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オマケは御使い様になりました
【平民でも食べれるお菓子作り】
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「と言う訳で本日はドーナツを作ります」
パチパチパチパチ
厨房に拍手が響く。
深海が厨房に籠る時の形式美である。
そして勿論ラキザも居る。
「で、今日は何を作るんだ?」
「ドーナツです」
「美味いのか?」
「簡単な癖に中々美味い野郎です。そしてコストが低い」
「コストが低いのは良いな。平民でも手が出る」
「今回はソチラ方面を目指そうかと思いまして。高級品ばかり流行っても貴族が潤うだけで下流階級は潤いませんからね。それに子供が喜ぶ顔が見れるのは良いことです」
「お前意外と子供好き?」
「いえ、どちらかというと苦手です。力加減が分からないのと何を話したら良いのか分からにので…」
「あ~頭良いのも大変だな。昔カグウとチノシスも苦労してたわ」
「俺はお2人程賢くありませんよ?」
「俺からすれば同じカテゴリーだわ」
「お褒めの言葉と思って受け取っておきます。ではドーナツ作り始めます」
:::
〇さつまいものドーナツ
材料 (一口大のドーナツが20こ程)
さつまいも150g
小麦粉大さじ4(60g)
重曹小さじ1/2
好みのミルク大さじ3(45ml)
シナモン少々
揚げ油適量
①さつまいもをあらかじめ蒸しておく。さつまいもを適当に切る。
②ボールに蒸したさつまいもを入れて、皮を剥いてからつぶし、他の全ての材料を入れてよく混ぜたら、生地の出来上がり。
③お鍋を火にかけ、油をよく熱したら、生地をティースプーンで一口大ずつ油に落とし、中火で5分~10分揚げる。
④ドーナツがこんがり茶色く色付いて、表面がカリッとしたら出来上がり。
☆完成☆
:::
「どうぞ召し上がって下さい」
「うん、ホクホクで美味いな。砂糖を使ってないのに甘いし。これなら平民でも用意出来るわ」
「揚げてあるから外はカリ、として良いでしょう?」
「食感は大切だな」
「売れますかね?屋台で良いのですが」
「金額は?」
「銅貨1枚です」
「チノシスに話し進めておくわ」
「有難うございます。うん、久しぶりに作りましたが素朴で美味しいです。その内上流階級にも出せるレシピも上げますね」
「上流階級用のレシピもあるのか?」
「材料が値段がかかるので上流階級にしか出せません。まぁ平民が少し頑張れば出せる値段にしたいですが」
「あ~女の好きな”自分へのご褒美”てやつか」
「女性は甘いものに目が無いですからね。それに嬉しそうな女性を見るのは好きです」
「んじゃ、その意図も伝えておけばいい訳な?」
「宜しくお願いします」
こうして”平民にもお菓子を”の第1回は成功した。
そして深海は部屋に戻らず、作ったドーナツを自分のラボに持って行く。
多分今日も来て居るであろうコタツムリにあげるためだ。
「何か俺あの方に甘いんですよねぇ、逆に甘やかされることも多いし…何でしょこの気分」
モヤモヤするようなウズウズするような気分を胸にかかえて、深海はコタツムリの為にラボの扉を開けた。
パチパチパチパチ
厨房に拍手が響く。
深海が厨房に籠る時の形式美である。
そして勿論ラキザも居る。
「で、今日は何を作るんだ?」
「ドーナツです」
「美味いのか?」
「簡単な癖に中々美味い野郎です。そしてコストが低い」
「コストが低いのは良いな。平民でも手が出る」
「今回はソチラ方面を目指そうかと思いまして。高級品ばかり流行っても貴族が潤うだけで下流階級は潤いませんからね。それに子供が喜ぶ顔が見れるのは良いことです」
「お前意外と子供好き?」
「いえ、どちらかというと苦手です。力加減が分からないのと何を話したら良いのか分からにので…」
「あ~頭良いのも大変だな。昔カグウとチノシスも苦労してたわ」
「俺はお2人程賢くありませんよ?」
「俺からすれば同じカテゴリーだわ」
「お褒めの言葉と思って受け取っておきます。ではドーナツ作り始めます」
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〇さつまいものドーナツ
材料 (一口大のドーナツが20こ程)
さつまいも150g
小麦粉大さじ4(60g)
重曹小さじ1/2
好みのミルク大さじ3(45ml)
シナモン少々
揚げ油適量
①さつまいもをあらかじめ蒸しておく。さつまいもを適当に切る。
②ボールに蒸したさつまいもを入れて、皮を剥いてからつぶし、他の全ての材料を入れてよく混ぜたら、生地の出来上がり。
③お鍋を火にかけ、油をよく熱したら、生地をティースプーンで一口大ずつ油に落とし、中火で5分~10分揚げる。
④ドーナツがこんがり茶色く色付いて、表面がカリッとしたら出来上がり。
☆完成☆
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「どうぞ召し上がって下さい」
「うん、ホクホクで美味いな。砂糖を使ってないのに甘いし。これなら平民でも用意出来るわ」
「揚げてあるから外はカリ、として良いでしょう?」
「食感は大切だな」
「売れますかね?屋台で良いのですが」
「金額は?」
「銅貨1枚です」
「チノシスに話し進めておくわ」
「有難うございます。うん、久しぶりに作りましたが素朴で美味しいです。その内上流階級にも出せるレシピも上げますね」
「上流階級用のレシピもあるのか?」
「材料が値段がかかるので上流階級にしか出せません。まぁ平民が少し頑張れば出せる値段にしたいですが」
「あ~女の好きな”自分へのご褒美”てやつか」
「女性は甘いものに目が無いですからね。それに嬉しそうな女性を見るのは好きです」
「んじゃ、その意図も伝えておけばいい訳な?」
「宜しくお願いします」
こうして”平民にもお菓子を”の第1回は成功した。
そして深海は部屋に戻らず、作ったドーナツを自分のラボに持って行く。
多分今日も来て居るであろうコタツムリにあげるためだ。
「何か俺あの方に甘いんですよねぇ、逆に甘やかされることも多いし…何でしょこの気分」
モヤモヤするようなウズウズするような気分を胸にかかえて、深海はコタツムリの為にラボの扉を開けた。
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