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第2章 現れた魔王の残党

第11話 出現したほこら

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 謎の魔物を退治したマコトたちだったが、マコトは釈然としなかった。
「なんで今になって残党が来るんだ?」
「何かあるんじゃないかしら?」
 ラミアがマコトを見て言った。
「きっと、やつらがここに来るための場所があるはずだ。サミエル、何か知らないか?」
「えっとですね。この世界の端に誰も見たことがないほこらがあると聞いたことがあります。お兄ちゃん、行くの?」
 サミエルが説明した後に、上目遣いで聞いた。こういうのはぐっとくる。
「お兄ちゃん、抱きしめたらダメだよ?」
 そのサミエルに言われてしまう。

「行くしかないだろうな。この世界に魔物が来るのは見過ごせない」
「お兄ちゃんは私の体好きかなぁ?」
 サミエルがまた言った。こう言うこと言われると、マコト的には我慢できない。
「サミエル」
 マコトはサミエルを抱きしめた。
「ぁん♡お兄ちゃん、ダメだよぉ。んぁ♡おっぱいダメぇ」
 サミエルのおっぱいを揉むと、ブルブル震える。
「サミエルの体、好きだよ」
「お兄ちゃん♡」
 マコトは成り行きでサミエルの中に射精した。周りから白い視線が。


「でも、どうやってそこまで行くの?」
 ミズナシが聞いた。
「陸地から行く方法はありません」
「すると、海からか?」
「となると、船が必要じゃない?」
「船は神殿で何とかします」
「神の船か」

「じゃあ、神殿に戻ろうよ」
 リリアが急かす。
「そうですね」
 家を出て、いったん神殿に戻る。
「話してくるので、待ってて」
「わかった」
 サミエルたちは奥に入っていった。

「マコトさん、キスしてください」
 クリスがくっついてくる。ちなみにマコトのをいじってくる。
「ん。クリス」
「マコトさんの、固い」
「クリス」
 クリスはマコトのズボンを脱がしてしまう。何をするつもりなのか?
「クリス、何してるの?」
「入れてもらうのよ」

 クリスがパンツをずらしてまたがる。ずぷっと埋まる。
「あはぁ……」
「クリス」
「動いてください」
 マコトはゆっくり動く。
「マコトさん、私のおっぱいも食べて♡」
 マリアンナがおっぱいをくっつける。神属性妹二人がいないときにしたいことをする。

「お待たせ……あー!」
「お兄ちゃん、何してるの?」
 戻ってきた。クリスたちと妹たちと火花が散る。
「熱い」
 と言ったのは、火花に対してだ。

「ぁん♡」
 マコトはクリスの奥を突く。
「マコトさん、いっちゃいます」
「すごい締め付けてくるよ。うっ」
「出してほしいんです」
「ダメだ……」
 マコトはクリスの中に射精する。
「はああぁぁん!」

「船の準備ができたから、来て」
 サメエルがマコトの袖を引っ張る。
「分かったよ」
 全員で船の場所へ。
「初めて見せるかもしれないですね。この船は」
「冒険中は船に乗ることはあの時以来か」
「砂漠の船ね」
「あの船でも行けますが、こちらからは乗れません」
「とりあえず、乗りましょう」

 全員で船に乗る。
「ここからは南西にあります」
「じゃあ、行こう」
 船でほこらに向かう。
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