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オマケは御使い様になりました
【魔術師長様の恋煩い事情6】
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「う、わぁぁぁぁぁぁ♡」
深海が歓声を上げた。
目の前に広がる緑と赤。
草の間から覗く果実はルビーのように真っ赤だ。
ツヤツヤと輝くその果実は深海の大好物の。
「イチゴッ!!!」
「食べ放題だよ~♬フカミちゃんイチゴ好きだと言ってたから連れて来てあげたかったんだ~♩」
イチゴ畑に夢中になっていた深海がぐるん、と半回りしてフィルドの方に目を合わせる。
「愛してますフィルド様ぁっ!!」
ガバッ
チュッ
深海がフィルドにダイブして、首に腕を廻すとフィルドの頬にキスをした。
可愛らしいリップ音をたてる子供のキス。
フィルドが得意とするキスはこんな幼稚なキスじゃない。
どんな女でも腰を砕けさせる、ディープなキスがお好みだ。
だけど…。
(ほっぺにちゅう!ほっぺにちゅう!やべ、俺今超嬉しいかも……)
既に深海の意識はイチゴに向かっている。
若干寂しい気がするが、今のフィルドには助かる流れだ。
何せ顔が上気するのが鏡を見なくても分かる。
これはもう耳まで赤いに違いない。
そしてにやける口元。
大きな手で隠しているが頬の筋肉の動きで、見る者が見ればフィルドが笑顔全開なのが分かっただろう。
幸いこの場にソレが分かる者は居なかったが。
「フィルド様、これ食べて良いんですか!本当に良いんですか!?」
「勿論食べ放題だから幾つ食べても、畑中の全部食べても良いんだよ~♩もう料金は払ってあるから急いで食べないと制限時間くるよ?」
パン!
深海が手を合わせる。
「いただきますっ!!」
元気よく深海は畑の中に入って行った。
大粒のイチゴを取る度に目を輝かせて、口に放り込む。
イチゴにも負けない赤さの舌が見えるのがちょっとエッチだなんてフィルドは思った。
それにしても幸せそうに食べる。
顔面の筋肉が崩壊している。
始終ニッコニコだ。
こんなに嬉しそうな深海は珍しい。
(イチゴごときでこんなに悦んでくれるならカカンにもイチゴ畑作ろうかな?あ、でもそうしたらデートが出来ないかぁ、他の奴らにフカミちゃんの為のイチゴ食べられるのも腹が立つし。うん、カカンではイチゴを栽培は止めよう)
フィルドが決心した瞬間だった。
本人は気付いていないが、深海の蕩ける様な笑顔を他の者に見られたくないと言うのもある。
それくらい可愛い。
普段は男にしか見えないのに、可愛い笑顔を浮かべている深海は女にしか見えない。
制服の効果も凄いのだろう。
何せスカート。
あの深海がスカートを履いているのだ。
下にスパッツをん履いているのは知っていても、普段見れない生足はやはり女らしい肉のつきかただ。
深海は自分は筋肉の塊だから触れても気持ち良くないと思っているようだが、やはり男と女では筋肉の質が違うらしい。
確かに筋肉の少ない女より深海は重いだろう。
だがしなやかな筋肉は程よい弾力を持ち、手を押し返すその感触が気持ち良い。
そして胸。
制服を突き上げる胸のボリュームは年の割にかなり大きい。
本人はコンプレックスの様だが、これは最早武器だ。
おっぱいが嫌いな男は少ない。
ちっぱい好きも居るが、男は大抵大きな胸が好きなのだ。
証拠に深海とここまでくる間に何人の男が深海の胸元に視線を向けていた事か。
ちなみにその輩には3日間下痢が止まらない呪いをコソッ、と掛けたおいた。
器の小さい男と言うなかれ。
成人男性だって好きな少女を舐めまわすような視線で見られて、何も思わない程器は大きく出来ていない。
(デートだったらフカミちゃんの服はナルミちゃんが繕ってくれるから、もれなく可愛いスカート姿が拝めるんだよね♪うん、定期的にジャクタル王国にはデートに来よう!)
「フィルド様は食べないんですかー?」
随分と離れた位置から深海から声をかけられた。
かなりのハイペースでイチゴを食べているらしい。
深海は女の子にしては食べる方だが大食感と言うほどでもない。
好きなものは別腹に入るのだろうか?
