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※後半にちょっとだけ表現がリアルになります。苦手な人は飛ばして下さい。
私の名前は、後藤ミク25歳
顔、胸、身長、頭、全てが平凡。素材そのままの黒髪、黒目だ。モテるのか?と言われると、私より可愛い子はいるので、街でたまに声を掛けられる程度。
私には家族が居る。
母、妹1、妹2、弟、そして私の5人家族だ
私もたまに働いているが、お母さんの方が給料が良いので、私は時々アルバイトをする日々、アルバイト以外の私がやれる事は、可愛い妹や弟の面倒を見て、家事全般をする事、まぁ言えば専業主婦みたいな感じかな?料理、洗濯、掃除も好きな方。
◆
お母さんの名前は、ヨシミ
大手企業の課長で。中間管理職のお母さんはいつも残業して遅くまで働いていて、ごく稀に午前様の時がある。お母さん忙しい日々を楽んでいる様子。お母さんは私の事を心配をしていて、「良い部下を・・・」と言ってくるが、毎回やんわりと断りを入れる、私は恋愛に興味が無い。
◆
妹2人は高校生なので(アルバイトはしている)手が掛からない、下の弟は低学年でまだ手は掛かる。歳の近い妹よりも私の方に甘えて来る。若いお母さんでも通じるからだろうか?そんな弟を時には叱り、時には笑い、遊ぶ、そして一緒に泣いたりもした。
◆
上の妹のクルミがどハマりしていた乙女ゲームをクルミと言う名前の攻略本を聞きながら、私はボチボチ暇つぶし程度にやっている。因みにクルミの好みは王太子みたいで、その乙女ゲームのイベントがある度に、聞きすぎて耳にタコが出来る程に沢山聞いた。
その乙女ゲームのイベントがあれば、1人で出かけて行き、グッズを抱えて帰って来る。若いっていいね!
とまるで若い子を見るオバサン化している。
◆
もう1人の妹ミユキ。この子は恋愛小説や異世界転生物、冒険物等々・・ラノベと言われる小説は大好物で、たまに小説の真似事をしては、私を困らせるが、私は引っかかる事は無い。
夕食が大好物なメニューや人参や大根等をハートや星型にして出したり、手作りのカレー等を作った時には、私にチートか!と言うが、私は知っている。フフフ・・・。ミユキの嫌いな野菜をフフフ・・・
私に、小説の内容を言ってくるが、私には訳が分からないので、半分以上右から左に聞き流す。それでも私の家族でとても可愛いのだが、後々黒歴史になりそうな感じがして少し心配な位。
◆
弟の名前はマサだ、好きな戦隊モノだったり、アニメだったり、虫や落ちてる石迄、好奇心が凄く、とても手が掛かる。虫は弟が寝た後に逃がし、石は「自然に帰りなさい」っと窓から放り投げる。毎日がイタチゴッコだ。きっと男の子2人以上を持つお母さんは毎日が戦争だろう。私なんて弟1人でこれなんだから、世の中のお母さんお疲れ様です。
そんな弟にザリガニを取りに行きたい、と学校から帰って来るなり言うので、バケツとスルメと糸を持って、近くの池迄取りに行く、その池は2つあり、1つは遠浅みたいな池で、長靴で歩いて反対側に渡れる程に浅い。油断すると長靴に水が入る程度かな?
もう1つは弟と約束をした絶対禁止の場所。ここの池かなり深く、そしてちょっと汚い、これが日本人の感覚だと私は思う。
2人でスルメの釣竿を作り、池に垂らす、弟といつもの競走を始める。小学生しかも低学年の子は、競走大好き、そして負けず嫌いでもある。
「さて!お姉ちゃんと競走だよ!勝てたら今日の夜ご飯はオムライスに好きな絵を書いてあげましょう!」
私が絵を書くと何故かどこかの〇のおねえさん風になる。まぁよく言えば画伯。絵だけはミユキの担当、あの子は絵が上手かった。
一度書いてみたが、弟には怪獣と言われた。ちなみに犬を書いたはずなのに・・・。むぅ。
「えっ!マジで!ヤッター!俺頑張る!」
そんなマサに笑いながら答える!負けないぞ!とちょっと煽ると、
あら不思議!それだけで毎回ザリガニ釣りに集中してくれる。
私はマサが見える範囲から、けして離れない様に気を付けながら、ザリガニを釣る。
そう・・・。私は目を離してしまった。弟から
突然バシャン!!!っと凄まじい音がする
「お姉ちゃん助けて!」
その声でハッ!っとし、「マサ?どこ?」
私は懸命に探す。そしたら何時も行くな!っと怒っている場所に弟が溺れている。
ガボッ 「お姉ちゃん!!」
こう見えて学生時代は元水泳部で泳ぎには自信がある方、私は準備運動もなく、すぐに飛び込む、水は冷たいがそんな事は、気にしてなんていられない!弟の肩を掴むと、上向きになる様に言い聞かせる、大丈夫!お姉ちゃんがついているからと励ます。
弟を岸に上げる。だが準備運動も無しでいきなり飛び込んだからか、胸が痛い
「お姉ちゃんありがとう」っとマサが泣く
わんわん泣いている弟を見てホッとする。
「良か・・った。」
胸も痛いがマサが助かった事が何より。
マサの頭に手を乗せて撫でる。
近くに居た人がすぐに来てくれ、そして私達を保護してくれたが、意識が朦朧としてきた。
「ウグッ!」私は横になりながら胸を抑えた。保護してくれた人が「救急車を速く!」っと叫んでるのが聞こえ、私はそこで更に胸が痛くなり、意識を手放した。
