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第7章 神の神殿洞窟 後編 絶望の町~古い炭坑
第50話 狭間の世界で、元の世界に帰る方法を探れ
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「今度は元の世界に帰る方法を探さないとな」
ウンディーネが言った。
「そうですね。どこかにはあると思うのですが」
「たまってるものを出したらどうだ?」
ウンディーネが股間を触ってくる。
「やめなさいよ。エロスライム!」
「なら、私が......」
クリスがやろうとするが、
「もっとダメ。この巨乳女!」と刺される。
「なら、伴侶の私なら......」
「巨乳はダメ!」
「そんな言い方しなくても......」
「結局、独り占めしたいんだろう?」
「私やミアもいるぞ」
ウンディーネとミーナに指摘される。
「うぐっ」
ラミアが詰まる。
「やりたければ、やれば良いじゃない!」
ラミアがフンッとそっぽを向く。
「じゃあ、私の胸を触ってください」
「伴侶だから私を......」
「調子に乗るな! とりあえず、先に進むわよ!」
ラミアが怒る。
「相変わらず、ツンデレじゃなぁ。それでは、嫌われるぞ?」
「炎で燃やしてあげようか?」
「冗談だ」
「ラミア、落ち着け」
「だって......」
ふにっ。
「......マコト、いきなりは......」
マコトはついラミアの胸を揉んでしまうが、ラミアは赤くなる。
「ごめん」
「やるなら言ってほしいわ」
「なんなんだ、この違いは?」
ラミア以外の女性陣が同意する。
絶望の町を出て、周りを歩いていると、なんかの施設があった。そこには〝ヘ○ハーブ温泉〟と書かれていた。
「温泉か。何かあるかもしれないな」
マコトたちは、温泉の施設に入った。すると、順番待ちしている温泉があった。
「とりあえず、情報集めしよう」
マコトたちは、人の話を聞き、順番待ちの最後に並んだ。すると、人が動き出し、中に入ることが出来た。
「動きがあるみたいだな。外側を歩こう」
マコトたちは外側の柵に沿って歩いた。
「あそこ、入れるんじゃない?」
「みたいだな」
入れる窪みに入ってみると、進むことが出来た。
「この扉、鍵で開くんじゃない?」
ラミアが言った。
「入ってみよう」
鍵を開けて奥へ進むと、井戸があった。
「ビンゴだな」
マコトたちは井戸を覗いた。すると、魔物が出てきた。
「キシャー」
井戸の番人が現れた。
「魔法で消えなさい!」
※マコトたちの能力は元へ戻っている。
ラミアの〝鬼火〟で、井戸の番人は消えた。
「魔力が上がったから、弱い魔法でもイチコロだな」
「弱い、ですって?」
「いや、魔法が」
「マコト!」
「ギャー!」
マコトは久々にラミアの洗礼を受ける。
「痛いわ! 手加減しろよ」
「ごめんなさい。つい、カッとなっちゃって」
ラミアがうつむく。
「まあ、お互い様にしておこう」
マコトたちは井戸に入った。すると、元の世界に戻ることが出来た。
「やったぞ!」
「これで安心だ!」
みんなが大喜びする。
「とりあえず、また狭間の世界に戻ろう」
ウンディーネが言った。
「そうですね。どこかにはあると思うのですが」
「たまってるものを出したらどうだ?」
ウンディーネが股間を触ってくる。
「やめなさいよ。エロスライム!」
「なら、私が......」
クリスがやろうとするが、
「もっとダメ。この巨乳女!」と刺される。
「なら、伴侶の私なら......」
「巨乳はダメ!」
「そんな言い方しなくても......」
「結局、独り占めしたいんだろう?」
「私やミアもいるぞ」
ウンディーネとミーナに指摘される。
「うぐっ」
ラミアが詰まる。
「やりたければ、やれば良いじゃない!」
ラミアがフンッとそっぽを向く。
「じゃあ、私の胸を触ってください」
「伴侶だから私を......」
「調子に乗るな! とりあえず、先に進むわよ!」
ラミアが怒る。
「相変わらず、ツンデレじゃなぁ。それでは、嫌われるぞ?」
「炎で燃やしてあげようか?」
「冗談だ」
「ラミア、落ち着け」
「だって......」
ふにっ。
「......マコト、いきなりは......」
マコトはついラミアの胸を揉んでしまうが、ラミアは赤くなる。
「ごめん」
「やるなら言ってほしいわ」
「なんなんだ、この違いは?」
ラミア以外の女性陣が同意する。
絶望の町を出て、周りを歩いていると、なんかの施設があった。そこには〝ヘ○ハーブ温泉〟と書かれていた。
「温泉か。何かあるかもしれないな」
マコトたちは、温泉の施設に入った。すると、順番待ちしている温泉があった。
「とりあえず、情報集めしよう」
マコトたちは、人の話を聞き、順番待ちの最後に並んだ。すると、人が動き出し、中に入ることが出来た。
「動きがあるみたいだな。外側を歩こう」
マコトたちは外側の柵に沿って歩いた。
「あそこ、入れるんじゃない?」
「みたいだな」
入れる窪みに入ってみると、進むことが出来た。
「この扉、鍵で開くんじゃない?」
ラミアが言った。
「入ってみよう」
鍵を開けて奥へ進むと、井戸があった。
「ビンゴだな」
マコトたちは井戸を覗いた。すると、魔物が出てきた。
「キシャー」
井戸の番人が現れた。
「魔法で消えなさい!」
※マコトたちの能力は元へ戻っている。
ラミアの〝鬼火〟で、井戸の番人は消えた。
「魔力が上がったから、弱い魔法でもイチコロだな」
「弱い、ですって?」
「いや、魔法が」
「マコト!」
「ギャー!」
マコトは久々にラミアの洗礼を受ける。
「痛いわ! 手加減しろよ」
「ごめんなさい。つい、カッとなっちゃって」
ラミアがうつむく。
「まあ、お互い様にしておこう」
マコトたちは井戸に入った。すると、元の世界に戻ることが出来た。
「やったぞ!」
「これで安心だ!」
みんなが大喜びする。
「とりあえず、また狭間の世界に戻ろう」
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