道端で助けた巨乳少女は自分を助けてくれることになる魔女だった。

第５章

魔王の情報

「さて、魔王の情報だが、あやつは三段階に分かれる」
「変身するのか？」
「話が早いな。そう言うことじゃ。はじめは苦戦することはないが、とりあえず能力だけでも教えとこう」

・第一段階
攻撃270
守備360
HP2030
MP628
・第二段階
攻撃330
守備420
HP3040
MP1560
・最終段階
攻撃350
守備420
HP3590
MP無限

「最終段階は３体出てくる。強敵じゃ」
「能力が高いな」
「魔王だから当たり前じゃ。お主はエッチの能力が高いではないか。あっはっはっ」
「キレーヌ卿？」
「冗談じゃ。そんなに怒るでない。お主らを侍らせたのは事実だろう？」
「それはそうだけど」

「いくらワシの力が戻っても、今の力では魔王には及ばぬ。まあ、人間と違うから死ぬことはないんじゃがな」
「そうなのか？」
「魔女は何百年も生きとるし、精霊は実体を持たぬ。人間と違う肉体を持っているに過ぎぬ。まあ、簡単に言えば、仮の身だ」
「きりまるに宿れば、きりまるが強靭化出来るし、魔王に対抗できるかもしれないのよ」
「すぐさまきりまるの体力を回復出来るし、魔王の術を封じ込められるかもしれん」
「それはすごいな」

「これから精霊の力を強める秘境に行くぞ」
「そんなところあるの？」
「あるんじゃ」