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まだ-mada-2
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「っつー…。いてててっ…。」
「須藤さん、大丈夫ですか?ずっと腰、痛そうにしてますけど…。」
「大丈夫です…。ちょっと痛めただけです…。」
アシスタントで来てくれているスタッフさんに心配される俺を横目に、鼻歌を歌いながら機嫌良くスタンバイしているモデルがいた。
あの後、ご飯を食べ終えると直ぐにリビングのソファに押し倒されて行為は始まった。
仕事の現場が同じな上に遅めの時間から始まるスケジュールだった為、家を出るギリギリの時間までそれは続いたのだ。
(やり過ぎなんだよ…。あいつ…。)
マネージャーと話している姿をチラッと見ると、直ぐに樹矢と目が合い、パチっと一瞬のウインクを俺へと送る。
(ほんと。バカ樹矢…。)
重たい腰をあげて、今日の撮影が始まる。
カシャ…カシャ…
「今日の樹矢くん、いつも以上に何だかイキイキしてますね。」
カシャ…
「ホントですね!良い事でもあったんじゃないですか?」
後ろのスタッフさん達が話している声が聞こえてくる。
確かに今日の樹矢はキレがいい。
ポージングも決まっていていつもスムーズな撮影がよりスムーズに進む。
レンズの先にいる彼の瞬間を切り取る。
それは彼のファンの為であり、俺の作品の為でもあり、二人の思い出の為でもある。
カシャ…
「須藤さん、大丈夫ですか?ずっと腰、痛そうにしてますけど…。」
「大丈夫です…。ちょっと痛めただけです…。」
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あの後、ご飯を食べ終えると直ぐにリビングのソファに押し倒されて行為は始まった。
仕事の現場が同じな上に遅めの時間から始まるスケジュールだった為、家を出るギリギリの時間までそれは続いたのだ。
(やり過ぎなんだよ…。あいつ…。)
マネージャーと話している姿をチラッと見ると、直ぐに樹矢と目が合い、パチっと一瞬のウインクを俺へと送る。
(ほんと。バカ樹矢…。)
重たい腰をあげて、今日の撮影が始まる。
カシャ…カシャ…
「今日の樹矢くん、いつも以上に何だかイキイキしてますね。」
カシャ…
「ホントですね!良い事でもあったんじゃないですか?」
後ろのスタッフさん達が話している声が聞こえてくる。
確かに今日の樹矢はキレがいい。
ポージングも決まっていていつもスムーズな撮影がよりスムーズに進む。
レンズの先にいる彼の瞬間を切り取る。
それは彼のファンの為であり、俺の作品の為でもあり、二人の思い出の為でもある。
カシャ…
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