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声-voice-1
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「みぃ、くん」
甘くてトロトロになった顔で俺を求める朱ちゃんは、この世の何よりも可愛くて愛おしい。
心音が大きくなり、本能が朱ちゃんを堪らなく欲する。もっと、もっと俺で感じろ、と腰の動きを大きくした。
「んっ!…っああ!」
イイところが何処にあるかなんて知っている。ほんの少しずらして突いてあげれば、そこじゃないと言わんばかりに自らの腰を動かして快感を求めてくる。
「…んんっ。みぃくん……っぁん……」
望むところになかなか当たらない。
必死に腰を振って掠りはするけれど全然足りないらしい。
「何?これじゃ物足りない?」
わざと意地悪く放った言葉は、甘々になった朱ちゃんには言葉の快感でしかない。
「っ……んぅ、もっと、ちょーだい?」
そんなの反則じゃん。と言わんばかりの甘えた言葉に可愛い恍惚の顔。何度見てもドキドキさせられるのは、相手が朱ちゃんだからだ。
「ほんと……可愛すぎ」
更に大きくなった自分のモノで求めている箇所に向かって突き上げれば、朱ちゃんは快感の声を上げて俺を強く締めつける。
「あぁあ……っ!」
「んっ、朱、し、ゆ……もっと、もっと俺で感じて……」
「みぃ、く…!んぅ、ぁん……っ……」
開いた口に俺の人差し指と中指を入れれば、奥から出てきた朱ちゃんの舌で舐め回す。腰の振りに合わせて漏れる熱い吐息と喘ぐ声に指先は更に刺激され、俺は興奮した。
「可愛い……可愛い朱。俺の。俺だけの……」
思わず出てしまう独占欲に、朱ちゃんは何時でも優しく腕を伸ばして俺を包み受け入れてくれる。
この欲は不安から来ていることにずっと前から気づかれているんだ。けれど、決して口にしない。
「大丈夫。俺は樹矢から離れない」
そう答えてくれているこの細い腕が俺に対しての深い愛情と強い意志に思えた。
「っふ…ぅん……ぁ、ぁ…んっ……」
俺の愛を感じて。
何時までもずっと感じて。
そして、俺に与えて欲しい。
欠落した穴を永遠に埋め続けて欲しい。
「もっと、もっと……俺を愛して……」
腰の動きを早めると、直ぐにでも達しそうになる。それを必死に我慢して、纏わり付く朱ちゃんの中を堪能する。
もう、俺と朱ちゃんの愛液に溢れたソコからは、シーツの染みをじわじわと広げていった。
「っぁあ…んっ…」
喘ぐ声が段々と高くなっていく。
本能のままに俺からの刺激を快感として受け止めてくれている朱ちゃんが、より愛おしい。
「も、もぅ、いっちゃっ……」
首を左右に振って間近に迎えそうな限界から必死に逃げようとしている。恥ずかしいのか目を合わせない。
「朱」
名前を呼び、俺は深い口づけと自身の熱を朱ちゃんへ与えた。
甘くてトロトロになった顔で俺を求める朱ちゃんは、この世の何よりも可愛くて愛おしい。
心音が大きくなり、本能が朱ちゃんを堪らなく欲する。もっと、もっと俺で感じろ、と腰の動きを大きくした。
「んっ!…っああ!」
イイところが何処にあるかなんて知っている。ほんの少しずらして突いてあげれば、そこじゃないと言わんばかりに自らの腰を動かして快感を求めてくる。
「…んんっ。みぃくん……っぁん……」
望むところになかなか当たらない。
必死に腰を振って掠りはするけれど全然足りないらしい。
「何?これじゃ物足りない?」
わざと意地悪く放った言葉は、甘々になった朱ちゃんには言葉の快感でしかない。
「っ……んぅ、もっと、ちょーだい?」
そんなの反則じゃん。と言わんばかりの甘えた言葉に可愛い恍惚の顔。何度見てもドキドキさせられるのは、相手が朱ちゃんだからだ。
「ほんと……可愛すぎ」
更に大きくなった自分のモノで求めている箇所に向かって突き上げれば、朱ちゃんは快感の声を上げて俺を強く締めつける。
「あぁあ……っ!」
「んっ、朱、し、ゆ……もっと、もっと俺で感じて……」
「みぃ、く…!んぅ、ぁん……っ……」
開いた口に俺の人差し指と中指を入れれば、奥から出てきた朱ちゃんの舌で舐め回す。腰の振りに合わせて漏れる熱い吐息と喘ぐ声に指先は更に刺激され、俺は興奮した。
「可愛い……可愛い朱。俺の。俺だけの……」
思わず出てしまう独占欲に、朱ちゃんは何時でも優しく腕を伸ばして俺を包み受け入れてくれる。
この欲は不安から来ていることにずっと前から気づかれているんだ。けれど、決して口にしない。
「大丈夫。俺は樹矢から離れない」
そう答えてくれているこの細い腕が俺に対しての深い愛情と強い意志に思えた。
「っふ…ぅん……ぁ、ぁ…んっ……」
俺の愛を感じて。
何時までもずっと感じて。
そして、俺に与えて欲しい。
欠落した穴を永遠に埋め続けて欲しい。
「もっと、もっと……俺を愛して……」
腰の動きを早めると、直ぐにでも達しそうになる。それを必死に我慢して、纏わり付く朱ちゃんの中を堪能する。
もう、俺と朱ちゃんの愛液に溢れたソコからは、シーツの染みをじわじわと広げていった。
「っぁあ…んっ…」
喘ぐ声が段々と高くなっていく。
本能のままに俺からの刺激を快感として受け止めてくれている朱ちゃんが、より愛おしい。
「も、もぅ、いっちゃっ……」
首を左右に振って間近に迎えそうな限界から必死に逃げようとしている。恥ずかしいのか目を合わせない。
「朱」
名前を呼び、俺は深い口づけと自身の熱を朱ちゃんへ与えた。
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