異世界の女王に会いに行ったら、王女様と付き合うことになった

小説好きカズナリ

文字の大きさ
上 下
34 / 38
第3章

誰もいない塔

しおりを挟む
「ずいぶん古い塔だな」
 シンジは塔の扉を開ける。
「明かりがついてないからどこかにあるのか?」


『あの場所には古い塔があるのだ』
「古い塔?」
『もう、使われていないな』
「誰が使ってたの?」
『ある魔法使いだ』
「魔法使い?」
「今はどうしてるかわからんがな」
「シンジ様、大丈夫かしら?」
「もしかしたら塔に入ってるかもしれんな」


「これかな」
 スイッチを付けると周りが明るくなった。
「誰じゃ?」
「すみません、シンジというものです」
「ここに何の用だ?」
「旅の扉でこちらに来たんですが、戻れなくなってしまって」
「というと、南の扉か?」
「はい」
「ふーむ。わしの力で戻してやってもいいが、条件がある」
「何ですか?」
「戻ったら、あの女王に助けてほしいと――」
「女王はお亡くなりになりました」
「なんじゃと? そうだったか。ならばわしも戻るとするか」


『あの魔法使いは女王に会いたがっていた。もしかしたら――」
 そこにシンジと魔法使いが現れる。
「シンジ様!」
『おぬしは』
「この青年が塔を訪ねたので、ここに戻してやったのさ。おお、なんとも乳が大きい女子じゃな」
「王女様たちです」
「なんと、あの女王の? こちらは?」
「私の世話をしてくれたシアンというもので、こちらはマレア姫です」
「よろしく」
「なんともみんなきれいな娘じゃないか。どれ」
 つんつん。
「あん♡やめてください」
 シアンは乳首をつつかれた。
「良い反応するの」
 つんつん。
「んあ」
 マレアはあそこをつつかれる。

「エッチはやめてください」
「すまん。それでシンジから女王がなくなったと聞いたが」
「はい。過労で」
「それで」
「シンジ様が王子になりました」
「なんと、そうだったか。それは失礼した」
「あなたはどちらに行くのじゃ?」
「家に帰るよ。その方が落ち着くからな。シンジさん、王女たちを大事にするんだぞ」
「はい」


「シアン」
「何? シンジ様」
 ツンツン。
「あん♡何するの?」
「おっと」
「シンジ様、おっぱいツンツンじゃなくて、揉んで欲しいの」
「分かったよ」
 シアンのおっぱいを揉む。
「んはあ。もっと感じさせて。シンジ様のおちんちんで」
「入れるよ?」
「はい。んはあ♡」
「シアンの中、すごい締め付けてくる」
「気持ちよくて。動いてください」

 久々のシアンの中は気持ち良かった。シンジは我慢できなかった。
「シアン、出すよ」
「はい」
「出る!」
「はああぁん!」
 シアンの中に射精する。
「シンジ様、気持ち良かったです」
「シンジ様、私も」
「私たちも」
 シンシアたちも混ざり、になった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第三章フェレスト王国エルフ編

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜

水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。 その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。 危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。 彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。 初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。 そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。 警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。 これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~

味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。 しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。 彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。 故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。 そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。 これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。

処理中です...