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本編で語られなかったイチャラブ事情
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「助けてサイエモ――――ンッ!!!」
フレイムアーチャの侯爵武家”ドラゴニア公爵家”に声が響いた。
勿論ルーシュの部屋からである。
「いい加減その呼び方は止めんか?」
ゲシッと背中を蹴られた。
背中を蹴るまでが様式美である。
そしてお馴染みの背中に付いた足跡。
今回はブーツだったので何時もよりヒールの分痛かった。
「サイヒーッ助けてくれよ―――――っ!」
「良いではないかお泊り旅行。ついに大人の階段を登る時が来たか?」
「お前やっぱり覗いてたんね!?」
「たまたま見えただけだ、気にするな」
「そのたまたまの回数が多すぎない?」
「全能神は世界中に気を配らないといけないからな。そしてたまたたまお前とアンドュがじゃれてるところに出くわすだけだ。カカンは風呂文化が良いぞ?たっぷり肌を磨いて三つ指ついてアンドュをベッドの上で待つが良い」
今日もサイエモンは意地悪である。
可愛い子ほど虐めたい。
全能神も心友の前では年相応の女の子だ。
なんて言ってもまだ18歳。
心友と絡むときくらい素でいたいのだ。
そしてルーシュはサイヒに魅了されないから素で居れる希少な存在である。
なので虐めながらもちゃんと協力はしてやるのがサイヒのスタンスである。
「まぁ私から姉上に話を通して王宮の書庫に入れるようにしてやろう。大聖女の伴侶の書いた魔導書もちゃんとあるぞ。因みに内容はここ1000年でもトップクラスに高位知識だ」
「マジで?サンキューサイヒ!」
(と言うか書物の内容を把握している私が手を貸したら次元移動の術くらい授けてやるのだが、楽しそうなので放っておいてみよう)
「何かお前楽しそうじゃね?」
「いやいや故郷を思い出して愉悦に浸っているだけだ。そう言えばまだルークをカカンに連れて行ってなかったな、今度連れて行ってやるとしよう。ルークは花も好きだから喜ぶであろうな」
「じゃぁ4人で旅行しよう!そうしよう!」
「お前アンドュと2人きりになりたくないだけだろ」
「え、いや、その、な………」
「嘘をつくことに向いてないな。私はルークとイチャイチャしたいから例え心友でも愛犬でもその時間の妨げになるものはいらんぞ?お前らもイチャイチャしたら良いではないか」
「そんな!アンドュ様とイチャイチャなんて…心臓が潰れる………」
「その時は蘇生してやるから安心してイチャイチャしたら良い」
ヴェー、とルーシュが唸る。
追い詰められた珍獣のような鳴き声だとサイヒは思った。
面白いから口には出さないが。
「下着はちゃんと新品をは着けていくことだな。男と女の2人旅、何かが起こるやもしれんからな」
「何もねーよ!寧ろ無さ過ぎてこっちが困ってんのよ!!」
「ではイイ機会ではないか。頑張ってアンドュを誘惑するんだな。カカンはそう言う雰囲気になりたいなら最高の国だぞ。
花は咲き乱れてるし、食べ物も美味しい、風呂も充実、と新婚旅行先NO1の国だからな」
「………アンドュ様、そう言う雰囲気になるのかな私で?」
あれだけ愛を囁かれ続けてまだ自分に自信のないルーシュである。
まぁアンドュアイスの過去が過去だけにルーシュが一歩踏み出す勇気がないのは仕方ない。
相手は生粋の女嫌いなのだ。
ルーシュ、サイヒ、ドラゴニア家の皆さま、そしてサイヒの寵愛を受けている女の子は別枠らしいが。
その中でもルーシュは本当の本当に特別なのだが、お子ちゃまなルーシュはまだ気付かない。
「まぁアンドュは肉欲が殆どないからそう言う事には発展せんかもしれんが、良い雰囲気は作れると思うぞ?16歳ならキス位はしても早すぎではないだろう。お休みのキスをするくらいには進展があると良いな」
「サイエモンが割と真面目な事言ってる………」
「姉上に話を通すのは止めておこうか?あぁん?」
「すんませんでした――――っ!!!」
見事な土下座であったと後にサイヒは語ったのだった。
