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高揚-kouyou-1
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眠れない…。
なんだか気分が落ち着かない。
今日は、あまり着る機会の無い有名なデザイナーさんの新作衣装を纏って撮影していた。
撮影背景、小道具等のセットもそのデザイナーさん監修で俺一人では想像も出来ない独特の世界観だった。
写真集でも出すのかって位に、衣装チェンジ背景チェンジを重ねて、それに合わせてメイクも変えたりして、早朝からつい1時間前まで、なかなかハードなスケジュールだった。
慣れない要望に自分の可能性を無理矢理広げられた感じもあったけど、経験は積んでるからか徐々に順応出来て最終は楽しめた。
カメラマンがしゆちゃんじゃ無かったのが、残念だったけどね。
帰宅も遅かった為、先にベッドで寝ていた恋人は俺が隣に来ても熟睡中。
「んぅー。ん…。」
寝返りをしてやっと俺の方に顔を見せてくれた愛しい彼はスヤスヤ可愛い顔で寝ている。
「可愛いね。しゆちゃん…。」
布団に潜りながら顔を見つめて、手を伸ばす。
指先同士が触れ合った瞬間ピクッと指の関節が少し動いた気がする。
構わず指を絡めて体温を感じる。
自分より高い温度の手のひらが小さくて、それすら好きだと思わされる。
「あー…。寝れねぇ…。」
もう、
このまましゆちゃん襲ってもいいかな…。
なんだか気分が落ち着かない。
今日は、あまり着る機会の無い有名なデザイナーさんの新作衣装を纏って撮影していた。
撮影背景、小道具等のセットもそのデザイナーさん監修で俺一人では想像も出来ない独特の世界観だった。
写真集でも出すのかって位に、衣装チェンジ背景チェンジを重ねて、それに合わせてメイクも変えたりして、早朝からつい1時間前まで、なかなかハードなスケジュールだった。
慣れない要望に自分の可能性を無理矢理広げられた感じもあったけど、経験は積んでるからか徐々に順応出来て最終は楽しめた。
カメラマンがしゆちゃんじゃ無かったのが、残念だったけどね。
帰宅も遅かった為、先にベッドで寝ていた恋人は俺が隣に来ても熟睡中。
「んぅー。ん…。」
寝返りをしてやっと俺の方に顔を見せてくれた愛しい彼はスヤスヤ可愛い顔で寝ている。
「可愛いね。しゆちゃん…。」
布団に潜りながら顔を見つめて、手を伸ばす。
指先同士が触れ合った瞬間ピクッと指の関節が少し動いた気がする。
構わず指を絡めて体温を感じる。
自分より高い温度の手のひらが小さくて、それすら好きだと思わされる。
「あー…。寝れねぇ…。」
もう、
このまましゆちゃん襲ってもいいかな…。
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