いや、深海の場合胸に行ってる気がする。
(て、事はイチゴ食べてフカミちゃんの胸が大きくなったら俺が育てたのと同義だよね~♩年頃の女の子の胸を育てるなんて男のロマンだよね~♬)
「俺も食べるから美味しそうなの選んで~♪」
深海の元に行き、自然に抱きつく。
そうすると深海は条件反射でフィルドの頭をポンポンと撫でるのだ。
首筋に顔を埋めて深海の匂いを堪能する。
少々オヤジが入っている気がするが、これでもフィルドは大陸で1・2を争う魔術師なのである。
だが深海にはそんなことは関係ないらしい。
(だから好き、なんだろなぁ…)
自分を恐れない少女。
この子ならいつか自分の瞳を見せても良いかも知れない、とフィルドは思うのだった。
深海が歓声を上げた。
目の前に広がる緑と赤。
草の間から覗く果実はルビーのように真っ赤だ。
ツヤツヤと輝くその果実は深海の大好物の。
「イチゴッ!!!」
「食べ放題だよ~♬フカミちゃんイチゴ好きだと言ってたから連れて来てあげたかったんだ~♩」
イチゴ畑に夢中になっていた深海がぐるん、と半回りしてフィルドの方に目を合わせる。
「愛してますフィルド様ぁっ!!」
ガバッ
チュッ
深海がフィルドにダイブして、首に腕を廻すとフィルドの頬にキスをした。
可愛らしいリップ音をたてる子供のキス。
フィルドが得意とするキスはこんな幼稚なキスじゃない。
どんな女でも腰を砕けさせる、ディープなキスがお好みだ。
だけど…。
(ほっぺにちゅう!ほっぺにちゅう!やべ、俺今超嬉しいかも……)
既に深海の意識はイチゴに向かっている。
若干寂しい気がするが、今のフィルドには助かる流れだ。
何せ顔が上気するのが鏡を見なくても分かる。
これはもう耳まで赤いに違いない。
そしてにやける口元。
大きな手で隠しているが頬の筋肉の動きで、見る者が見ればフィルドが笑顔全開なのが分かっただろう。
幸いこの場にソレが分かる者は居なかったが。
「フィルド様、これ食べて良いんですか!本当に良いんですか!?」
「勿論食べ放題だから幾つ食べても、畑中の全部食べても良いんだよ~♩もう料金は払ってあるから急いで食べないと制限時間くるよ?」
パン!
深海が手を合わせる。
「いただきますっ!!」
元気よく深海は畑の中に入って行った。
大粒のイチゴを取る度に目を輝かせて、口に放り込む。
イチゴにも負けない赤さの舌が見えるのがちょっとエッチだなんてフィルドは思った。
それにしても幸せそうに食べる。
顔面の筋肉が崩壊している。
始終ニッコニコだ。
こんなに嬉しそうな深海は珍しい。
(イチゴごときでこんなに悦んでくれるならカカンにもイチゴ畑作ろうかな?あ、でもそうしたらデートが出来ないかぁ、他の奴らにフカミちゃんの為のイチゴ食べられるのも腹が立つし。うん、カカンではイチゴを栽培は止めよう)
フィルドが決心した瞬間だった。
本人は気付いていないが、深海の蕩ける様な笑顔を他の者に見られたくないと言うのもある。
それくらい可愛い。
普段は男にしか見えないのに、可愛い笑顔を浮かべている深海は女にしか見えない。
制服の効果も凄いのだろう。
何せスカート。
あの深海がスカートを履いているのだ。
下にスパッツをん履いているのは知っていても、普段見れない生足はやはり女らしい肉のつきかただ。
深海は自分は筋肉の塊だから触れても気持ち良くないと思っているようだが、やはり男と女では筋肉の質が違うらしい。
確かに筋肉の少ない女より深海は重いだろう。
だがしなやかな筋肉は程よい弾力を持ち、手を押し返すその感触が気持ち良い。
そして胸。
制服を突き上げる胸のボリュームは年の割にかなり大きい。
本人はコンプレックスの様だが、これは最早武器だ。
おっぱいが嫌いな男は少ない。
ちっぱい好きも居るが、男は大抵大きな胸が好きなのだ。
証拠に深海とここまでくる間に何人の男が深海の胸元に視線を向けていた事か。
ちなみにその輩には3日間下痢が止まらない呪いをコソッ、と掛けたおいた。
器の小さい男と言うなかれ。
成人男性だって好きな少女を舐めまわすような視線で見られて、何も思わない程器は大きく出来ていない。
(デートだったらフカミちゃんの服はナルミちゃんが繕ってくれるから、もれなく可愛いスカート姿が拝めるんだよね♪うん、定期的にジャクタル王国にはデートに来よう!)
「フィルド様は食べないんですかー?」
随分と離れた位置から深海から声をかけられた。
かなりのハイペースでイチゴを食べているらしい。
深海は女の子にしては食べる方だが大食感と言うほどでもない。
好きなものは別腹に入るのだろうか?
いや、深海の場合胸に行ってる気がする。
(て、事はイチゴ食べてフカミちゃんの胸が大きくなったら俺が育てたのと同義だよね~♩年頃の女の子の胸を育てるなんて男のロマンだよね~♬)
「俺も食べるから美味しそうなの選んで~♪」
深海の元に行き、自然に抱きつく。
そうすると深海は条件反射でフィルドの頭をポンポンと撫でるのだ。
首筋に顔を埋めて深海の匂いを堪能する。
少々オヤジが入っている気がするが、これでもフィルドは大陸で1・2を争う魔術師なのである。
だが深海にはそんなことは関係ないらしい。
(だから好き、なんだろなぁ…)
自分を恐れない少女。
この子ならいつか自分の瞳を見せても良いかも知れない、とフィルドは思うのだった。
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