婚前旅行が上手くいくかどうか、全てはルーシュの方にかかっているようである。
フレイムアーチャの侯爵武家”ドラゴニア公爵家”に声が響いた。
勿論ルーシュの部屋からである。
「いい加減その呼び方は止めんか?」
ゲシッと背中を蹴られた。
背中を蹴るまでが様式美である。
そしてお馴染みの背中に付いた足跡。
今回はブーツだったので何時もよりヒールの分痛かった。
「サイヒーッ助けてくれよ―――――っ!」
「良いではないかお泊り旅行。ついに大人の階段を登る時が来たか?」
「お前やっぱり覗いてたんね!?」
「たまたま見えただけだ、気にするな」
「そのたまたまの回数が多すぎない?」
「全能神は世界中に気を配らないといけないからな。そしてたまたたまお前とアンドュがじゃれてるところに出くわすだけだ。カカンは風呂文化が良いぞ?たっぷり肌を磨いて三つ指ついてアンドュをベッドの上で待つが良い」
今日もサイエモンは意地悪である。
可愛い子ほど虐めたい。
全能神も心友の前では年相応の女の子だ。
なんて言ってもまだ18歳。
心友と絡むときくらい素でいたいのだ。
そしてルーシュはサイヒに魅了されないから素で居れる希少な存在である。
なので虐めながらもちゃんと協力はしてやるのがサイヒのスタンスである。
「まぁ私から姉上に話を通して王宮の書庫に入れるようにしてやろう。大聖女の伴侶の書いた魔導書もちゃんとあるぞ。因みに内容はここ1000年でもトップクラスに高位知識だ」
「マジで?サンキューサイヒ!」
(と言うか書物の内容を把握している私が手を貸したら次元移動の術くらい授けてやるのだが、楽しそうなので放っておいてみよう)
「何かお前楽しそうじゃね?」
「いやいや故郷を思い出して愉悦に浸っているだけだ。そう言えばまだルークをカカンに連れて行ってなかったな、今度連れて行ってやるとしよう。ルークは花も好きだから喜ぶであろうな」
「じゃぁ4人で旅行しよう!そうしよう!」
「お前アンドュと2人きりになりたくないだけだろ」
「え、いや、その、な………」
「嘘をつくことに向いてないな。私はルークとイチャイチャしたいから例え心友でも愛犬でもその時間の妨げになるものはいらんぞ?お前らもイチャイチャしたら良いではないか」
「そんな!アンドュ様とイチャイチャなんて…心臓が潰れる………」
「その時は蘇生してやるから安心してイチャイチャしたら良い」
ヴェー、とルーシュが唸る。
追い詰められた珍獣のような鳴き声だとサイヒは思った。
面白いから口には出さないが。
「下着はちゃんと新品をは着けていくことだな。男と女の2人旅、何かが起こるやもしれんからな」
「何もねーよ!寧ろ無さ過ぎてこっちが困ってんのよ!!」
「ではイイ機会ではないか。頑張ってアンドュを誘惑するんだな。カカンはそう言う雰囲気になりたいなら最高の国だぞ。
花は咲き乱れてるし、食べ物も美味しい、風呂も充実、と新婚旅行先NO1の国だからな」
「………アンドュ様、そう言う雰囲気になるのかな私で?」
あれだけ愛を囁かれ続けてまだ自分に自信のないルーシュである。
まぁアンドュアイスの過去が過去だけにルーシュが一歩踏み出す勇気がないのは仕方ない。
相手は生粋の女嫌いなのだ。
ルーシュ、サイヒ、ドラゴニア家の皆さま、そしてサイヒの寵愛を受けている女の子は別枠らしいが。
その中でもルーシュは本当の本当に特別なのだが、お子ちゃまなルーシュはまだ気付かない。
「まぁアンドュは肉欲が殆どないからそう言う事には発展せんかもしれんが、良い雰囲気は作れると思うぞ?16歳ならキス位はしても早すぎではないだろう。お休みのキスをするくらいには進展があると良いな」
「サイエモンが割と真面目な事言ってる………」
「姉上に話を通すのは止めておこうか?あぁん?」
「すんませんでした――――っ!!!」
見事な土下座であったと後にサイヒは語ったのだった。
婚前旅行が上手くいくかどうか、全てはルーシュの方にかかっているようである。
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