あんたは俺のだから。

そらいろ

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温もり-nukumori-2

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「んっんぅ…。」

樹矢は我慢できないと俺に勢い良くキスをして伝えた。

舌を絡め取って激しく口内を舐め回す。中は熱くて唾液が首筋まで伝う。お互いに会っていない時間を埋め合わせるのに必死なのか、何度も何度も角度を変えて深いキスをし続ける。

止められなかった。

ずっと求めていたものがやっと手中に入った。んだ。
もっと、もっと樹矢が欲しくて堪らない。

強請るように口を強く宛てがって、舌を必死に伸ばす。

「んぅ、っんふぅ…。」


キスしている口の隙間から吐息が漏れる。
もうズボンの股はパンパンで自然と腰がもじもじと動いてしまい、彼の腰をゆっくり抱き寄せる。
太ももに股間を宛てがい、ゆらゆらと腰を動かすとズボン越しだが擦れて気持ちよかった。

「んぁ。っふ…んんっ…。」

彼の顔は恥ずかしくて見れなかった。
目を瞑ったまま、俺は快感を得るために腰を振る。

「しゆ…ごめん、可愛すぎて優しくできないかも。」

樹矢はそう言い、俺を部屋の鏡台の前へと連れて行く。後ろから抱きしめて服の中に手を這わせる。

クリっと俺のぷっくりと膨らんだ乳首を触る。

「っんぁん。」

気持ちよくて、目を開けると俺の厭らしく赤く染まった顔が大きな鏡に映っていた。

「えっ…。あぁ…んんっ。」

考える間も無く、次の快感が襲ってくる。
顔から火が出そうなくらい真っ赤になり前を見る事ができず俺はまた目を瞑る。
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