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《番外》※ アコロ王子side2 R-18

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※腐要素あり
 ソロプレイあり
 爺→アコロ王子要素あり


「んんんん……」

 慣れた手つきで己の陰茎を弄る。
 皮で包み込むように手を上下に動かす。
 皮から顔を出す様になった先っぽは、今までよりも感度が良くなっている。
 そう、感度は上がっているのだ。
 なのに何故か達する事が出来ない。

「出ろ、出ろ、出ろ!」

 少々乱暴に手を上下する。
 それでも達せない。

「ぐぅぅぅぅぅ……無理、か………」

 今日も達せずアコロ王子は己の陰茎から手を離した。
 はぁ、と溜息をついてベッドにゴロリと転がる。
 大きなベッドは大の字で寝てもまだ余裕がある。
 流石は王族の寝室である。

「どうすればイケるのだ………」

 目を瞑ると熱を持った陰茎がドクドクと脈打っている。
 はやく溜まったモノを出せと言っている様だ。
 それに同意するように秘孔がムズムズする。
 刺激を与えろと言うように。

「後ろ…いや、ソレは駄目だ!後ろでだ何て美しくないっ!!」

 目をギュッと瞑ってアコロ王子は熱をやり過ごす。
 あぁ今夜も熟睡出来そうにない……。

 :::

 医務室の前を通りかかり、アコロ王子はこの医務室の責任者を思い出した。
 70代の王族専用医師局長である。

 その爺医師に何度酷い目にあわされた事か。

 だが爺医師にされたことを思い出すと、陰茎が熱を持ちせり上がり始めた。

「な、何故だ!?」

 思わず絶叫してしまう。

 バンッ!

 医務室の扉が開く。
 其処に立っていたのはくだんの爺医師である。

「あ、アコロ王子………」

 爺医師が頬をポッと染める。
 そして舐めるようにアコロ王子の姿を上から下へと見つめると、その股間に視線が止まった。

「い、医務室でお休みされていませんか、アコロ王子……」

 マスク越しだがハァハァと息が荒くなっているのが分かる。
 眼も血走ってギラギラと輝いている。
 明らかに何かを期待した眼だ。

「う、うむ…少しだけ休憩、して行こう………」

 爺医師の視線に興奮を覚えてしまったアコロ王子は、誘われるがままフラフラと熱に浮かされて医務室へと入って行った。

 :::

「ささ、お茶をどうぞ王子」

「あぁ頂こう…」

 医務室の休憩室で爺医師がアコロ王子に紅茶を勧める。
 それを興奮を隠す様にアコロ王子が口を付ける。
 紅茶で口の中を水分で満たす。
 喉を潤しているのに、逆に口の中がからからになっている気がする。
 そして立ち上がり始めていた陰茎は、すっかりその存在を強調していた。

 ハァハァとアコロ王子の息が荒くなる。
 クワガタに挟まれてから敏感になった乳首も服に擦れてジンジンする。

 誰かに何とかして欲しい!

 そして目の前には確実に求めている刺激を与えてくれる相手が居た。

「どうされました、王子?」

「む、胸が…」

「胸がどうされたのですか?」

「いや、クワガタに挟まれた古傷が疼いて…」

「それは大変だ!今すぐ診ましょう!!」

 素早い手つきで爺医師がアコロ王子の服の前を開けさせる。

「ち、乳首。アコロ王子の乳首がこんなにぷっくり膨らんで……ハァハァ…腫れているのですぐに処置いたします」

 爺医師がジェルを掌に伸ばす。
 そしてその手をアコロ王子の乳首へと伸ばした。

 ニュルニュル…

「~~~~~っ!!!」

 乳首が爺医師によって嬲られる。
 ジェルがニュルニュルと手の動きを手助けし、乳首に刺激を与える。
 指で弾いたり。
 摘まんだり。
 コリコリとアコロ王子の乳首を爺医師の手が弄ぶ。

 その快感に、アコロ王子は声を出さないようにするので精一杯であった。

 コレだ。
 コレが求めていた快感だ!