私の名前は、後藤ミク25歳
顔、胸、身長、頭、全てが平凡。素材そのままの黒髪、黒目だ。モテるのか?と言われると、私より可愛い子はいるので、街でたまに声を掛けられる程度。
私には家族が居る。
母、妹1、妹2、弟、そして私の5人家族だ
私もたまに働いているが、お母さんの方が給料が良いので、私は時々アルバイトをする日々、アルバイト以外の私がやれる事は、可愛い妹や弟の面倒を見て、家事全般をする事、まぁ言えば専業主婦みたいな感じかな?料理、洗濯、掃除も好きな方。
◆
お母さんの名前は、ヨシミ
大手企業の課長で。中間管理職のお母さんはいつも残業して遅くまで働いていて、ごく稀に午前様の時がある。お母さん忙しい日々を楽んでいる様子。お母さんは私の事を心配をしていて、「良い部下を・・・」と言ってくるが、毎回やんわりと断りを入れる、私は恋愛に興味が無い。
◆
妹2人は高校生なので(アルバイトはしている)手が掛からない、下の弟は低学年でまだ手は掛かる。歳の近い妹よりも私の方に甘えて来る。若いお母さんでも通じるからだろうか?そんな弟を時には叱り、時には笑い、遊ぶ、そして一緒に泣いたりもした。
◆
上の妹のクルミがどハマりしていた乙女ゲームをクルミと言う名前の攻略本を聞きながら、私はボチボチ暇つぶし程度にやっている。因みにクルミの好みは王太子みたいで、その乙女ゲームのイベントがある度に、聞きすぎて耳にタコが出来る程に沢山聞いた。
その乙女ゲームのイベントがあれば、1人で出かけて行き、グッズを抱えて帰って来る。若いっていいね!
とまるで若い子を見るオバサン化している。
◆
もう1人の妹ミユキ。この子は恋愛小説や異世界転生物、冒険物等々・・ラノベと言われる小説は大好物で、たまに小説の真似事をしては、私を困らせるが、私は引っかかる事は無い。
夕食が大好物なメニューや人参や大根等をハートや星型にして出したり、手作りのカレー等を作った時には、私にチートか!と言うが、私は知っている。フフフ・・・。ミユキの嫌いな野菜をフフフ・・・
私に、小説の内容を言ってくるが、私には訳が分からないので、半分以上右から左に聞き流す。それでも私の家族でとても可愛いのだが、後々黒歴史になりそうな感じがして少し心配な位。
◆
弟の名前はマサだ、好きな戦隊モノだったり、アニメだったり、虫や落ちてる石迄、好奇心が凄く、とても手が掛かる。虫は弟が寝た後に逃がし、石は「自然に帰りなさい」っと窓から放り投げる。毎日がイタチゴッコだ。きっと男の子2人以上を持つお母さんは毎日が戦争だろう。私なんて弟1人でこれなんだから、世の中のお母さんお疲れ様です。
そんな弟にザリガニを取りに行きたい、と学校から帰って来るなり言うので、バケツとスルメと糸を持って、近くの池迄取りに行く、その池は2つあり、1つは遠浅みたいな池で、長靴で歩いて反対側に渡れる程に浅い。油断すると長靴に水が入る程度かな?
もう1つは弟と約束をした絶対禁止の場所。ここの池かなり深く、そしてちょっと汚い、これが日本人の感覚だと私は思う。
2人でスルメの釣竿を作り、池に垂らす、弟といつもの競走を始める。小学生しかも低学年の子は、競走大好き、そして負けず嫌いでもある。
「さて!お姉ちゃんと競走だよ!勝てたら今日の夜ご飯はオムライスに好きな絵を書いてあげましょう!」
私が絵を書くと何故かどこかの〇のおねえさん風になる。まぁよく言えば画伯。絵だけはミユキの担当、あの子は絵が上手かった。
一度書いてみたが、弟には怪獣と言われた。ちなみに犬を書いたはずなのに・・・。むぅ。
「えっ!マジで!ヤッター!俺頑張る!」
そんなマサに笑いながら答える!負けないぞ!とちょっと煽ると、
あら不思議!それだけで毎回ザリガニ釣りに集中してくれる。
私はマサが見える範囲から、けして離れない様に気を付けながら、ザリガニを釣る。
そう・・・。私は目を離してしまった。弟から
突然バシャン!!!っと凄まじい音がする
「お姉ちゃん助けて!」
その声でハッ!っとし、「マサ?どこ?」
私は懸命に探す。そしたら何時も行くな!っと怒っている場所に弟が溺れている。
ガボッ 「お姉ちゃん!!」
こう見えて学生時代は元水泳部で泳ぎには自信がある方、私は準備運動もなく、すぐに飛び込む、水は冷たいがそんな事は、気にしてなんていられない!弟の肩を掴むと、上向きになる様に言い聞かせる、大丈夫!お姉ちゃんがついているからと励ます。
弟を岸に上げる。だが準備運動も無しでいきなり飛び込んだからか、胸が痛い
「お姉ちゃんありがとう」っとマサが泣く
わんわん泣いている弟を見てホッとする。
「良か・・った。」
胸も痛いがマサが助かった事が何より。
マサの頭に手を乗せて撫でる。
近くに居た人がすぐに来てくれ、そして私達を保護してくれたが、意識が朦朧としてきた。
「ウグッ!」私は横になりながら胸を抑えた。保護してくれた人が「救急車を速く!」っと叫んでるのが聞こえ、私はそこで更に胸が痛くなり、意識を手放した。
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