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第4章 新たな亜人の話

第23話 黒い空間 マコトでも歯が立たない相手 総力戦の末に……

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 マコトたちは黒い空間の中に入った。
「あまり、前が見えないな」
「マコトさん、体触らないでね」
 イミューに釘を刺される。
「少しは見えるから大丈夫だよ」
「あの、私の体ならいくらでも……」
 マリアンナが申し出た・・・・

「黙ってなさいよ、巨乳女ホルスタイン
 今その台詞は巨乳の持ち主を敵に回してしまうに過ぎなかった。
「それは私たちもですか?」
 サメエルが睨む。
「いや、マリアンナに……」
 押されるラミア。
「ごめん」

「シェリーラ、どこまで行けば良いんだ?」
「階層はないので、まっすぐで。ぁん♡」
「マコト?」
「何もしてない。ライティア、照らせるか?」
「やってみます」
 ライティアの魔法で辺りが明るくなる。どうやら、シェリーラの胸のところに、何かがくっついている。
「今、取ってやる」
 マコトはくっついているものを引っ張った。
「あひぃ。乳首、引っ張っちゃ……」
「これで」
「んぁ♡マコトさん、意地悪♡」
 シェリーラがおちんちんをいじる。

「感じちゃったの。私の中を満たして」
「それって……」
「エッチしてぇ♡」
 マコトはシェリーラの女神パンティを下ろし、濡れているあそこに入れる。
「んはあ♡」
 しかし、場所が場所だけに射精には至らなかった。

 奥に進むと、シャドーみたいな敵がいた。
「貴様らか? ここにも光を取り戻さんとする輩は。だが、俺様は普通の敵とは違うぞ。お前たちに闇という絶望を味わわせてやる」
 シャドーキングが現れた。

「俺の攻撃で蹴散らす!」
 マコトが斬りかかるが、当たらない。
「バカか? 死ねぇ!」
「うごぁ!」
 マコトはシャドーキングの攻撃を食らう。

「マコトさん、実体がないから無理よ!」
 マリアンナが忠告する。
「そうか。あれと同じか」
 マコトは魔法を放つ。
「〝光の聖剣ライトニング・ソード〝!」
 しかし、それも当たらない。
「バカな!」
「言っただろう。普通の敵じゃないと」
「闇だから、光が効くはず」

「今のお前の技は光ではなく雷だ。馬鹿野郎」
「くっ」
 マコトはとっさに避ける。
「マリアンナ、行けるか?」
「分かったわ、あなた・・・
 これが正妻の余裕か?
「〝封魔・属性変化・女神光線 バスタード・ミラクルタイプ・ゴデスライト〟!」
 マリアンナが放った光がピンク色に変わる。
「あの技は……」
「消えなさい!」


「ぐほぉぁ!」
 シャドーキングにもろに当たり、もやになる。
「あんたの方が賢いな。俺様は闇と悪魔の混合体。光だけでは意味がないのだ」
「〝女神の微笑みゴデススマイル・バスタードタイプ!」
 シェリーラが特大の魔法を放つ。
「ギャース!」
 シャドーキングは消えた。

「魔法を使ったから、栄養が欲しいわ。マコトさん、さっき出してないから、今度こそ♡」
 マコトは女神おっぱいを吸いながら、中に射精した。
「好きよ♡」
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