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闇に夕陽
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夕陽が落ちると泣いてしまいそうだから。上を向きたいけれど、君は下に落ちたんだった。真っ直ぐに前を見つめて、沈んでいく燈(あかり)に照らされた景色はあまりに美しすぎて歪む視界で覚えていない。
誰かに罵倒されても、僕個人は君が好きだよ。
誰もに見捨てられても、僕は捨てるなんて出来ない。
思い出に生きる君は幸せじゃないかもね。
君と出会えた私は幸せだったよ。
さあ、この夜に誓おう。
僕は君が好きで好きで仕方がなくて。
届けられない思いを懸命に叫んでみよう。
沈んだ青に響くように。浮かぶ黒を消し去るように。
誰かに罵倒されても、僕個人は君が好きだよ。
誰もに見捨てられても、僕は捨てるなんて出来ない。
思い出に生きる君は幸せじゃないかもね。
君と出会えた私は幸せだったよ。
さあ、この夜に誓おう。
僕は君が好きで好きで仕方がなくて。
届けられない思いを懸命に叫んでみよう。
沈んだ青に響くように。浮かぶ黒を消し去るように。
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