あんたは俺のだから。

そらいろ

文字の大きさ
上 下
123 / 244

願い-negai-5

しおりを挟む
「…やっ…。みぃく…。」

下着の中に手が入ってきて、俺のモノに触れる。
樹矢の瞳は真っ直ぐ俺を見ていて、恥ずかしくなって慌てて目を伏せる。

「んっ…。っあ…。ん。」

優しくゆっくり、腫れ物を触るように手を動かす。
ソレは次第に大きく、更に熱を帯びて快感を受け入れる。

「みぃ、くん…。」

彼からの愛撫を受け入れつつ、募っていく自分の欲が抑え切れなくなってきた。

腰に掛けていた手を片方移動させる。
目指したのは、ズボンを押し上げて今にもはち切れそうに大きくなっている彼のソレ。

「…ん。あぁ!だ、だめっ!」

ズボンを下げようとした途端、樹矢の手の動きが早まり一気にゾクゾクと背筋に快感が走る。
腰の力が抜け馬乗りのバランスが崩れて、樹矢に覆い被さった。

「しゆ…。」

興奮した嬉しそうな声で俺の事を呼ぶ。
顔と顔の距離が一気に近くなって、樹矢の空いた片方の手が俺の頬を包み口付ける。

「っふ…ん…。ぁ、ん…んぅ。」

深く舌を絡め合い、離れても角度を変えてまた口付ける。繰り返すうちに息は荒くなっていく。

(このまま溶けそう…。)

本気で思った。
酸素をまともに取り込めず脳の思考も回ることを止めて、トロトロに溶けて樹矢とひとつに…。

「…ぁ。ふぅっ…。み、ぃ…。」
「し…ゆ…。っん。しゆ…。」

苦しいのに止めれないのは、それ以上に求めているから。

樹矢、もっと頂戴。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

大学生はバックヤードで

リリーブルー
BL
大学生がクラブのバックヤードにつれこまれ初体験にあえぐ。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...