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小話・季節ネタなど(後書き手の呟きとか)

ヤンデルとグレテル ※BL風味 童話パロ 番外2

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「どうせこんな事だろうと思ったわよ―――――っ!!!」

 どうしましたグレーテル、頭の血管浮かせて?
 怒ってます?

「どうせ天の声もミヤハルちゃんの味方なんでしょ!私の味方が得何処にもいない――――っ!!」

 何を言っているんですか。 
 ちゃんといますよグレーテルの味方は。
 呼べばすぐに来ますよ?
 【全知全能】が。

「あいつは私を苛めるからノーセンキュー(# ゚Д゚)!」

 何処に行っても虐められて…本当に不憫が似合いますね…………( ´,_ゝ`)プッ

「笑うな―――――っ!!」

 まぁまぁ、美形同士の絡みを見ようじゃないですか。

「確かに…確かに美形同士の絡みだけど!!私が求めてたのはイチャラブエロエロなの!兄弟で楽しくキャッキャウフフしてるの見ても少ししか滾らないじゃない!!」

 一応滾るんですね?

「体位の参考になるわ」

 色んな態勢摂りますからね、ツイスターゲーム。

「どうせするならするで荒い息と赤くなった顔と苦しそうな表情しなさいっよ!!」

 2人ともポーカーフェイスでしてますね。
 魔族に体力切れ願うのは無理がありますよ。
 しかも2人とも上位魔族ですし。

「もう絡みじゃなくてヨガの領域よあのポーズ!!」

 うーん足とか腕とかどうやって絡み合っているのか今一不明です。
 ヨガはヨガでもパワーヨガのイリュージョンですね。

「うえ――――ん!エッチくないよぉぉぉぉぉおっぉおおぉぉっ!!」

 そんな理由で号泣する大人グレーテルくらいですよ?

「今はグレーテルだから子供で良いんだもん!!」

 あ、開き直った。
 まぁまぁ、天の声が39℃の熱を出して行ったインテッ〇スで入手した薄い本貸してあげますからそう怒らずに。

「その後1週間寝込んだのよね。でも貴腐人として正しい行いだわ。そして買った本の内容は?」

 呪術〇戦の5Uです。
 エチエチもありますよ。

「読む読む読む読む♡♡」

 四足歩行で迫って来ないで下さい!
 ビビるじゃないですか!!

「5ジョー先生のエチエチ♡堪らないわよねぇ♡Uジ君の筋肉質な体も堪らないわ(*´Д`)ハァハァ♡」

 はいはい、機嫌治ったんならあっち行きましょうね~。
 あ、魔王宰相兄弟はもうツイスターゲーム止めてもらって結構ですよ。
 それにしてもエントビースドはミヤハルの頼みだから分かりますが、魔王は良くツイスターゲームするの了解しましたね。

「あぁ、姉上から今後リコリスといちゃつきたい時にすれば良いと伝えられたからな。確かにこれはリコリスとするのは楽しそうだ。リコリスも喜んでくれるだろう」

 本当にリコリスにしか興味ないですね。

「皆こんなものだろう?運命の番だぞ?」

 天の声は1回失敗してますので運命の番は居ないのですよ( ノД`)シクシク…

「確か×1と言うヤツだな」

 声に出さないで下さい魔王。
 傷つきますよ?
 天の声が傷ついたら魔王がリコリスといちゃつく話は当分書きませんよ?

「天の声は年を取るごとに魅力的になる。×1など気にする必要性はないと思うぞ」

 本当皆さん欲望に忠実で掌クルクルですね。
 まぁ良いですけど。
 天の声は猫と腐女子の友達が居れば生きていけます。

「では私たちはこれで消えるとするか。ハルの願いも聞き届けたしな。ご褒美が今から待ち遠しい」

 あら、ご褒美貰えるんですか?

「久しぶりにオムライスを作って貰う」

 うわ~惚気ですよ惚気。
 そう言えば貴方の好物はミヤハルの手料理なんでしたね。

「特にオムライスが好きだ」

 ポーカーフェイスなのにオーラがピンク。
 幸せそうで良い事です。
 しっかりオムライス堪能して下さい。

 さぁグレーテルも邪魔せずヘンゼルも上手く行きましたし、これにて『ヤンデルとグレテル』は終了ですね。
 次は何書きましょうかね?
 期待せずにお待ちください。
 ではでは(@^^)/~~~
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