146 / 161
御使い様が誑しに進化しました
【御使い様は学びたい49】
しおりを挟む
「フィルド様ぁ、気持ちイイですぅ♡」
「…………」
すりすりと深海がフィルドの足に素足を絡める。
ちなみにフィルドも素足である。
寝るときは薄着な2人だ。
だいたいハーフパンツの様なものを履いて眠りに入る。
1人と時なら問題ないが、今2人は同じベッドで寝ている。
獣車に備え付けられたベッドが2つしかないので仕方ない。
2段ベッドの作りなので、うえでルナトーが(*´Д`)ハァハァしているのを気配で察してしまうが、フィルドはそれを無視することにした。
あの腐女子でビアンな美少女を相手にしていては精神が持たない。
今にも壊れそうな精神だ。
精神力を振り絞って我慢してるのだ。
他の者に避ける意識の余裕はない。
(フカミちゃん薄着で抱き着くの止めて!気持ち良くて居心地悪すぎるから!胸柔らかいし!素足気持ち良いし!普段筋肉質だから硬いなんて言ってるけど自制するのギリギリなくらい体柔らかくて気持ちイイから!体放して――――――――っ!!!)
もう泣きそうなフィルドである。
だがシーズンの深海は人肌が大好きなのだ。
自分が相手にならなければルナトーのベッドに忍び込みかねない。
そうなったら深海の純潔などルナトーに美味しく頂かれるのは目に見えている。
飢えた肉食動物の前に生肉を上げ膳据え膳状態にしてやるつもりはフィルドには無い。
ルナトーに(*´Д`)ハァハァされても自分が人見御供養になるのが1番平和的な解決なのである。
それにしても月の物のシーズンの深海は本当に女の子だ。
いや、いつも女だが。
それでも中性的な顔と、男性的な性格のお陰で男装の深海は男にしか見えない。
それも中々に魅力的な美少年だ。
決して美少女には見えない。
女の子たちだって熱い視線を送ってくるくらいに男をしている。
なのに、シーズンの深海はもう女にしか見えない。
何故だろう。
女性ホルモンが活発化するからだろうか?
胸当てを取ってしまえばソコには豊かなバストが隠れている。
その柔らかさを知っているのは今のところフィルドと鳴海だけである。
鳴海にとっては双子の妹の胸でしかないが、フィルドにとっては初恋の女の子のお胸である。
本能が「行っちゃえ行っちゃえ♫」とフィルドを誘惑する。
こんな時はラキザの顔を思い浮かべるのが1番だ。
良し、今日も想像上のラキザは怒っている。
妹のように可愛がっている深海に手を出したら〇す!と言う顔である。
うん、少し欲情が治まった気がした。
「フィルド様の身体、鍛えられてて、気持ちイイ………」
魔術師にしては鍛えられているフィルドの胸筋に深海が頬をすりすりさせる。
(あ~男として嬉しいけど男として辛い~~~~~っ!!!)
はむはむ
フィルドの胸筋に服の上から深海が甘噛みをする。
筋肉の弾力が好みのようだ。
(その嚙み方駄目絶対っ!!)
「ふぃるどたまぁ…………」
(本当に何の夢見てるのフカミちゃん!俺、夢の内容次第によっては理性壊す自信があるんだからねっ!!!)
こうして今日もシーズン中の甘い夜が過ぎていくのであった。
「…………」
すりすりと深海がフィルドの足に素足を絡める。
ちなみにフィルドも素足である。
寝るときは薄着な2人だ。
だいたいハーフパンツの様なものを履いて眠りに入る。
1人と時なら問題ないが、今2人は同じベッドで寝ている。
獣車に備え付けられたベッドが2つしかないので仕方ない。
2段ベッドの作りなので、うえでルナトーが(*´Д`)ハァハァしているのを気配で察してしまうが、フィルドはそれを無視することにした。
あの腐女子でビアンな美少女を相手にしていては精神が持たない。
今にも壊れそうな精神だ。
精神力を振り絞って我慢してるのだ。
他の者に避ける意識の余裕はない。
(フカミちゃん薄着で抱き着くの止めて!気持ち良くて居心地悪すぎるから!胸柔らかいし!素足気持ち良いし!普段筋肉質だから硬いなんて言ってるけど自制するのギリギリなくらい体柔らかくて気持ちイイから!体放して――――――――っ!!!)
もう泣きそうなフィルドである。
だがシーズンの深海は人肌が大好きなのだ。
自分が相手にならなければルナトーのベッドに忍び込みかねない。
そうなったら深海の純潔などルナトーに美味しく頂かれるのは目に見えている。
飢えた肉食動物の前に生肉を上げ膳据え膳状態にしてやるつもりはフィルドには無い。
ルナトーに(*´Д`)ハァハァされても自分が人見御供養になるのが1番平和的な解決なのである。
それにしても月の物のシーズンの深海は本当に女の子だ。
いや、いつも女だが。
それでも中性的な顔と、男性的な性格のお陰で男装の深海は男にしか見えない。
それも中々に魅力的な美少年だ。
決して美少女には見えない。
女の子たちだって熱い視線を送ってくるくらいに男をしている。
なのに、シーズンの深海はもう女にしか見えない。
何故だろう。
女性ホルモンが活発化するからだろうか?
胸当てを取ってしまえばソコには豊かなバストが隠れている。
その柔らかさを知っているのは今のところフィルドと鳴海だけである。
鳴海にとっては双子の妹の胸でしかないが、フィルドにとっては初恋の女の子のお胸である。
本能が「行っちゃえ行っちゃえ♫」とフィルドを誘惑する。
こんな時はラキザの顔を思い浮かべるのが1番だ。
良し、今日も想像上のラキザは怒っている。
妹のように可愛がっている深海に手を出したら〇す!と言う顔である。
うん、少し欲情が治まった気がした。
「フィルド様の身体、鍛えられてて、気持ちイイ………」
魔術師にしては鍛えられているフィルドの胸筋に深海が頬をすりすりさせる。
(あ~男として嬉しいけど男として辛い~~~~~っ!!!)
はむはむ
フィルドの胸筋に服の上から深海が甘噛みをする。
筋肉の弾力が好みのようだ。
(その嚙み方駄目絶対っ!!)
「ふぃるどたまぁ…………」
(本当に何の夢見てるのフカミちゃん!俺、夢の内容次第によっては理性壊す自信があるんだからねっ!!!)
こうして今日もシーズン中の甘い夜が過ぎていくのであった。
0
お気に入りに追加
648
あなたにおすすめの小説

