あんたは俺のだから。

そらいろ

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朱斗さんと呑み店を出た後、タクシーを呼んで彼を見送り俺は一人で家に帰った。

本当は家に無理矢理連れ込みたかった。
朱斗さんを襲いたかった。でも、今を大事にしたい、相手との関係を悪くしたくないという気持ちが上回って、自分の理性をなんとか抑えることができた。


「あぁもう!……好きが止まらないよ……。」

さっきの笑顔を思い出すたびに心が揺れ、ドキドキが止まらなくなる。ベッドの枕に顔を伏せて朱斗さんの事を思う。


「好き……この気持ちが愛って言うのかな…。」


どうしたら振り向いてもらえるか、俺を好きになってもらえるか、あの笑顔を自分だけの物にしたい、あの人に俺を求めて欲しい。


「…んんっ、あぁ…」

気づけば朱斗さんの事で頭が一杯になり、俺のモノは大きくなっていた。

「っんん…あっ…んっ…」

下着から自分のを取り出して上下に動かす。
先から愛液が少し出てきて滑りが良くなり激しく自分のモノを扱う。

「朱斗さん…朱斗さ、ん…しゆ、とっ…」

包み込んで彼の顔や身体を思い出す。

「んぁっ……あい、してるっ……しゆ、とっ……あっ…くっ‼」
 
あの人と繋がっている…あの人が俺を好きだと言ってくれてる…俺達は求め合ってる……そんな妄想をしながら、俺は一人虚しく達した。
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