あんたは俺のだから。

そらいろ

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高揚-kouyou-2

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恋人の指を一本一本撫でながら絡めていく。

しゆ…。ずっとずっと愛おしい。
俺だけの、俺の恋人。

空いている片方の手をしゆの服の中に入れる。
腰に腕を回して自分の元へと抱き寄せる。
しゆの髪の毛が顔に当たり、シャンプーの香りがふんわりとする。
自分と同じものを使っているはずなのに、いつもしゆから匂うのは俺を引き寄せる蜜のように、甘い。

目的の場所に向かい、手を滑らせていく。

「んぅ…。」

少し身を捩って俺の胸にピタッとくっついてくる。
眠っているため無意識なんだろうけれど、俺を求めているんだと確認して行為を進める。

お腹を過ぎ、左側の胸に掌を置く。
トクン…トクン…と落ち着いた心臓の動きを感じると、そのまま突起物に軽く指先だけで触れる。

だんだんと芯から硬くなっていき、すぐに摘めるほどの乳首が出来上がる。

「もう、好き…。」

更に抱き寄せて密着する。
しゆの腰に俺の右腕を回す。
体温がより感じる距離になってしゆの全てを欲しいと身体が求めて、心臓がドクンと鳴るのが分かった。

白く細い首筋に伸ばした舌の先で舐める。
ゆっくり、ねっとりと舐め上げた後、すぐに齧り付く。

きつく、強く、自分のだけだと、くっきりと跡を付ける。
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