異世界の女王に会いに行ったら、王女様と付き合うことになった

小説好きカズナリ

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第1章

王女様と町巡り

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「女王様、まずはいかがすれば良いでしょうか?」
「そうですね。まずは娘たちと町の中を歩いてはいかがですか?そうそう、シンジに自己紹介しなさい」
「第1王女のシンシアです」
「第2王女のアンナです」
「第3王女のアリーナです」
「よろしくね」
「は、はい。よろしくお願いします」

「シンジ、娘たちは城の外に出たことがありません。上手くエスコートして・・・・・・・あげてください」
「分かりました」
 実は王女も母親譲りの巨乳なのだ。
 みんな、90センチ前後ある。
 歩く度に揺れるので、つい気になってしまう。
「あの、シンジ様、あまり見ないでください。恥ずかしいです♡」
「ごめん」
「男の方ですし、仕方ないわよ」
「恥ずかしいけど、嫌いじゃないわ」

「じゃあ、行こうか」
「はい」
 三人の王女はシンジと共に城を出た。
「よろしくお願いしますよ」
「ふう、これで私の役目は終わりましたね。頼みましたよ、シンジ」
 女王は椅子に座った。
「いかがしましたか? 女王様?」
「いえ、何でもありません。疲れただけです」


「どこに行こうか?」
「シンジの家に行きたいわ」
「そう言えば、見てみたいわね」
「えっ、まあいいけど」

 4人はシンジの家に向かった。
「ここだよ」
「お邪魔しますわ」
「あっ」
 ちょうど、シアンが着替えているところだった。
 パンツをはいていたが、おっぱいは丸出しで、大きなおっぱいを見せている。
「シンジ様、どうなさったのですか? ひゃあ、見ないでください。あれ、あなた方は?」
 シアンがあわてて体を隠す。
「あ、私たちはエトワールサントハイム国の王女です。シンジ様とお付き合いすることになりまして」
「シンジ様、どういう事ですか?」
「女王直々の命なんだよ。この国を案じておられて、この国を救わなければ、もうシアンとも会えなくなると、ね」
「それはシンジ様がこの国からいなくなると?」
「救えなかったときはそうなると言ってたよ」
「それは嫌です!」

「シアン様はシンジ様のことを慕っておられるのですね」
「羨ましいわね」
「本当に」
「あの、シンジ様、お伺いしてもよろしいでしょうか?」
「良いよ」
「シンジ様はもう帰ってこられないのですか?」
「旅に出る訳じゃないし、城にいるだけだよ。先代の国王に変わる王に就任しただけだから」
「そうなんですね。それで今はどうなさっていたのですか?」
「城の外を知らない王女様を外のことを知ってもらうために、一緒に歩いてるんだ」
「これから共に過ごすシンジ様の家を見てみたいと思い、お願いしたのです」
「そうだったのですか。お見苦しいところをお見せしてしまってすみません」
「いえ。きれいな体だと思いました」
「恥ずかしいです」
 シアンが照れる。

「これからご予定はあるのですか?」
「町を見て回るつもりだよ」
「それでしたら、ご一緒させてください。すぐ着替えて支度しますので」
シアンは急いで支度をした。
「では、行きましょう」

「王女様たちはどこでシンジ様のことを?」
「母から聞いたのです。シンジ様はとても良い方だと」
「そうなんですか」
「あなたのことを聞いても良いですか?」
「私の?」
「シンジ様が来る前のこととか」
「あ、それでしたら」

 シアンがシンジのことを話し始めた。
「突然、違う世界から男性の方が来ると聞いてビックリしました。その方は女王様のお告げの方だと聞いて、どういう方なのか知りたいと思いました。次の日、転送装置から男性の方が現れて、女王に会いに来たと言うので、ああ、この方なんだと思い、何も分からぬまま城にいくのは危ないと思ったので、しばらくこの家で過ごしてもらおうと思ったんです」
「そうだったんですね。シンジ様はご存知だったんですか?」
「こっちに来る前に、敕令が出たと聞いて使いのものとこっちに来たんだ。女王が自分と話がしたいと言ってたみたいで。でも、なかなか許しが出なくてね」
「謁見のですね」
「ああ。忙しいから時間がかかったと言っていたよ。かなり、お疲れのようだったよ」

「お父様を亡くして、元気が無くなったのよ」
「そうだったんだ」
「だから、私たちに世継ぎをと言っていたのね」
「王女様を見たとき、可愛いと思ったよ」
「えっ、そんな……」
「恥ずかしいわ」
「嬉しい♡」
 5人はシアンの案内で町を回った。
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