義妹が大事だと優先するので私も義兄を優先する事にしました
さこの
恋愛
婚約者のラウロ様は義妹を優先する。
私との約束なんかなかったかのように…
それをやんわり注意すると、君は家族を大事にしないのか?冷たい女だな。と言われました。
そうですか…あなたの目にはそのように映るのですね…
分かりました。それでは私も義兄を優先する事にしますね!大事な家族なので!

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。

辺境地で冷笑され蔑まれ続けた少女は、実は土地の守護者たる聖女でした。~彼女に冷遇を向けた街人たちは、彼女が追放された後破滅を辿る~
銀灰
ファンタジー
陸の孤島、辺境の地にて、人々から魔女と噂される、薄汚れた少女があった。
少女レイラに対する冷遇の様は酷く、街中などを歩けば陰口ばかりではなく、石を投げられることさえあった。理由無き冷遇である。
ボロ小屋に住み、いつも変らぬ質素な生活を営み続けるレイラだったが、ある日彼女は、住処であるそのボロ小屋までも、開発という名目の理不尽で奪われることになる。
陸の孤島――レイラがどこにも行けぬことを知っていた街人たちは彼女にただ冷笑を向けたが、レイラはその後、誰にも知られずその地を去ることになる。
その結果――?

【完結】『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です
葉桜鹿乃
恋愛
ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。
王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。
孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。
王宮という国で一番安全な場所で、更には周囲に常に複数人の騎士が控えている場所に、本人と王族、宰相が話し合って所属することになったものの、存在を秘する為に扱いは『飯炊き女』である。
働くのは苦では無いし、顔を隠すための不細工な丸眼鏡にソバカスと眉を太くする化粧、粗末な服。これを襲いに来るような輩は男所帯の騎士団にも居ないし、聖女の力で存在感を常に薄めるようにしている。
何故このような擬態をしているかというと、隣国から聖女を狙って何者かが間者として侵入していると言われているためだ。
隣国は既に瘴気で汚れた土地が多くなり、作物もまともに育たないと聞いて、ルーシーはしばらく隣国に行ってもいいと思っているのだが、長く冷戦状態にある隣国に行かせるのは命が危ないのでは、と躊躇いを見せる国王たちをルーシーは説得する教養もなく……。
そんな折、ある日の月夜に、明日の雨を予見して変装をせずに水汲みをしている時に「見つけた」と言われて振り向いたそこにいたのは、騎士団の中でもルーシーに優しい一人の騎士だった。
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも掲載予定です。

聖女が降臨した日が、運命の分かれ目でした
猫乃真鶴
ファンタジー
女神に供物と祈りを捧げ、豊穣を願う祭事の最中、聖女が降臨した。
聖女とは女神の力が顕現した存在。居るだけで豊穣が約束されるのだとそう言われている。
思ってもみない奇跡に一同が驚愕する中、第一王子のロイドだけはただ一人、皆とは違った視線を聖女に向けていた。
彼の婚約者であるレイアだけがそれに気付いた。
それが良いことなのかどうなのか、レイアには分からない。
けれども、なにかが胸の内に燻っている。
聖女が降臨したその日、それが大きくなったのだった。
※このお話は、小説家になろう様にも掲載しています

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる