204 / 279
その後
最年長シンデレラが行く!9 童話パロ
しおりを挟む
もうキャラが勝手に動くのでどう締めたら良いか分からない天の声です。
今日は義姉1の方を中心的に見ていくとしましょう。
「昨日から剣振ってるよん」
【全知全能】に剣で挑む気ですか?
自殺行為ですよ、あの男シンデレラ以外に興味ないんですから。
「でも義妹がピンチなのに姉が守ってあげなきゃ誰が守るのん?」
本当に性格が良い。
登場当時チャラい兄ちゃんだったのに。
やっぱり女としての人生経験も積むと人格構成にも変化が起きるんですかね?
「それ、今関係ないでしょーが!」
顔真っ赤ですよ義姉1、誰の事を考えました?
「分かってて聞くのは苛めだと思うんね?」
天の声の胸に刃が刺さりました。
無垢な言葉の刃って痛い( ノД`)シクシク…
「べ、別に天の声泣かそうと思った訳じゃ無いから泣かんで、ね?」
小首傾げて上目遣いとか!
狙ってやってないのが怖い!
コレか、コレに落ちたのかドS司書!!
「いまアムカさん関係なく無いん?」
いやぁそれが有ると言えば有ります。
と言う訳で義姉1は食後の空腹を満たすため汗を流して着替えて、中華料理屋に向かえば良いと思いますよ?
はい、これビュッフェのチケットです。
「え、コレくれるんの?やったーありがとね、天の声!」
本当に素直だ事。
まぁコレで1つ目の種まき成功ですね。
それでは次は義姉2の所から中継したいと思います。
:::
「魔法使いさんてどうやって探すんでしょう?呼べばでてきてくれるんでしょうか?」
多分出てきますよ。
「わ、天の声さん、いきなりなんで驚いたです!」
それは失礼しました。
で、呼んでみてはいかがですか?
「どちらに向かって呼べばよいでしょうか?」
んじゃ天に向かってどうぞ。
「魔女さ――――ん!助けて下さ――――い!!」
「良いだろう義姉2」
「ひゃぁ、魔法使いさんですか?うわぁ、似合いますね魔王!やっぱり黒が1番似合います♫」
「そ、そうか?…ではなく何の用だ義姉2よ?」
「え、と、シンデレラさん助けて下さい。結婚は好きな人とするものです。シンデレラさんは王子と結婚したくないって言ってます。だったら私はこの結婚を止めたいです」
「良いだろう。その願い聞き入れても良い、が、条件がある」
「条件…………」
ゴクリと義姉2は唾を飲み込みます。
魔法使いとの契約。
それはそれは恐ろしいものとこの世界では誰もが知っているのです。
皆さん1度「yes高〇クリニック☆」の件は忘れて下さい。
魔法使いとの契約は怖いものなのです。
大切な事なので2回言わせて貰いました。
「では――――――――――」
「そ、それで良いんですか?」
「やるのかやらないのか、どちらだ?」
「勿論契約します!」
「それでは探し物の旅、と行こうか義姉2」
「はい、でも義姉1さんとシンデレラさんに声をかけてからで良いですか?晩御飯になっても帰って来なかったら2人とも心配します」
「おい、天の声。シンデレラとはこう言う家族設定だったか?」
違いますよ。
前に説明したでしょ?
義姉1は足の指を切って、義姉2は踵を切って、最後に鳥に目玉を抉られるんですよ。
「目玉、目玉…回復の術で回復するでしょうか…………?」
「そんな事は私がさせん!義姉2、私の傍を離れるなよ。私がお前をずっと守ってやる」
「は…ハイ………………」
青春ですねぇ。
それでは義姉の2人、ミッション頑張って下さいね~。
次回は少し進展するかもですよ☆
今日は義姉1の方を中心的に見ていくとしましょう。
「昨日から剣振ってるよん」
【全知全能】に剣で挑む気ですか?
自殺行為ですよ、あの男シンデレラ以外に興味ないんですから。
「でも義妹がピンチなのに姉が守ってあげなきゃ誰が守るのん?」
本当に性格が良い。
登場当時チャラい兄ちゃんだったのに。
やっぱり女としての人生経験も積むと人格構成にも変化が起きるんですかね?
「それ、今関係ないでしょーが!」
顔真っ赤ですよ義姉1、誰の事を考えました?
「分かってて聞くのは苛めだと思うんね?」
天の声の胸に刃が刺さりました。
無垢な言葉の刃って痛い( ノД`)シクシク…
「べ、別に天の声泣かそうと思った訳じゃ無いから泣かんで、ね?」
小首傾げて上目遣いとか!
狙ってやってないのが怖い!
コレか、コレに落ちたのかドS司書!!
「いまアムカさん関係なく無いん?」
いやぁそれが有ると言えば有ります。
と言う訳で義姉1は食後の空腹を満たすため汗を流して着替えて、中華料理屋に向かえば良いと思いますよ?
はい、これビュッフェのチケットです。
「え、コレくれるんの?やったーありがとね、天の声!」
本当に素直だ事。
まぁコレで1つ目の種まき成功ですね。
それでは次は義姉2の所から中継したいと思います。
:::
「魔法使いさんてどうやって探すんでしょう?呼べばでてきてくれるんでしょうか?」
多分出てきますよ。
「わ、天の声さん、いきなりなんで驚いたです!」
それは失礼しました。
で、呼んでみてはいかがですか?
「どちらに向かって呼べばよいでしょうか?」
んじゃ天に向かってどうぞ。
「魔女さ――――ん!助けて下さ――――い!!」
「良いだろう義姉2」
「ひゃぁ、魔法使いさんですか?うわぁ、似合いますね魔王!やっぱり黒が1番似合います♫」
「そ、そうか?…ではなく何の用だ義姉2よ?」
「え、と、シンデレラさん助けて下さい。結婚は好きな人とするものです。シンデレラさんは王子と結婚したくないって言ってます。だったら私はこの結婚を止めたいです」
「良いだろう。その願い聞き入れても良い、が、条件がある」
「条件…………」
ゴクリと義姉2は唾を飲み込みます。
魔法使いとの契約。
それはそれは恐ろしいものとこの世界では誰もが知っているのです。
皆さん1度「yes高〇クリニック☆」の件は忘れて下さい。
魔法使いとの契約は怖いものなのです。
大切な事なので2回言わせて貰いました。
「では――――――――――」
「そ、それで良いんですか?」
「やるのかやらないのか、どちらだ?」
「勿論契約します!」
「それでは探し物の旅、と行こうか義姉2」
「はい、でも義姉1さんとシンデレラさんに声をかけてからで良いですか?晩御飯になっても帰って来なかったら2人とも心配します」
「おい、天の声。シンデレラとはこう言う家族設定だったか?」
違いますよ。
前に説明したでしょ?
義姉1は足の指を切って、義姉2は踵を切って、最後に鳥に目玉を抉られるんですよ。
「目玉、目玉…回復の術で回復するでしょうか…………?」
「そんな事は私がさせん!義姉2、私の傍を離れるなよ。私がお前をずっと守ってやる」
「は…ハイ………………」
青春ですねぇ。
それでは義姉の2人、ミッション頑張って下さいね~。
次回は少し進展するかもですよ☆
0
お気に入りに追加
3,960
あなたにおすすめの小説

