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第1章 出会い

パーティー結成

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「ラルフ、本当は入りたかったんじゃないの?」
「お風呂に? だってミーナがオナニーしてたし」
「ばれてたのね……」
「あんな声出してたらね」
「聞こえてたのね。恥ずかしい💦」
「さっぱりした?」
「ええ。ありがとう。何か食べるもの、無いの?」
「簡単なものならありますが」
「それ、ちょうだい」
「分かりました。今、持ってきます」

 ミーナに食事を持ってくる。
「どうぞ」
「ありがとう。パクパク。おいしい❗」
 ミーナは大喜びで食事を完食した。
「助かったわ。お礼に私とパーティー組まない? 一緒に旅に出ましょうよ。今なら私の体がついてるわよ?」
「良いんですか?」
「もちろんよ」
「是非、喜んで」

「お姉ちゃん、待ちな。そいつは俺らの召し使いだ。勝手に連れていかれたら困る」
「誰が召し使いだ」
「下働きなんだから同じだろうに」
「無賃でか? 冒険者の眷族を甘く見すぎじゃないか?」
「下働きに払う金はねぇ。ここを出たければ、俺を倒すんだな。一人で・・・だ」
「やってやる」

 大男が現れた。
 大男は鎌を振り回した。
「甘いな」
 ラルフは攻撃を避け、ジャンプして大男の顔を蹴る。
「がはっ。なんてスピード」

「こっちから行くぞ」
 ラルフは連続パンチを繰り出す。
「ぐあっ」
 大男がよろめく。
「食らえ!」
「がはぁ!」
 腹に強烈なキックをお見舞いし、大男は倒れた。
「つまらんね」
「強いのね」

「これでも、冒険者の眷族……ぬわっ」
 ラルフはミーナに抱き締められた。むにむにと胸を押し付けられる。
「ちょっ、やめ」
「ごめん。つい」
「これからどうするんだ?」
「隣町の登録所で冒険者登録をするんだ」
「ミーナはしてなかったのか?」
「仲間がいないと出来ないらしいんだ」
「そうなのか」
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