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サプライズ-surprise-5
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よく見ると樹矢の文字で"I love you."とカメラの上に書かれていた。
「これっ…!書いたのか!?」
ページの上を指で擦ってみる。
滲む気配も無く、印刷だとすぐ気づく。
「しっかり印刷してもらった。買った人みんなに見せつけたいからねっ。」
「いいのかよ…やばいだろ…。」
「えー?なんで?ファンの人からしたら嬉しいと思ったけどなぁ。」
確かにここに写るカメラが、須藤朱斗の代わりに樹矢がキスしているなんて誰も思わないだろうし考えつかない。
なんなら本人の書いた、このI love you.の文字で更に惚れる人だって居るだろう。
俺もその一人…になるんだろうな。
「俺からしゆちゃんへのサプライズっ。」
最高の笑顔で笑う樹矢の服の襟を引っ張る。
近づく唇に、自分の唇を押し当てて離す。
「一生の宝物になった。ありがとう。」
本を閉じて、大切にキュッと胸に抱える。
「もう!限界…!」
そう言いながら勢い良く席から立ち上がる。
俺の隣に来た樹矢は、抱える本を取り上げ机の上に置き、俺の顎をくいっと引くと深くキスをしてきた。
俺は無意識に樹矢の背中に両手を回して、受け入れる。
「んっ…んんぅ…っ…。」
"I love you,too."
「これっ…!書いたのか!?」
ページの上を指で擦ってみる。
滲む気配も無く、印刷だとすぐ気づく。
「しっかり印刷してもらった。買った人みんなに見せつけたいからねっ。」
「いいのかよ…やばいだろ…。」
「えー?なんで?ファンの人からしたら嬉しいと思ったけどなぁ。」
確かにここに写るカメラが、須藤朱斗の代わりに樹矢がキスしているなんて誰も思わないだろうし考えつかない。
なんなら本人の書いた、このI love you.の文字で更に惚れる人だって居るだろう。
俺もその一人…になるんだろうな。
「俺からしゆちゃんへのサプライズっ。」
最高の笑顔で笑う樹矢の服の襟を引っ張る。
近づく唇に、自分の唇を押し当てて離す。
「一生の宝物になった。ありがとう。」
本を閉じて、大切にキュッと胸に抱える。
「もう!限界…!」
そう言いながら勢い良く席から立ち上がる。
俺の隣に来た樹矢は、抱える本を取り上げ机の上に置き、俺の顎をくいっと引くと深くキスをしてきた。
俺は無意識に樹矢の背中に両手を回して、受け入れる。
「んっ…んんぅ…っ…。」
"I love you,too."
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