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《99話》
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「死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい」
自室でペラペラのマットレスの硬いベッドの上で、サラは上布団をかぶってミノムシになっていた。
恥ずか死だ。
己の貧乳をセブンに見られてしまった。
せめてナナくらいボリュームがあれば見ごたえもあっただろうが、己の胸は見ても楽しくなかろう。
いや違う。
乙女の胸である。
そこに大きさは関係ない。
乙女の清純な心は羞恥心でボロボロだ。
「サラちゃん胸くらい良いじゃない~♡もうBカップあるんだから立派にそれはおっぱいよ♡見せつけてやって男どもを誘惑しましょう♡」
「そうそう、Bカップくらいの胸も俺は好みだぞサラちゃん」
淫魔2人は何故サラの部屋に居るのだろう。
鍵はどうした鍵は。
大家さんがナナにスペアキーを渡しているのだ。
サラが倒れる事もあるのでこれは仕方ない。
だが何故レオンハルトまで居るのだ、乙女の家に…?
この男、何時になったら母国に帰るのだろうか?
宰相の仕事どうした?
もう随分ディノートに滞在しているがクロイツの王城は大丈夫だろうか…?
大丈夫である。
この男こう見て有能。
リモートで仕事を片付けている。
リモートで仕事も出来る環境。
流石は文明国家クロイツである。
科学の技術の進歩が半端でない。
そう言えばセブンの診療所にも医療関係の機会が多い。
お陰で王都の中心部にも負けない医療が受けれるのだ。
その上、医療費は王都の半分。
薄利多売だ。
繁盛している事この上ない。
だが今は休診の札を掲げている。
何故か?
職員の助手が自室のベッドに引きこもりになり、看護師がそこに居付いているからだ。
普段のセブンなら無理やりにでもサラを引きずって診療所に出勤させるだろう。
だが今回原因を作ったのはセブンである。
いや、サラのせいかもしれないが。
まぁセブンにも非は十分ある。
元を正せばレオンハルトが1番悪い気もするが。
後気まぐれに雨を降らせた全能神も微妙に悪い。
ちなみに昨日の出来事は全能神は全て把握してある。
全く神の風上にも置けない愉快犯である。
まぁそれは置いておいて…。
「サラちゃん、いい加減引きこもり止めないと胸が小さくなるわよ?」
ビクッ!
布団が動いた。
「最近ミノムシでご飯ろくに食べてないでしょ?食べないと胸、落ちるわよ?」
ガサガサッ!
ミノムシがまた動く。
「せっかくそこまで育ったのに勿体ないわよ~次また胸にお肉付くとは限らないのよ~次のお肉はお腹に付くかもしれないかもね~♡」
「うぅ、ご飯食べる、です…」
うごうごとミノムシが頭を出した。
髪がぼさぼさだ。
眼のふちが赤い。
散々泣いた証拠だろう。
「ほら、ドクターが作ってくれたお弁当食べましょう?」
「………はい、で、す」
どうやら罪滅ぼしか、セブンはナナに毎日罪滅ぼしのお弁当をサラの元に届けさせていたのだ。
サラが引きこもりミノムシなので結局持って帰る羽目になっていたのだが、どうやら弁当はようやく役目を果たせる日が来たらしい。
「お弁当食べて元気だしてね♡」
「早く診療所に復帰するんだぞサラちゃん」
「…………はぃ」
久しぶりに食べた食事は、あの日の豪華なフルコースよりも美味しかった。
それは食事を食べるのが久しぶりだからか、それとも作ったのがセブンだったからか?
答えが出るのはもうすぐかも知れない。
自室でペラペラのマットレスの硬いベッドの上で、サラは上布団をかぶってミノムシになっていた。
恥ずか死だ。
己の貧乳をセブンに見られてしまった。
せめてナナくらいボリュームがあれば見ごたえもあっただろうが、己の胸は見ても楽しくなかろう。
いや違う。
乙女の胸である。
そこに大きさは関係ない。
乙女の清純な心は羞恥心でボロボロだ。
「サラちゃん胸くらい良いじゃない~♡もうBカップあるんだから立派にそれはおっぱいよ♡見せつけてやって男どもを誘惑しましょう♡」
「そうそう、Bカップくらいの胸も俺は好みだぞサラちゃん」
淫魔2人は何故サラの部屋に居るのだろう。
鍵はどうした鍵は。
大家さんがナナにスペアキーを渡しているのだ。
サラが倒れる事もあるのでこれは仕方ない。
だが何故レオンハルトまで居るのだ、乙女の家に…?
この男、何時になったら母国に帰るのだろうか?
宰相の仕事どうした?
もう随分ディノートに滞在しているがクロイツの王城は大丈夫だろうか…?
大丈夫である。
この男こう見て有能。
リモートで仕事を片付けている。
リモートで仕事も出来る環境。
流石は文明国家クロイツである。
科学の技術の進歩が半端でない。
そう言えばセブンの診療所にも医療関係の機会が多い。
お陰で王都の中心部にも負けない医療が受けれるのだ。
その上、医療費は王都の半分。
薄利多売だ。
繁盛している事この上ない。
だが今は休診の札を掲げている。
何故か?
職員の助手が自室のベッドに引きこもりになり、看護師がそこに居付いているからだ。
普段のセブンなら無理やりにでもサラを引きずって診療所に出勤させるだろう。
だが今回原因を作ったのはセブンである。
いや、サラのせいかもしれないが。
まぁセブンにも非は十分ある。
元を正せばレオンハルトが1番悪い気もするが。
後気まぐれに雨を降らせた全能神も微妙に悪い。
ちなみに昨日の出来事は全能神は全て把握してある。
全く神の風上にも置けない愉快犯である。
まぁそれは置いておいて…。
「サラちゃん、いい加減引きこもり止めないと胸が小さくなるわよ?」
ビクッ!
布団が動いた。
「最近ミノムシでご飯ろくに食べてないでしょ?食べないと胸、落ちるわよ?」
ガサガサッ!
ミノムシがまた動く。
「せっかくそこまで育ったのに勿体ないわよ~次また胸にお肉付くとは限らないのよ~次のお肉はお腹に付くかもしれないかもね~♡」
「うぅ、ご飯食べる、です…」
うごうごとミノムシが頭を出した。
髪がぼさぼさだ。
眼のふちが赤い。
散々泣いた証拠だろう。
「ほら、ドクターが作ってくれたお弁当食べましょう?」
「………はい、で、す」
どうやら罪滅ぼしか、セブンはナナに毎日罪滅ぼしのお弁当をサラの元に届けさせていたのだ。
サラが引きこもりミノムシなので結局持って帰る羽目になっていたのだが、どうやら弁当はようやく役目を果たせる日が来たらしい。
「お弁当食べて元気だしてね♡」
「早く診療所に復帰するんだぞサラちゃん」
「…………はぃ」
久しぶりに食べた食事は、あの日の豪華なフルコースよりも美味しかった。
それは食事を食べるのが久しぶりだからか、それとも作ったのがセブンだったからか?
答えが出るのはもうすぐかも知れない。
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