。」

ハハハ・・・来週かぁ・・・。ババ抜き微笑み合戦


朝食を食べ終わり、シータに挨拶し学園へと向かう、エリーゼと一緒に登校する。

「先輩行きましょ!」
「えぇ!行きましょう!」

転移魔法陣で学園へ向う
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