「し、下が熱くて」

「ではベッドに寝て下さい!」

 爺医師は何処にそんな力があるのか、アコロ王子をお姫様抱っこするとベッドに押し倒した。
 そして下腿の衣類を早業で器用に脱がし、そそり立った陰茎を前に目を輝かす。

「先っぽが、私しか見た事のないピンクの先っぽが皮から顔を出していて、何といやらしい…ハァハァ、ではこちらにもジェルを塗り込みましょう!!」

 ニュルルル

「ふぉぉぉぉぉぉっ!」

 快楽がアコロ王子を襲う。
 自分でやるのとは段違いの快感だ。
 皮を丁寧に剥かれて、露になったピンクの先っぽを中心的に刺激を加えられる。
 何と言う快感。

「も、もう堪らんですぞ!!」

 ジュプジュプジュプ

 マスクを外した爺医師がアコロ王子の陰茎を口に含み、ストロークをしながら吸い上げる。
 舌を使い器用に先っぽを転がして、皮と陰茎の間を舌の先っぽでなぞっていく。

「あぁぁぁ、私の美しい陰茎が、こんな爺の口に!私の初めてのフェ〇が爺の口だ何てっ!!」

 そうアコロ王子は口での愛撫は初めてだった。
 真性包茎だったアコロ王子の陰茎は、皮の内部に恥垢が溜まって臭いがきつかったため、ミキティアは何度頼んでも口ではしてくれなかった。
 よって今回の爺医師のフ〇ラがアコロ王子にとっては初めてなのである。
 そしてその強い快感。
 人の口の中と言うのはこうも気持ちの良いモノなのか!?

 爺医師の唾液とアコロ王子の先走りの液とジェルがたらたら尻の方に流れて、もう秘孔はすっかり濡れそぼっていた。
 
 その秘孔に爺医師の指が伸びる。

 ヌププ

 指が簡単に秘孔に飲み込まれる。

「おおおおおおおっ!!」

 意外と長い節くれだった爺医師の指はアコロ王子の秘孔の中で蠢き、誰も触れたこと無いしこりを探し出し、コリコリとそのしこりを刺激した。

「んはぁぁあぁあぁっ!!」

 ドピュ

 しこりを刺激されてアコロ王子はすぐに達してしまった。
 己での自慰では一切達せなかったのに、爺医師によってあっさりと射精させられてしまったのだ。

「なぜ、美しい私が、何故、美女ではなく爺の口と指でイくのだ……」

 呆然とアコロ王子が呟く。
 そう、アコロ王子は自慰以外何もして無かった訳ではない。
 最近相手をしてくれないミキティアとの交わりの空白を埋めるため、他の女と関係を持った。
 だがどの女も緩く感じ、達する事が出来なかったのだ。

 もう、この爺が相手でなくては自分は達せないのか?

 薄れゆく意識の中でアコロ王子は絶望を抱いた。

 :::

「ハァハァ、アコロ王子…何と艶めかしい、私のモノが現役ならこのピンクの孔にモノをぶち込んで奥の奥まで突き上げて差し上げるのに!!立たない己のモノが恨めしいですぞぉぉぉぉ!!」

 意識の失ったアコロ王子の秘孔を弄る手を止めずに医師は恨めしさを言葉にした。
 意識が無くてもアコロ王子は爺医師の指に反応して、後ろだけでビクリビクリと何度も達する。

「あぁ~何という艶めかしいお姿!必ず私のモノを現役当時迄復活させて、このピンクの孔に突き立ててやりますぞぉぉぉ!!!」

 爺医師でしか達せなくなったアコロ王子と、アコロ王子に挿入できない爺医師。
 果たしてどちらがより不幸なのであろう?
 これ以降も女では達せなくなったアコロ王子は、定期的に医務室に通う事となる。
 アコロ王子が女で勃たなくなる日も近いであろう。
 その時は子孫を残せないため王位継承権は失われれるかも知れない。
 アコロ王子は着実に破滅の道を知らずに歩み始めていた……。


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 嫌なのに感じちゃう!ビクンビクン!!
 なアコロ王子でした。
 その内、爺医師が勃つようになったら挿入は免れないでしょう。
 ざまぁは雌落ちも含まれそうな予感……(´ε`;)ウーン…
 尊厳破壊と爺以外にED…王位継承権剥奪。
 ちゃんとざまぁは出来てますな( ー`дー´)キリッ
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