198 / 279
その後
最年長シンデレラが行く!3 童話パロ
しおりを挟む
このままでは姉2人が死んでしまいます。
急遽、舞踏会の招待状がシンデレラの邸にも届けられたのでした。
「きゃ~やっと来たわ招待状♡」
シンデレラがクルクルと招待状を抱きしめた周ります。
本当に嬉しそうですね。
「だって王子様よ王子様!!!!」
近い近い!
天の声と物理的に距離を近く出来るとはどういう理屈ですか!
鼻息荒いんですよ!!
「ちょっと~女の子に鼻息とか言うとかないわ~」
女の子…女の子ですね。
22歳は女の子、ですかね?
まぁ天の声的には女の子のゾーンに入ると思いますよ?
でもその時代に22歳は女の子なんですか?
たしか十代で結婚が基本ですよね?
20歳を過ぎて結婚してないのは魔国では行き遅r―――っ!!!!
く、苦しいっ!
どんな技ですかソレっ!?
「私と特に何もしてないけど?」
と言う事はシンデレラを貶めた事を怒った誰かが天の声に攻撃を図った、と。
空気吸えなくするとかとんだ神業ですね。
まぁ出来そうな相手は想像できるんですが…。
「きっと私の王子様ね♡」
その言葉、撤回しなくて良いですか?
言質取って良いですか?
「良いわよ~私と王子様のハッピーエンドよろしくね~♡」
後で後悔すると思うんですけどねぇ(・∀・)ニヤニヤ
まぁ話を進めましょう。
「シンデレラは舞踏会いけないみたいよん♪」
「え~と家を全部綺麗にしないと駄目、みたいです」
姉1・2がシンデレラの舞踏会参加を阻みます。
家全体を綺麗にするなんて舞踏会の時間に間に合いません。
ダークマターによってキッチンはマックロクロスケ出ておいで状態なんですから。
あ、【復元】使っちゃ駄目ですよ?
「せっかくお母様(概念)の形見のドレスを見つけたのに!!」
そして姉1・2は綺麗に着飾ってお城に向かいました。
馬車使わないんですね。
流石武闘派2人です。
騎士団長と武神では馬車が遅く感じるそうです。
そんな訳で走って城に行った姉たちを見送りながらシンデレラは涙ながらにキッチンを掃除するのでした。
「無理よ~高圧洗浄機誰か出して~」
それ出せるの貴方だけですから。
「魔女さん速く~!!」
まだ掃除10分も経ってないですよ?
まぁ話が進まないので魔女が泣いてるシンデレラの前に現れます。
漆黒のローブに身を包んだ夜色の髪に月色の瞳の美丈夫です。
「あ、魔王君が魔女なのね」
「………本当にこの呪文であってるのか天の声?」
はい、変身と言えばこの呪文です。
嫌々そうに魔女が杖を振りました。
「yes!高〇クリニーック!!」
キラキラキラ✨
光にシンデレラが包まれます。
そして光が収まるとそこには豪奢なドレスとアクセサリーを纏ったシンデレラが居ました。
キッチンも綺麗になってます。
流石は〇須医院長!
「辱められた気分になるのは何故だ………?」
気にしない気にしない。
それより馬車出して。
「あ、カボチャね?」
「いえ、金を握らせて普通に馬車を呼びました」
「夢が無いわね~まぁ城まで連れて行ってくれるなら良いわ♡」
こうしてばカボチャっぽい外装の馬車に乗ったシンデレラは城へと向かうのでした。
急遽、舞踏会の招待状がシンデレラの邸にも届けられたのでした。
「きゃ~やっと来たわ招待状♡」
シンデレラがクルクルと招待状を抱きしめた周ります。
本当に嬉しそうですね。
「だって王子様よ王子様!!!!」
近い近い!
天の声と物理的に距離を近く出来るとはどういう理屈ですか!
鼻息荒いんですよ!!
「ちょっと~女の子に鼻息とか言うとかないわ~」
女の子…女の子ですね。
22歳は女の子、ですかね?
まぁ天の声的には女の子のゾーンに入ると思いますよ?
でもその時代に22歳は女の子なんですか?
たしか十代で結婚が基本ですよね?
20歳を過ぎて結婚してないのは魔国では行き遅r―――っ!!!!
く、苦しいっ!
どんな技ですかソレっ!?
「私と特に何もしてないけど?」
と言う事はシンデレラを貶めた事を怒った誰かが天の声に攻撃を図った、と。
空気吸えなくするとかとんだ神業ですね。
まぁ出来そうな相手は想像できるんですが…。
「きっと私の王子様ね♡」
その言葉、撤回しなくて良いですか?
言質取って良いですか?
「良いわよ~私と王子様のハッピーエンドよろしくね~♡」
後で後悔すると思うんですけどねぇ(・∀・)ニヤニヤ
まぁ話を進めましょう。
「シンデレラは舞踏会いけないみたいよん♪」
「え~と家を全部綺麗にしないと駄目、みたいです」
姉1・2がシンデレラの舞踏会参加を阻みます。
家全体を綺麗にするなんて舞踏会の時間に間に合いません。
ダークマターによってキッチンはマックロクロスケ出ておいで状態なんですから。
あ、【復元】使っちゃ駄目ですよ?
「せっかくお母様(概念)の形見のドレスを見つけたのに!!」
そして姉1・2は綺麗に着飾ってお城に向かいました。
馬車使わないんですね。
流石武闘派2人です。
騎士団長と武神では馬車が遅く感じるそうです。
そんな訳で走って城に行った姉たちを見送りながらシンデレラは涙ながらにキッチンを掃除するのでした。
「無理よ~高圧洗浄機誰か出して~」
それ出せるの貴方だけですから。
「魔女さん速く~!!」
まだ掃除10分も経ってないですよ?
