あんたは俺のだから。

そらいろ

文字の大きさ
上 下
41 / 244

恍惚-koukotu-3

しおりを挟む
「あぁ…っし、ゆ…!しっ…!」

彼は名前を呼びながら俺の中に少しずつ入ってくる。
下腹部は熱く中に入ってると実感し、彼を今までで一番近くに感じた気がした。


「うっあ……。」

こんなに苦しいのに…。


「しゆっ…きもち、いいよ…。」

こんなに息もまともに出来ないのに…。


「くっ…。っあ、あ…み、みぃくっん…。」

彼がすごくカッコよくて、彼の笑顔を守りたくて、抑えきれないほどの愛おしいと思う気持ちが込み上げてくる。


「あっ…あっ…んっ……ぁ。」

彼が俺の奥まで入ると、腰を少しずつ動かし始めた。

「んんっ…きつっ…」

顔を歪めながらもゆっくりゆっくり腰を浮かしたと思えば急に奥まで突いてきた。

「ああああ!」

さっきと同じ様に身体全身が跳ねる。
指で彼は俺の弱点を完全に掴んでいた。

「あぁん、みぃくん!あっ…みぃくん…っ。」

腰を動かして彼が奥まで突いてくるたびに気持良くて、自然と彼の名前を呼び続けていた。

「ふんんっ…ん、んぅ…。」

彼の火照った顔が近づいてきてキスをする。舌を入れてお互いの唾液を絡ませ合う。
上も下も、彼と繋がり一体になった様で幸福感を得たのか胸がいっぱいになる。

彼の腰の動きが速くなり、息もお互い荒くなっていく。

「んっ…ふうっ…!あっ!あぁっ…。んんん!」

また、イキそうになる感覚が押し寄せてきた。

「しゆっ、しゆぅ…!イクっ…いっしょっ…に!」

「あっ…うっん!みいく、んっ。イク、いっちゃ…う。……あぁぁぁあっ!」

俺は果てた。同じ様に彼も果てて俺の中に生温かい物が広がったのが分かった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

生意気な少年は男の遊び道具にされる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

大学生はバックヤードで

リリーブルー
BL
大学生がクラブのバックヤードにつれこまれ初体験にあえぐ。

処理中です...