リストラされた聖女 ~婚約破棄されたので結界維持を解除します
青の雀
恋愛
キャロラインは、王宮でのパーティで婚約者のジークフリク王太子殿下から婚約破棄されてしまい、王宮から追放されてしまう。
キャロラインは、国境を1歩でも出れば、自身が張っていた結界が消えてしまうのだ。
結界が消えた王国はいかに?

そろそろ前世は忘れませんか。旦那様?
氷雨そら
恋愛
結婚式で私のベールをめくった瞬間、旦那様は固まった。たぶん、旦那様は記憶を取り戻してしまったのだ。前世の私の名前を呼んでしまったのがその証拠。
そしておそらく旦那様は理解した。
私が前世にこっぴどく裏切った旦那様の幼馴染だってこと。
――――でも、それだって理由はある。
前世、旦那様は15歳のあの日、魔力の才能を開花した。そして私が開花したのは、相手の魔力を奪う魔眼だった。
しかも、その魔眼を今世まで持ち越しで受け継いでしまっている。
「どれだけ俺を弄んだら気が済むの」とか「悪い女」という癖に、旦那様は私を離してくれない。
そして二人で眠った次の朝から、なぜかかつての幼馴染のように、冷酷だった旦那様は豹変した。私を溺愛する人間へと。
お願い旦那様。もう前世のことは忘れてください!
かつての幼馴染は、今度こそ絶対幸せになる。そんな幼馴染推しによる幼馴染推しのための物語。
小説家になろうにも掲載しています。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。

聖女のわたしを隣国に売っておいて、いまさら「母国が滅んでもよいのか」と言われましても。
ふまさ
恋愛
「──わかった、これまでのことは謝罪しよう。とりあえず、国に帰ってきてくれ。次の聖女は急ぎ見つけることを約束する。それまでは我慢してくれないか。でないと国が滅びる。お前もそれは嫌だろ?」
出来るだけ優しく、テンサンド王国の第一王子であるショーンがアーリンに語りかける。ひきつった笑みを浮かべながら。
だがアーリンは考える間もなく、
「──お断りします」
と、きっぱりと告げたのだった。

聖女に負けた侯爵令嬢 (よくある婚約解消もののおはなし)
蒼あかり
恋愛
ティアナは女王主催の茶会で、婚約者である王子クリストファーから婚約解消を告げられる。そして、彼の隣には聖女であるローズの姿が。
聖女として国民に、そしてクリストファーから愛されるローズ。クリストファーとともに並ぶ聖女ローズは美しく眩しいほどだ。そんな二人を見せつけられ、いつしかティアナの中に諦めにも似た思いが込み上げる。
愛する人のために王子妃として支える覚悟を持ってきたのに、それが叶わぬのならその立場を辞したいと願うのに、それが叶う事はない。
いつしか公爵家のアシュトンをも巻き込み、泥沼の様相に……。
ラストは賛否両論あると思います。納得できない方もいらっしゃると思います。
それでも最後まで読んでいただけるとありがたいです。
心より感謝いたします。愛を込めて、ありがとうございました。
将来を誓い合った王子様は聖女と結ばれるそうです
きぬがやあきら
恋愛
「聖女になれなかったなりそこない。こんなところまで追って来るとはな。そんなに俺を忘れられないなら、一度くらい抱いてやろうか?」
5歳のオリヴィエは、神殿で出会ったアルディアの皇太子、ルーカスと恋に落ちた。アルディア王国では、皇太子が代々聖女を妻に迎える慣わしだ。しかし、13歳の選別式を迎えたオリヴィエは、聖女を落選してしまった。
その上盲目の知恵者オルガノに、若くして命を落とすと予言されたオリヴィエは、せめてルーカスの傍にいたいと、ルーカスが団長を務める聖騎士への道へと足を踏み入れる。しかし、やっとの思いで再開したルーカスは、昔の約束を忘れてしまったのではと錯覚するほど冷たい対応で――?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる