マコトが異世界で亜人と一緒に旅をして、最強になるためにチートを身に着けるけど、魔王を倒せなかった。

第２章 モンスターの強化と能力開花

第15話 モンスターのスキル

「我々モンスターは人間が習得できないスキルを習得することが出来る。そのときに見せるが、こんなものがある」
・地変（地形変化）：通れない場所などを通れるように変える。
・通過スルー：行き止まりを抜け、先の道へ進む。
・変化ツウェン：敵から身を守ったり、目的を果たすために使う
・融合コンパーチ：パーティーの魔力を結合させ、新たな魔法を生み出す。（一回しか使えない）
・氷結フリーズ：広い海や川などを凍らせ、通れるようにする。
・熱伝導スチーマー：水・氷属性の敵に対して、大ダメージを与えやすくする。
「とりあえずはこんなものかな」

「他にもあるのか？」
「レベルが高いと、もっと上位スキルを習得することが出来る」
「すごいな」
「とりあえずは進みましょう」


　マコトたちは先に進んだ。すると、行き止まりが。
「スキルを使うときが来ましたね」
「〝通過！〟」
　からくりマシンが唱えると、壁が薄くなった。
「時間が経つと元に戻るので早く！」
「ああ」
　マコトたちは行き止まりを抜け、反対側へ。
「すごいな。使えるスキルだ」

「この先はこのままの姿では怪しまれますな。〝変化！〟」
　マコトたちが魔物の姿に変わった。
「魔力は必要ないのか？」
「少しは必要です」

「なんだ、お前たちは。からくりマシンか。通れ」
「便利でしょ？」
「確かにモンスターは必要だな」
「びっくりしたわ」

「ここを抜ければ、元に戻っても良いでしょう」
　マコトたちは、魔物エリアを抜けた。