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《192話》
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サラとセブンは無言でもぐもぐ食事を取る。
無言だが不味い訳ではない。
ちゃんと美味しいすき焼きだ。
ソレに付け合わせの梅レンコンも味が染みていて旨い。
正直セブン好みの味付けだ。
褒めたい。
凄く褒めたい。
美味しいと言いたい。
腕を上げたなと頭をナデナデしたい。
だがセブンが動くとサラがビクリと身を竦ませるのだ。
怯えているのとは違う気がするが、警戒をされている。
下心がバレたのではと内心汗たらたらなセブンである。
「あの…………」
「な、なんだ!?」
つい大声が出てしまった。
これでは更に警戒されてしまうではないか。
セブンは焦った。
だがサラは気にしていないようである。
「これ、言って、いい、ですか?」
コテン、とサラが小首を傾げてセブンの瞳を覗き込む。
可愛い!!
そして「イって良いですか?」だ。
正直セブンの股間の鬼が首をもたげそうになるが根性で抑える。
だがその言葉は脳内でリフレインする。
(イって良いですか?
イって良いですか?
イって良いですか?)
今夜のおかずはこれで決まりである。
何のおかずか聞いてはいけない。
ナニのオカズに決まっているではないか。
そうセブンはパンツが酷い目に合わない様に最近はちゃんと処理してから寝ているのである。
全能神様のアドバイスはちゃんと守られていたようだ。
良かった良かった。
「で、何に、そのイキたいんだ?」
思わず発音がそちら方面に寄せて行ってしまったが、サラは気付かないので問題ない。
そしてサラがセブンの目の前に出したもの。
『天界1週間フリーパス券』
やりあがったあの全能神。
セブンは口の中に血の味がした気がした。
吐血は天界に居る1人で充分である。
それは我慢していただきたい。
吐血キャラが2人居ても書き手は対処できないのだから。
天啓①がコレか。
確かにこれは天啓でなければ言葉巧みにサラに諦めさせた。
だが全能神の天啓。
破る事はできない。
「何しに行くんだ?」
「え、と…内緒、じゃダメですか?」
サラが頬をポッとバラ色に染める。
可愛い。
だんだんあざとくなってきていないかこの元聖女?
なっているかもしれない。
恋する乙女はどんどん可愛くなっていくものなのである。
それにセブンの眼にはサラが何をしようと可愛く見えるのだ。
仕方ないだろう、初恋童貞なのだ。
まぁ純粋な童貞でもあるが。
好きになった相手が可愛く見えない訳がない。
「分かった、イイ、ぞ………」
鉄の味がする唾液を飲んで、セブンは全能神の天啓に従ったのだった。
PS ちゃんと後でご飯が美味しかったことは伝えました♡
無言だが不味い訳ではない。
ちゃんと美味しいすき焼きだ。
ソレに付け合わせの梅レンコンも味が染みていて旨い。
正直セブン好みの味付けだ。
褒めたい。
凄く褒めたい。
美味しいと言いたい。
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下心がバレたのではと内心汗たらたらなセブンである。
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「これ、言って、いい、ですか?」
コテン、とサラが小首を傾げてセブンの瞳を覗き込む。
可愛い!!
そして「イって良いですか?」だ。
正直セブンの股間の鬼が首をもたげそうになるが根性で抑える。
だがその言葉は脳内でリフレインする。
(イって良いですか?
イって良いですか?
イって良いですか?)
今夜のおかずはこれで決まりである。
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良かった良かった。
「で、何に、そのイキたいんだ?」
思わず発音がそちら方面に寄せて行ってしまったが、サラは気付かないので問題ない。
そしてサラがセブンの目の前に出したもの。
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セブンは口の中に血の味がした気がした。
吐血は天界に居る1人で充分である。
それは我慢していただきたい。
吐血キャラが2人居ても書き手は対処できないのだから。
天啓①がコレか。
確かにこれは天啓でなければ言葉巧みにサラに諦めさせた。
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破る事はできない。
「何しに行くんだ?」
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可愛い。
だんだんあざとくなってきていないかこの元聖女?
なっているかもしれない。
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それにセブンの眼にはサラが何をしようと可愛く見えるのだ。
仕方ないだろう、初恋童貞なのだ。
まぁ純粋な童貞でもあるが。
好きになった相手が可愛く見えない訳がない。
「分かった、イイ、ぞ………」
鉄の味がする唾液を飲んで、セブンは全能神の天啓に従ったのだった。
PS ちゃんと後でご飯が美味しかったことは伝えました♡
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