まぁ話が進まないので魔女が泣いてるシンデレラの前に現れます。
漆黒のローブに身を包んだ夜色の髪に月色の瞳の美丈夫です。
「あ、魔王君が魔女なのね」
「………本当にこの呪文であってるのか天の声?」
はい、変身と言えばこの呪文です。
嫌々そうに魔女が杖を振りました。
「yes!高〇クリニーック!!」
キラキラキラ✨
光にシンデレラが包まれます。
そして光が収まるとそこには豪奢なドレスとアクセサリーを纏ったシンデレラが居ました。
キッチンも綺麗になってます。
流石は〇須医院長!
「辱められた気分になるのは何故だ………?」
気にしない気にしない。
それより馬車出して。
「あ、カボチャね?」
「いえ、金を握らせて普通に馬車を呼びました」
「夢が無いわね~まぁ城まで連れて行ってくれるなら良いわ♡」
こうしてばカボチャっぽい外装の馬車に乗ったシンデレラは城へと向かうのでした。
0
お気に入りに追加
3,965
あなたにおすすめの小説
貴方を捨てるのにこれ以上の理由が必要ですか?
蓮実 アラタ
恋愛
「リズが俺の子を身ごもった」
ある日、夫であるレンヴォルトにそう告げられたリディス。
リズは彼女の一番の親友で、その親友と夫が関係を持っていたことも十分ショックだったが、レンヴォルトはさらに衝撃的な言葉を放つ。
「できれば子どもを産ませて、引き取りたい」
結婚して五年、二人の間に子どもは生まれておらず、伯爵家当主であるレンヴォルトにはいずれ後継者が必要だった。
愛していた相手から裏切り同然の仕打ちを受けたリディスはこの瞬間からレンヴォルトとの離縁を決意。
これからは自分の幸せのために生きると決意した。
そんなリディスの元に隣国からの使者が訪れる。
「迎えに来たよ、リディス」
交わされた幼い日の約束を果たしに来たという幼馴染のユルドは隣国で騎士になっていた。
裏切られ傷ついたリディスが幼馴染の騎士に溺愛されていくまでのお話。
※完結まで書いた短編集消化のための投稿。
小説家になろう様にも掲載しています。アルファポリス先行。
そろそろ前世は忘れませんか。旦那様?
氷雨そら
恋愛
結婚式で私のベールをめくった瞬間、旦那様は固まった。たぶん、旦那様は記憶を取り戻してしまったのだ。前世の私の名前を呼んでしまったのがその証拠。
そしておそらく旦那様は理解した。
私が前世にこっぴどく裏切った旦那様の幼馴染だってこと。
――――でも、それだって理由はある。
前世、旦那様は15歳のあの日、魔力の才能を開花した。そして私が開花したのは、相手の魔力を奪う魔眼だった。
しかも、その魔眼を今世まで持ち越しで受け継いでしまっている。
「どれだけ俺を弄んだら気が済むの」とか「悪い女」という癖に、旦那様は私を離してくれない。
そして二人で眠った次の朝から、なぜかかつての幼馴染のように、冷酷だった旦那様は豹変した。私を溺愛する人間へと。
お願い旦那様。もう前世のことは忘れてください!
かつての幼馴染は、今度こそ絶対幸せになる。そんな幼馴染推しによる幼馴染推しのための物語。
小説家になろうにも掲載しています。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
自業自得って言葉、知ってますか? 私をいじめていたのはあなたですよね?
長岡更紗
恋愛
庶民聖女の私をいじめてくる、貴族聖女のニコレット。
王子の婚約者を決める舞踏会に出ると、
「卑しい庶民聖女ね。王子妃になりたいがためにそのドレスも盗んできたそうじゃないの」
あることないこと言われて、我慢の限界!
絶対にあなたなんかに王子様は渡さない!
これは一生懸命生きる人が報われ、悪さをする人は報いを受ける、勧善懲悪のシンデレラストーリー!
*旧タイトルは『灰かぶり聖女は冷徹王子のお気に入り 〜自業自得って言葉、知ってますか? 私をいじめていたのは公爵令嬢、あなたですよ〜』です。
*小説家になろうでも掲載しています。
偽物と断罪された令嬢が精霊に溺愛されていたら
影茸
恋愛
公爵令嬢マレシアは偽聖女として、一方的に断罪された。
あらゆる罪を着せられ、一切の弁明も許されずに。
けれど、断罪したもの達は知らない。
彼女は偽物であれ、無力ではなく。
──彼女こそ真の聖女と、多くのものが認めていたことを。
(書きたいネタが出てきてしまったゆえの、衝動的短編です)
(少しだけタイトル変えました)
婚約破棄はまだですか?─豊穣をもたらす伝説の公爵令嬢に転生したけど、王太子がなかなか婚約破棄してこない
nanahi
恋愛
火事のあと、私は王太子の婚約者:シンシア・ウォーレンに転生した。王国に豊穣をもたらすという伝説の黒髪黒眼の公爵令嬢だ。王太子は婚約者の私がいながら、男爵令嬢ケリーを愛していた。「王太子から婚約破棄されるパターンね」…私はつらい前世から解放された喜びから、破棄を進んで受け入れようと自由に振る舞っていた。ところが王太子はなかなか破棄を告げてこなくて…?
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる